大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

愚痴ばかり話す人には裏の顔がある、肯定的コミュニケーションのための心理とは


「友人が電話をしてきて、ずーっと愚痴を話してくる」という経験、ありますか?

人とのコミュニケーションにおいて、一方的に聞きたくない話を聞かされることほど疲れることはありませんよね。

ところが、ネガティブな長話をされているにも関わらず、聞かされ続けている当の本人は「ある重要な事実」について気づいていない、というケースが多いのです。

それは、「愚痴ばかり言う友達」についての衝撃的な裏の顔です。

このことを知っていただくと、人生がとっても楽になりますので、シェアーさせてください。

 


👉愚痴をいてあげ続けている人の心理

👉愚痴をずーっとしてしまう人の心理


 

これらについて、知っておいて損はありません。

 

愚痴を聞いてあげる人の心理

 

友達が、気分的な落ち込みが激しいとき電話をしてきて長話をするけど、それを聞いてあげている、という人がいます。

話の内容は愚痴。泣き言。恨みつらみ。嫌悪。そんなネガティブな感情と言葉のオンパレードが長時間続くのです。

そんな話を聴き終わったら疲労困憊してしまい、何もできなくなってしまいます。家族団欒の時間、勉強する時間、創造性を膨らませる時間、全てが台無しに。

こんな風に、生命エネルギーを吸い取られ、貴重な生命時間を搾取されているにも関わらず「イヤ」とはなかなか言えないのです。

それはなぜかと言うと「私が聞いてあげなきゃ」という気持ちや使命感のようなものがあるから。「話を聞いてあげないと彼女/彼はダメになってしまう」という思いこみがある人も多いのです。

「え?そんなこと思うなんて信じられない!」と思いましたか?そう感じた方は、もしかしたら家族の中で責任を強いられてこなかった方ではないでしょうか。例えば、妹だったり弟だったりなどです。

子供の頃「あなたはお姉さんなんだから」と言われて育った人は、誰かに頼られると「私が何とかしてあげないと!」と、反射的に正義感を持ってしまいがちです。

そして、愚痴を話し続けるタイプの人というのは、そのような人をちゃんと見極めているのです。

どの人が「頼られ大作戦」にちゃんと反応を示してくれるのか?乗ってくれるのか?が、無意識にわかるのです。

*人間関係とコミュニケーションにまつわる関連記事⇨

omichikahori.hatenablog.com

 

愚痴をずーっと話してしまう人の心理


人に愚痴をずっと聞かせてしまう人は、

 


自分の内から生まれてくる感情の毒しくなってしまう人です。

 

なぜ苦しいのかというと、ループのように永遠に続いてしまうからです。まるで毒のプールで溺れているかのようになってしまうのです。

ときどき誰かに苦しみを分かち合ってもらい毒を吐けば、なんとかそのループを断ち切れるんじゃないか、そんなすがる気持ちを持ってしまうのです。

 
第三者 に対して、毒を吐き続ける習慣がない人の方が大多数でしょう。このような人たちは感情毒がループになる前に、「」で解決策を探していきます。

愚痴をずーっと話してしまう人はその逆で、「感情」に翻弄され続けます。

「頭」で問題を解決しようという考えは浮かんでこないくらいに感情に翻弄されてしまうのです。

無意識下では、愚痴を言い続けるのが他人にとって迷惑な行為だということを知っています。吐いているのは毒ゲロなのですから!

だからこそ、人を選んで愚痴を吐くのです。

*人間関係とコミュニケーションにまつわる関連記事⇨
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あの人は誰の前でもネガティブな人なの?

 
友人の愚痴をいつもいつも聞いてあげている人は、なんとなくそれが自分の役割のように感じています。

「こんなに弱ってる友達は助けてあげなきゃ」「話を聞いてあげなければ死んでしまうかもしれない」と思ってしまうのです。

でも、真実は違います!!!

目を覚ましてください。

 


😖
愚痴友さんは、あなた以外の友達には愚痴を言ってない
😫

 

これが真実です。

あなたは、選ばれた人材だったのです!

毒ゲロを吐いても喜んで受け止める性質の人だと認定されていたのです。

 

その役割、続けたいですか?


人は誰しも気分が落ち込むことがあったり、愚痴を聞いてもらいたい日もありますよね。

健全な友人関係では、お互いに愚痴を言ったり、逆に聞いてもらったりすることも、もちろんあるでしょう。

でも、いつもいつも相手の愚痴を聞いてあげる役割をになっているなら、それは病的な人間関係です。

「気持ち」と「思考すること」とのバランスが取れてない人たちの間で感染する病です。

愚痴を言う人も、愚痴を聞いてばかりの人も、同じ穴の狢。

これは相互関係で成り立つものなので、抜け出そうとおもったらすぐやめられるものです。


「私が話を聞いてあげなかったら死んでしまうんじゃないか」と思ってしまうのは、相手がそう思わせるのが上手いから。

愚痴を語り続けるアノ子は、あなた以外のお友達とは楽しい時間を共有しています。

楽しい時間を共有するお友達には、もちろん愚痴を言ったりしません。

あなたは愚痴という毒ゲロを吐く係。そう認定された人。

毒ゲロ要員とは、一緒に楽しいことをしません。毒ゲロ係はそれのみのお相手だから。

美味しいものを食べ、楽しいことをする友達は、別の人。

この役割、これからも続けたい?それとも?

 

思い当たることありますか


「友達が長電話をしてきて、ずっと愚痴を聞かされる」というお悩みを話してくれた人には、この真実についてお伝えしています。

すると皆さん「そういえば!」と、思い当たることがあるとおっしゃるのです。


😨自分は一度も楽しい遊びに誘われたことがない、

😨結婚式に呼ばれなかった、

😨でも他の人とは旅行やショッピングに行ったりしてるし!

 

と...やっと気づくのです。

これが 「愚痴ばかり言う友達」についての衝撃的な裏の顔です。

自分だけでなく、職場のみんなに愚痴ばかり言ってるというケースもあるでしょう。でもその場合は、職場を毒ゲロ吐き場にしていて、職場以外の友達とは楽しいことをしてるはずです。

いずれにしても「裏の顔」と「表の顔」があり、相手を選んで愚痴ってるということです。

 


なぜなら、「自分は頼りにされてたんじゃなくて、ないがしろにされていたんだ!」と気づくことができるから。

 

「私がなんとかしてあげなければ」などという余計な感情におさらばすることができ、自分の生命時間をもっと有意義に使うことだけを考えられるようになります。

もしも、周りの人で愚痴をずっと聞かされて困っている人がいたら、ぜひ教えてあげてください。


*この記事の続編です⇨
「お寄せいただいた質問への回答」

omichikahori.hatenablog.com