ヨーロッパでの旅の醍醐味は列車の旅だと聞いたことがある。
だから思いきってこの経路(プラハ→ウィーン間)の移動は、電車を使ってみることにしました。
この電車の旅は、何もかもがスムーズだった今回の旅の中では、ちょっと大変だった方かもしれない。
何が大変って、駅にいるのは観光客ばかりだから、何か聞いても 「私が聞きたいくらいよぉ」と返ってくる。
かといってチェコ人には 「英語分かりません」と言われ、セキュリティーガードに 「この列車は何番線から発車ですか?」と聞いても「知らない」という返答。
結局、乗車するまで40分くらい駅構内をウロウロしていたかも。
乗車前に結構シンドカッタので、ファーストクラス(グリーン車 の様なもの)のチケットを買う事にした。
ネットで事前に検索してみたら、普通車両に乗った人たちの感想として「電車でスーツケースを上の棚に上げるのは本当に大変だった」という意見を数件みかけたからです。
やっぱり正解でした!
この座席なら個室だしスーツケースを上の 棚に置く必要もない。
それに車窓からの眺めは噂どおり素敵なものでした。
田舎の景色を見ながら、列車は進む。
先日、世界遺産チェスキー・クルムロフへ向かったバスからも見えた情景、黄色いエリアがまた現れた。
これは西洋アブラナの花畑。菜の花畑です!
黄色い花が満開で、辺り一面が太陽のヒカリのように黄色く輝いてました。
この花はキャノーラ(Canola)で知られている、キャノーラオイルを生産 するための畑なのです。
中央ヨーロッパを訪れるなら、断然この季節がいいです。こんなに美しい黄色のお花の海。生まれて初めて見ました。
レストラン車両から、ウェイターさんが注文を取りにきてくれました。ココアを注文。お水もくれました。
車窓から、ゴージャスな自然を堪能することができました。
菜の花は年中見られるわけではないので、本当にラッキーだったと思います。心動かされる情景との出会いに感謝。
次なる旅の目的地は
さてさて、旅程の順番は前後してしましたが、今回の中欧へのイベント参加の旅の報告はこれでおしまいです。
今日これを書いているのは実は6月6日。予約投稿をしてあります。なぜかというと、明日ベトナムに旅立つからなのです。
毎夏恒例の、甥っ子を夏休みの間、預かる季節がやってきました。今年は彼をベトナムまで迎えに行きます。
ヨーロッパモードからアジアンモードに切り替えなくては!
【旅の全行程】
*時系列におまとめしてそれぞれの記事に飛べるようリンクを付けました。
お仕事がらみでオーストリアを訪れました。
まず飛行機でチェコにIN。首都プラハでは元修道院だった歴史ある建物を修繕してホテルとして使っている所に宿泊しました。素晴らしきエネルギーに溢れたアンティーク鑑賞としての価値も高い場所で大満足です。
プラハの街を巡ってみて、お気に入りの街の一つになりました。プラハ城を見ながらブラブラお散歩。古いお茶カフェや絵本屋さんがあり、ずっと滞在したくなったほど。
プラハで出会ったワンちゃんと石畳の写真シェアします。
プラハからバスで行くオプショナルツアーに参加し、チェスキー・クルムロフという小さな街を散策。そこでは貴族のお城も見れました。
その後、車窓から一面まっキイロの美しい菜の花畑を眺めながらウィーンへ入りました。
ウィーンでは今回のメインイベントである大きな記念式典に出席したり、オステオパシー大学院を訪問し、フィシオエナジェティック自然療法の講義を受けたりと、楽しい時間を過ごせました。さらに仲間の素晴らしいレストランを訪問(現在は閉店)。
合間をぬってササッとセグウェイに乗って市内観光。コレめっちゃ楽しいです。ヴァッハウ渓谷のクルージングにも参加できました。渓谷の合間をぬっていくと川岸の左右に現れる美しいお城やお屋敷が美しかった。
もちろん、ウィーンでもお散歩中のワンコたちを撮影。
最終日はウィーン市内にある大きな市場を探索したり、小さなスーベニアショップで素敵な食器に出会い、スープ皿と大皿とマグカップを購入。プラハでもティーセットを買っていたため飛行機は超過料金かかっちゃいました。