大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

いつ死んでも後悔ないと言った、ワガママで楽しい父の生き方

先日、父から出てきた言葉を聞いて、すごく安堵しました。ただの思い出話と、父のワガママな生き方、の話題です。

父との想い出はカラーの記憶

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カラーの視覚記憶で残っている思い出ってありますか!?白黒の記憶ならあるよ、という方もおられるでしょうか。

子供の頃から、たまに父と2人だけでデートに出かけることがありました。ドライブしたり、ホテルの最上階でお茶したり、美味しい魚を食べに行ったり。

その時の光景は、色付きの視覚記憶として残っています。

例えばクリームソーダのポップなミドリ色と白いアイスクリームと赤いサクランボの鮮やかなコントラストとか、その当時父が乗っていたスポーツカーの鮮やかなオレンジ色とか、加山雄三さん一家が経営されていた今はなき茅ヶ崎パシフィックホテルの売店で買ってもらった、シルバーのスパンコールがついたハンドバッグが、キラキラ輝いてる様子とか。

こんな風に視覚の記憶が鮮明です。楽しかった想い出なので、カラーが鮮明な映像記憶として残るのかな。

いやな記憶を思い出してみたら、白黒だったり薄暗い感じでぼんやりした輪郭の記憶映像しかありません。

 

父と2人で出かけるデートは今も続いてる


現在でも少なくとも月に一度は2人で出かけています。ゴハンを食べたり、そのあとお茶したり、おしゃべりしたり。

先日のデートのとき、なぜかバブル期の話題になり、あのころの「超バブリー」な想い出話しで盛り上がりました。

ただ、父はバブル経済の恩恵を受けていようが、年金暮らしになろうが、基本姿勢はまったく同じです。

 


「自分がしたい事だけをして生きている」

 


このことを常に宣言し実行してきました。


行きたいところへ行く、やりたい事をやる、「そうしたくなったらすぐやること」が、わしの健康法やで、とか言っていましたね。

 

家でも眠くなったら寝る、起きたくなった時に起きる、食べたくなったら食べる、などなど、わがままいっぱいです。

周囲には迷惑をかけそうな健康法(!?)のおかげなのか、いつも元気でエネルギッシュ。今でも勢力的にあちらこちらに動いています。

父の言葉

 

そして先日会ったとき、思わず嬉しくなってしまったある発言がありました。


「さんざん楽しいことばっかりしてきたから、オレはいつ死んでもまったく後悔はないよ。」

 

ニコニコ顔で、そう力強く言っていたことです。

なんだかその言葉を聞いて、すごく安心した気持になりました。

そして、やっぱり私は父の血を引いているんだなーと。好き勝手に生きて、好きなように生活して、気ままに生きていけているのも、DNAのおかげ?なのかもしれません。

父は大の病院ギライ


1型糖尿病なのですが、あまりに病院がキライすぎて、本で学び「食べ物だけで改善」させました!欧米式の食事コントロールです。ワガママな性格の父だからこそできた事かもしれません(先生の言う事聞かないし)笑。

一型は遺伝子でなるものだし、治らないと医学的には言われています。だから、父のケースは必見もの。お医者様にも驚かれました。

多くの糖尿病の方に知っていただきたいので、これにまつわる記事を別途アップしますね。

今日は、思い出話にお付き合いいただき、ありがとうございました。