「卒業アルバム、ぜんぶ捨てちゃった!」と友達に話したら、すごく驚かれました。
誰だかの住所を調べて欲しいと聞かれたので、そう答えたのです。
そしたら、「えっ!?フツーは捨てないよね!?」と、返ってきたんだけど、彼女は自分の卒アルがどこにしまってあるのかさえわからず、私に問い合わせてきたのですから、「あなたも同じようなもんでしょ?」と、心の中でクスッと笑っちゃいました。
ところで....
あなたは卒業アルバムって大事にとってありますか!?
過去の自己イメージを捨てる為に卒アル捨てた
卒業アルバムを全部捨てたのは、スッキリした暮らしをしようと決意した6年ほど前のことです。
とはいえ、それはきっかけに過ぎず、卒アルを捨てた本当の理由は、
「自己イメージ」をアップグレードさせるためです。
私の両親は、子供の頃の私になぜだか「勉強しなくていい」といつも言っていました。昔の人なので、女の子はガリガリ勉強などしないで、優しく可愛くいて欲しいと願っていたようです。
ついうっかり宿題などやっていたら、母が部屋に来て「勉強なんかしてないで、早く寝なさ〜い♪」とやめるように声をかけてきたりするような環境でした。
NLPや催眠療法を学んだことがある方ならご存知かと思いますが、「◯◯しなくていいんだよ〜」というソフトな言い方は、洗脳方法の一つです(笑)。
そう声がけされると、言われた方は「◯◯してはいけないんだな」と思い込むのです。
繰り返しそんなメッセージを受け取っていると、やがて無意識にその思い込みが根付いてしまいます。
勉強禁止令が発令されているわけですから、学生時代は勉強しないように心がけてきました。
だから、学生時代の私は、ずっと「自分の力を出し切っていない」状態だったのです。
「トライしたけどできない」よりも、「何もせず何も成し遂げられない」方が、不完全燃焼感があるものです。
そんなこんなで、10代の私はとても自己イメージが低かったと思います。
*暮らしの心理学にまつわる関連記事⇨ 自己イメージが高まる部屋、自己イメージが低くなる部屋、その違いとは!?
大好きな友達や先生は捨ててない
その頃の自己イメージの低さは、卒アルの最後ページについていた作文からも読み取れました。内容がなんだかネガティブなんですよね...(笑)。
それを読んだら速攻で、過去の自分を脱ぎ捨ててしまいたくなりました!
なんの躊躇もありません。
担任の先生も好きな先生ばかりだったし、友達と遊んだことや修学旅行など、楽しい思い出もいっぱいあります。もちろん初恋のアノ人も。
でも、それとこれとは別です。
友達や恩師を捨てるのではなくて、過去の自己イメージが低かった自分を捨てたかったんです。
*タオルも断捨離しちゃいました⇨ ミニマリストだった私が、ふかふかのタオルをすべて断捨離した理由
これからも自己像を高めたい
卒業アルバムを全部捨ててしまって、困ったことは一度もありません。もちろん、後悔もないです。
普通の写真は、まだとってあります。思い出を捨てたい訳ではないからです。
私が断捨離したかったのは、過去の自己イメージが低い自分、自分の力をちょっとも出していなかった自分、なのです。
自己イメージ(自己像)は、自分で書き換えられるものです。これからも、どんどんアップグレードしていけたらいいな〜。
そうしていきたいです!
*実は、資格認定書などなど書類も捨ててしまいました⇨ 私が卒業証書や資格認定証をすべて断捨離した理由