大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

体に合わない歯科材料を排除しようとする無意識の働きについて

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昨日は、ホリスティック歯科医院で歯の治療をしてもらいました。 左上の奥歯が欠けてしまったからです。

まずは、フィシオエナジェティックの検査で(筋肉神経の反射を診る)でどの歯科材料と私の体が合うのか?の適合性をみてもらいました。


金属を何十種類か、それを装着する時のセメントの種類、薬やレジン、あと削るときの麻酔の種類もみてもらいました。

以前に親知らずを抜いた時に、キシロカインという種類の麻酔で動悸がしたからです。

今回は体が受け入れられる別の麻酔薬を調べてから使いましたが、薬品である事にはかわりないので、すぐにホメオパシーで麻酔薬の 解毒をしてもらいました。

歯の型をとって見ると、夜寝ている間に左側に向かって歯をスライドさせる癖がある様です。

なぜそうするのか?を判断するには、知識と推測と経験にたよる事になりますが、理由の一つとして「その歯に入ってる詰め物の材質が体にあわないので、グイグイ押して取ろうとしている」ということがあるのだそうです。

そのセオリーについては何年も前に、ある歯科セミナーで教えてもらったのですが、実際にいろいろな人の歯の模型を見ながら「この人はどのように夜中に歯をスライドさせ噛み締めているか?」の説明を受けた時には、改めて人間のすごさに驚きました。

ただこれは、その「合わない」歯科材料がお口の中に入っている時はあまり感じられないのです。

でも、その問題となっている歯科材料を除去してもらうと、かなり全身が楽になるので「合わなかったんだな」ということがよーくわかります。

余談ですが、以前アメリカでポーセレン(セラミック)のインレー(部分的な詰め物)を2本入れてもらったことがありました。(1本900ドルでした)

ところが、うち1本はすぐに二次う蝕(二次カリエス)になってしまって、隙間からムシ歯が進行し神経の治療をするはめに。

材質が硬過ぎて、噛んでいるうちに自分の歯牙と材質のマージン(接合部)がぴったりと合ってこないから、歯だけが摩耗してそこに隙間ができてしまったりするからです。

もう1本の方はしばらく保っていたけれど、だんだん年月がたつにつれて、舌で触ると自分の歯牙とポーセレンとの段差ができて、その段差がどんどんひどくなってゆきました。 やがてしみるようになってしまったので、そのポーセレンのインレーを撤去してもらいましたが、その時の爽快感ったらすごかったです。

「ホ〜っ、楽になったぁ〜」って、全身がゆるみました。(900ドルもおしくないくらいの安堵感です)

時々、前歯に全部ポーセレン入れて、数ヶ月後に全部の歯がグラグラになって歯肉炎をおこして激しく歯槽骨(歯が植わっている歯の まわりの骨)を痛めてしまう人もいます。

人体には硬すぎる材質を入れる時には、噛み合わせの高さや歯ぎしりの傾向など、何度も何度も後から調整してもらう必要があるのでしょうね。

さて、昨日の私の治療の話に戻りますが、フィシオエナジェティックで適合性を調べてもらったところ、私は18Kと20Kのゴールドと、ある歯科材料会社の白金加金が体がOKの反応をみせた金属でした。

おもしろいことに、別の歯科材料会社が売っている白金加金では合わないものもいくつかあったのです。

白金加金は金と白金の入った合金ですので、微妙な配合パーセントが違うと、体がNOの反応を示すのですね。 それに、同じ白金加金でも銀と銅が配合されているものもあれば、それらが入ってないものもあるのだそうです。

金の含有量や配合が違うので、お値段も製造会社によって違います。 白金加金は確かにアレルギーや拒否反応が出にくい歯科材料だけれど、どの会社のものでも良いという訳ではないようなので、「この会社のこの材料」というふうに調べなくてはなりません。

「アルミの鍋を使うとアルミニウムが体にたまるからやめましょう」と言われるようになってから、みんな気をつけ始めました。 でも、鍋よりもっと使用頻度(!?)の多い、自分のお口の中の金属からの害を見逃していることが多いのではないかと思います。

朗報は、体の中の毒素が少ないと、適合する(すなわち体がOKを出してくれる)歯科材料の種類の数が多くなる、ということです。

それだけ、体が自分でなんとか処理する力のキャパが多いからなんです。

逆に、体内に毒素が多くたまっていると、合わない材質が多くなります。 いろいろなことを処理しきれない体だからです。歯科材料だけでなく、物質や食品に対するアレルギーの品目も増えてしまいます。

自然治癒力のキャパは、できるだけ全開に近い状態にしていたいですね! ほんと、それが美と健康の秘訣だって思います。