先日も、家の玄関先にプレゼントが届いていました。
今回のは子供用ヨーグルトのカラです。最近は暑いので、アイスキャンディーの包装紙とかバーなどもよくあります。
あとは、リンゴの皮だったり、みかんの皮だったり、鮭の皮の時もそういえばあったなぁ。
最初の頃は、それがプレゼントなのだという事に気づきませんでした。そうとうな突風が吹いてきて、4階まで舞い上がってきたのかな?と思ったり。でもそうなら、色々なものが飛んで来たっておかしくないですよね!?
ある日、いつも同じ場所に一つだけポツンと食べ物関連のものが「置いて」あるというパターンに気がつきました。しかも、置いてあるモノには、いつも妙な穴があいているぞ...
それは、くちばしで運んだ時の穴。
そう、食べ物を置いていってたのはカラス君!犬達のお友達 “カラス君” からのプレゼントだったのです。
今は、生ゴミを出す日はどこの地域もカラスや猫達からの被害がでないようにきちんと網や入れ物に入れるようになってきていますから、そうとう大変な思いをしてプレゼントを探して持って来てくれているのだろうなーと思うと、すぐに捨てるのは気が引けてしまって、届いた時はしばらくそのままに置いておいたりしています。
生ゴミ&カラスの組み合わせは、一般的にはちょっとキモイかもしれませんが、心がほんわかしますよ〜。
ワン達は、時々ベランダに出て遊んでいますが、たまにカラスさんが一羽やってきて、一緒に遊んでくれるのです。
というか、どう見てもワン達が遊ばれているとしか思えないけど、彼らはエンジョイしている様です。
勢いをつけてビューンと低空飛行してきて、それを犬達がワンワン吠えながら追いかける、というのを楽しそうに何度もやるんですよね。
最近は猛暑続きでベランダはまるで石焼ビビンバができるんじゃないかと思ってしまうくらいに熱くなっているから、あまりベランダに出て遊べないけれど、プレゼント持ってきてくれたんですね。
余談ですが、昔近所の小学生の女の子がカラスを肩に乗せて嬉しそうに歩いていました。
怪我をした子を保護して飼っていたそうです。お母さんはキモチ悪くてしかたがなかったけれど、子供の心を最優先にしたかったから、がんばって何も言わずに見守っていたそうです。
その女の子、今では立派な獣医さんになって、世界をまたにかけて活躍しています。
犬もカラスも人間も、互いを尊重しあってあたたかい気持ちが流れてていると、心のほんわかの輪がどんどん広がっていくんですね!