ウィーン市内から手軽に行ける観光ポイント、「ヴァッハウ渓谷」のドナウ川クルーズへ行きました。
美しいドナウ川流域「ヴァッハウ渓谷」は、2000年に ユネスコ世界遺産に登録されています。
ドナウ川のハイライトともいえる36km続くヴァッハウ渓谷は、 オーストリアを経て黒海へ注ぐ全長2,860kmの大河ドナウの一部です。
ドナウ川がもっとも美しいと言われている渓谷の両岸には、中世の佇まいをそのまま残している小さな街(村?)や古城や修道院が が点々と散らばっています。
また、途中には急斜面に広がるブドウ園もみられます。ワインづくり も古くから行われヴァッハウ・ワインと して知られています。
「シェーンビューヘル城」は、川岸ぎりぎりに建つ城。9世紀初めの建造だそうです。
持ち主は1819年にパッサウ司教からベロリンゲン伯爵に移って 今日に至るそうです。
ヴァッハウ地方は、自然と文化が美しく調和した景勝地です。
下船して小さな街「メルク」を見学。
昔ゲストハウスだったところなのか、今は一部カフェになっている。
天井のパステル調のフラスコ画が、柔らかい雰囲気を 醸し出していました。
「メルクベネディクト修道院」は、ドナウ川を見下ろす高さ60mの断崖に建っています。
メルク修道院は11世紀にベネディクト派修道院として創建され、 その後、18世紀初めにバロック様式に改築されたそうです。
図書室も見ものの一つ。
10万冊とも15万冊ともいわれる蔵書があります。宗教学、哲学、法学ばかりでなく、自然科学など広範な 分野に及んでいます。
手書きの書物もあ りました。 天井にはトローガーのフレスコ画が豪華です。
蔵書の一部が公開されていました。
気持ちのいい風が頬をなでる。川沿いをゆっくりと見学できました。
これが海だったら、私は船酔いするから無理だっただろうな。
とにもかくにも、ステキな一日でした!
【旅の全行程】
*時系列におまとめしてそれぞれの記事に飛べるようリンクを付けました。
お仕事がらみでオーストリアを訪れました。
まず飛行機でチェコにIN。首都プラハでは元修道院だった歴史ある建物を修繕してホテルとして使っている所に宿泊しました。素晴らしきエネルギーに溢れたアンティーク鑑賞としての価値も高い場所で大満足です。
プラハの街を巡ってみて、お気に入りの街の一つになりました。プラハ城を見ながらブラブラお散歩。古いお茶カフェや絵本屋さんがあり、ずっと滞在したくなったほど。
プラハで出会ったワンちゃんと石畳の写真シェアします。
プラハからバスで行くオプショナルツアーに参加し、チェスキー・クルムロフという小さな街を散策。そこでは貴族のお城も見れました。
その後、車窓から一面まっキイロの美しい菜の花畑を眺めながらウィーンへ入りました。
ウィーンでは今回のメインイベントである大きな記念式典に出席したり、オステオパシー大学院を訪問し、フィシオエナジェティック自然療法の講義を受けたりと、楽しい時間を過ごせました。さらに仲間の素晴らしいレストランを訪問(現在は閉店)。
合間をぬってササッとセグウェイに乗って市内観光。コレめっちゃ楽しいです。ヴァッハウ渓谷のクルージングにも参加できました。渓谷の合間をぬっていくと川岸の左右に現れる美しいお城やお屋敷が美しかった。
もちろん、ウィーンでもお散歩中のワンコたちを撮影。
最終日はウィーン市内にある大きな市場を探索したり、小さなスーベニアショップで素敵な食器に出会い、スープ皿と大皿とマグカップを購入。プラハでもティーセットを買っていたため飛行機は超過料金かかっちゃいました。