大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

夢のメッセンジャー、夢を日記に書き留めて自分の状態を知る

アシュリィーという名前の5歳の雄犬がいます。

彼は不思議な犬でちょっとスピリチュアルというか、意識を浮遊させたりすることがあります。(他にも犬がいますが、他の子はそのようなことはしません)

彼は非常に友好的な犬で、ドックランで遊んでいる時にガウガウ吠え立ててくる子とか、意地悪してくる子に対して「僕は君に勝とうとなんてしていないよ、友だちになろうよ」と、あらゆる手法を使って、そんな子達を説得しようとします。

遊び方を見せたり、すぐ側まで行ってわざわざお腹を見せてひょうきんに服従のポーズをとったり、マウンティングさせてあげたり...一生懸命に楽しみ方や、社会性を伝えようとします。

普通のワンちゃんなら、そんな意地悪な犬がいたら嫌がって逃げるであろう場面で彼はがんばります。

彼は猫も大好きで、家では猫のお母さんがするように、1歳の猫に毛繕いをしてあげています。(他の犬はやりません)さらに、猫の爪が痛いのを我慢して、仔猫と遊んであげています。



そんな彼は、メッセージ性の高い夢に登場することがあります。「セラピストとしての道」や「人との関わり」を表す役割(象徴)として夢に登場する事が多い様です。

 

他人に対して「不要な悩みを解決する手伝いをし勇気を与える」ような職業についている人は、常に自分自身が“中庸の状態”を保つことが必須になってきます。

 

コップの中の水をいつもいっぱいにして、その溢れ出てくる水を人々に分け与えるつもりでいると、最良のセラピーが施せるのです。

 

ところが、忙し過ぎたりがんばりすぎたりしてしまうことも人間だからあるのです。コップの水をいつも満たしておくためには、自分自身の楽しい時間をしっかり取り、自分にもたっぷり滋養を与えてあげることが必要です。

 

私の弱点の一つに「イケイケモードが過ぎてしまうこと」がありますが、そんな時はご想像のとおり、がんばり過ぎて自分のコップの水が無くなりそうになっているのに、イケイケ過ぎてしまってそれに気づかないのです。

 

そこで、許容範囲を超えてメーターの針が振り切りそうになると、アシュリィーが夢に登場するわけです。

 

そして、中庸の状態”を保てるように、最良のセラピーが施せるように、イケイケモードにストップをかけてくれるメッセージが届けられます。

 

数年前まで、朝9時から夜9時までクライアントさんを診ていた時期がありました。セラピーを施すことが楽しくて、しかもまったく疲れないのでやっていました。本当は10時〜6時と予約枠を決めていたのに、夜しかいらっしゃれない方の予約を全部受け入れていたのです。

 

まだ犬は飼っていなかったし飼うつもりさえ無かった頃の事です。そんなふうに過ごしていたある日、こんな夢を見ました。

 

海岸(七里ケ浜)の駐車場に座っていると、あちらから子犬がとぼとぼ歩いてくるのが見えました。「おいでおいで!」と呼ぶと、何かお腹から引きずりながらくたびれた様子で近づいてきます。

 

よく見ると、子犬なのにおっぱいに6匹も子豚がぶら下がっていました。私はその子犬を抱き上げて「もう大丈夫だよ、私が守ってあげるよ」と言いました。

 

夢の解釈ですが、疲れ果てた子犬は私だと思いました。子犬なのに、お乳も出ないのに、沢山の子豚に滋養を与えようとしている、私の過ぎたイケイケ状態に警告を鳴らしてくれる夢だったのです。

 

2匹の兄弟犬が我が家に来たのは、その1年後くらいです。

 

犬を飼うとは夢にも思っていなかったのに、なぜか縁があって兄犬のジョシュアをブリーダーさんに引き取りに行くことになりました。

 

おじゃましてみると、そこにはあと2匹の兄弟が残っていました。

 

そのうち1匹は弟犬で「左目の角膜が破けてしまって売り物にならない」とブリーダーさんに言われていました。スヌーピーに似た仕草の愛らしいクリーム色の弟犬でした。

 

どうしてもその弟犬を置いてくる気持ちになれなくなってしまって、結局予定外に兄犬と一緒に連れ帰ってしまったのがアシュリィーです。

 

ある日夢日記を読み返していた時に、さきほどの「子豚を引きずっていた子犬」の夢の話のところを読んで、驚きました。

 

とても不思議な夢だったから、絵も添えてしっかり記載してあったのです。

 

子犬については、「変な形でゴールデンリトリバーみたいなのに足が短足でヘンな犬」と描写してあり、夢に見たとおりに詳しく絵が描いてありました。

 

その夢のことはすっかり忘れていたけれど、その絵はまさに「アシュリィー」だったのです!まさに、夢のメッセンジャー。

 

その頃クリーム色のミニチュアダックスフンドが存在する事を知りませんでした。彼は我が家に来る前から(しかも彼が犬として生まれる前から)、私の夢の中でのメッセージを伝える役割として登場していたのです。

 

このことは、夢を書き留めていなければ気づけなかったこと。夢日記をつけることは、自分の状態を知るためのツールになりますね。

 

つい先日は、彼が大型トラックにひかれる衝撃的な夢をみました。まだ大ショックから立ち直っていませんが、正夢でないことは確かです。

 

昨日NPO法人日本エドガー・ケイシーセンターの光田会長にお話してみたところ「パートナーシップにおいて大切なものを失ってしまう可能性」についてのメッセージかもしれない、とのアドバイスをいただきました。

 

いつも光田さんに夢の話を聞いていただくと、あとから「そうだそうだ!」と、夢からのメッセージを明白に理解することができるのです。

 

今回もまさにそのとおり、実際の生活で思い当たることがありました。古いパートナーシップが死んで、新たなものが生まれてくるということ。

 

いつもこんなふうに、直感や夢で伝えられるメッセージによって、サポートしてもらっています。

 

皆様は、夢日記をつけていますか!?

 

たいていの場合は、印象深い夢であっても数日したら細かな内容は忘れ去ってしまいます。

 

書き留めておくと、すごく面白いことがあります。

 

近い関係ではないけれど知り合い、という人が亡くなった日、夢に出てくることがあります。「○○さん亡くなったんだって」という話を聞くと、夢日記を開いて確認してますが、日付はあっています。

 

ほとんど役に立たないことだけれど、「面白いなー」と思いながら夢日記を続けています。