社会人になりたての頃は、先輩からよくダメ出しされたものです。しかし、ダメ出しの洗礼は年々、少なくなっていくのですよね。
誰からもダメ出しや助言をもらえなくなると、独りよがりになってしまいそうで、ちょっと怖いです。
今日は、「第三者からダメ出ししてもらえなくなった」時にもうまくいった、対処法についてお話しさせてください。
最近ダメ出ししてもらえなくなった
1つ、2つ、と歳をとるごとに「他人からダメ出しをされなくなる」という現象がどんどん進んでいきます。
私がはじめて「他人からの助言は宝だ」ということに気づいたのは、20代前半でした。ちょっと遅いでしょうか!?
ある日、新入社員の中で自分だけきつくダメ出しをされてない!ということに気づいて、これはマズイぞ!と思ったのですよね。
だって、新人ではなくなったら、あまりダメ出しされなくなっちゃう。
それに、若い時にそれをしてもらえなかったら社会人として自己成長しようとする時なのに、大きな損失になってします。
気づいてからというもの、ちゃんとダメ出しをしてもらえるような自分になるぞ!という目標を立てて努力していきました。
しかし最近になって、再びそのことが気になり始めたのです。
歳をとると、ダメ出しをくれる人がどんどん減っていきます。
今、周囲にいる人たちを思い出してみても、そのような貴重な人はゼロに近いんじゃないかな?と思います。
めっきりダメ出しされなくなってしまった今日この頃。
誰だって、自分より年上、雇用関係がない、家族でもない、相手ならダメ出しや助言はしにくいですよね。
だから、20代前半の時のように気をつけるよう努力するだけじゃぁ、全然ことは改善していかないんです。
そこで私が現在採用している方法は、「お金を払ってダメ出しをしてもらう」ことです。
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価値あるダメ出しにお金を払うという選択
他人に対しての「ダメ出し」は、あまりやりたくないことですよね。上司が部下にダメ出ししてくれるのは、お仕事で給与をもらっているから。
配偶者でさえ「ねぇ、ダメ出しお願い」と頼むと、ちょっと嫌そうな雰囲気を醸し出します。
心理的にも、ネガティブなことってあまり口に出したくないんですね。
なので、現在の私はダメ出しが欲しい時期には「お金を払わせてくれる人」を探してきて、ダメ出しをしてもらっています。
ちなみに、「お金を払わせてくれる人」っていうのは、何かご商売をしている人っていうことになります。
提供しているサービスを買ってダメ出しをしてもらうんです。
ダメ出しが欲しい時期とは、何かを改善したい時とか、新たなプロジェクト立ち上げの時。
独りよがりの考えで突っ走ってしまったりすることが無いように、ダメ出しをしていただくわけです。
お金を払ってでもダメ出ししてもらいたい3つの理由
ダメ出しはお金を払ってでも、してもらいたい3つの理由は、
1)盲点が消えて視野が広がるので見えることが増える
2)自分が気づいてないことを知る(認識する)ことができる
3)人として成長することができる
ちなみに私自身も、アドバイスや助言を求められていない相手に対して、ダメ出しはしません。
相手に嫌われちゃうリスクを追うことになってしまいますし、何より相手に対して失礼ですよね。
ですが、コンサルティングに申し込みしてくださっている方は別です。とても真剣に取り組んでくださる方ばかり。
だから私も自分が嫌われたらやだなというリスクを顧みず、相手の成長のためにダメ出しもします。真剣勝負です。
ダメ出しの洗礼は美しいもの。
だって、物事がうまくいかないことを他人や社会のせいにするのではなく、「自己責任型の思考」で、自分自身を省みることができるのですから。
あなたは、どう思いますか!?
最近ダメ出し受けていますか?
*住むところで成功するか否かが変わる、というファイナンシャルアドバイザーから聞いたとても興味深いお話です⇨