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失恋の心の傷はお金で埋められるのか?愛とお金のたった1つの共通点とは

をとるか、それともお金をとるか。ドラマや漫画の中で囁かれるセリフでしょ?と思う人もいるでしょう。一方で、これは現実社会において語られ続けてきたクラシカルなテーマでもあります。

今日は、「愛」と「お金」についての話題です。そもそもこの2つは比べられるものなのか?

愛をとるか、お金をとるか、で一度でも悩んだことがある人、男女関係で腑に落ちない出来事を体験された方、などの参考になればと思います。


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失恋の心の傷はお金で埋められるのか?

 

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愛とお金どちらが大事?

ここのところ、何度か同じようなセリフを耳にしたので気になっていました。男女の仲で起こった問題について語られていた会話の中で、聞こえてきた言葉です。

恋愛関係が破綻しかけた時、“お金”を請求したくなるお嬢さんがいます

「金をよこせ、さもなくばこの写メを会社に送るぞ」とか、「奥さんにバラす!と脅して金を要求しようかしら」とか、お嬢さんが物騒なことをおっしゃるのです。主に不倫関係のことが多いですね。

そんなに愛した人なのに、なぜ!?脅してお金をとろうとするなんて!?と思う人が大多数かもしれません。

でも実はこれ、愛している(た)からこそ、の発想である、というケースもあるんです。

なぜならば、愛とお金にはある共通点があるからなのです。

 

愛とお金のたった1つの共通点とは

 

本来は、愛とお金は二元論として語るべきものではありません。

しかし、愛を失ったお嬢さんが辛くて苦しくて仕方がなくて、「愛をくれないなら、お金を頂戴!」ってなっている。

これは、その人の中で愛とお金が同一のものになっているから?本来は別物なのになぜ?と疑問に思う人もいるでしょう。

こうなってしまう心理的な理由は、愛とお金にはある1つの共通点があるからなのです。

 

」は、物質ではなくエネルギー

 

「お」も、エネルギー

 

どちらもエネルギーだからなんです。

愛を失った彼女は「とにかくエネルギーを頂戴」という状態になっているのです。


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omichikahori.hatenablog.com

 

愛をくれないなら、お金をください

 

それまでは、「愛」という名のエネルギーの交流があったから、エネルギーを受け取る心地よさが得られていたわけですよね。

でも、関係性が破綻したために、それが感じられなくなった。

いままで美味しいご飯を口に運んでもらっていたヒナが、餌を与えてもらえなくなった時のように。

だから、 「」という名のエネルギーをくれないんだったら、「お金」という名のエネルギーを替わりにちょうだい!っていう想いが自然とでてしまうのでしょう。

お気持ちは察します。このような想いを否定する気持ちはありません。

しかし「言葉と健康」について仕事を通じて追求しつづけている私としては、アドバイスせずにはいられませんでした。

「言い方」についてです。

 

欲しいものは脅すのではなく要求して手に入れよう


「金をよこせ、さもなくばこの写メを会社に送るぞ」って言ったんですよぉ〜、このように話してくれたお嬢さんに、こんな話しをしました。

 

 

💁‍♀️「べつに脅さなくっていいんじゃない?」

💁‍♀️「ストレートに“○○にお金が必要だからお金ちょうだい”って言ってみたら?」

 


男性は、女性とは愛の形がちょっと違う生物です。

男性は父性愛をもっていますが、父性愛は母性のように細々した心遣いではありません。父性愛は、「守る」愛、もっと大きな枠で発揮されるのではないでしょうか。

このような特徴があるため、男性側が「もしかしたらお金が足りないんじゃないか?」などと、細部まで気づくことができないのです。

気づいてないだけなので、もしもちゃんと「お金が足りないからください」と説明すれば、「そうですか」と気づけるかもしれないのです。気づけば行動に移せますよね。

女性と男性とでは、気づくポイントが大きく異なっています。

よく、男性が何かに対して気づかないことに関して、激怒している女子がおられますが、気づいてもらえない事があったら、口で説明すればいいのです。


そして、気づけなかった男性は、「気づいてあげられなくて、ごめんね」と言えばいいのです。

そんなシンプルなことなのに、コミニュケーションがすれ違いを起こしてしまい、物騒なことを考えてしまうお嬢さんがいるのです。

「愛」とか、「お金」の問題が勃発すると、人ってなぜか過剰反応してしまいます。

人間はエネルギーが枯渇してくると生きていけなくなってしまうからなんですよね、きっと。

だから、エネルギーの供給源が断たれると、恐怖心に苛まれ爬虫類脳が優勢になってしまうのかもしれません。

そもそも愛の代わりにお金を要求するってヘン


とはいっても、そもそも「愛をくれないなら、お金をください」と要求すること自体が間違っているんじゃない!?と思う人が大半ではないかと思います。

この記事でお伝えしたかったのは、こんな要求をしたくなってしまう理由は「エネルギー不足によるものだよ」ということ。(愛とお金を比べるという趣旨ではないのです)

このように考えてしまう人と、そんなこと思いつきもしない人の違いはどこにあるのでしょうか!?

「会社にバラされたくなかったら金よこせ!」と、「脅す」という発想しか浮かばない女性もいます。一方で、「△△なので、YXZ円ください」と「ストレートに言う」タイプの女性もいます。

 


前者は、エネルギーが枯渇気味な人。


後者は、自己イメージがやや高めの人。

 

さまざまなケースを拝見していると、このような傾向がみられます。(もちろん、全員がそうとは限りませんが)

「エネルギーが枯渇気味な人」というのは、これまでの人生で「奪う」 か 「奪われる」 か、の瀬戸際で生きてきた方が多いようです。

もしくは、誰かから“奪われる”と、自分が“奪う”を、交互に繰り返す関係性が幼少期から日常的だったケースも。

 


エネルギーは、奪ったり、奪われたりするものではない

 

と私はおもっています。

エネルギーは、つねに流動しており、エネルギーの交流は水面の様に動きのあるもの。

「愛」だって、「お金」だって、 エネルギーですよね。

いつだって交わり流れまた交わってくる。いつだってそこにあるもの。

あなたはどう思いますか!?

エネルギーを充実させ、納得し、次へ進む

 

「愛をくれないなら、お金をちょうだい」という考えが、正しいか間違っているかの判断をすることにあまり意味はありません。

自分のエネルギーをいかに充実させるか。納得して次に進むことができるか。これが最も大切なこと。

お金をちょうだいと言いたくなるお嬢さんは、別れに納得してないんですよね、きっと。自分ばかりが損をした気がしている。

どう考えてもそう思うなら、「○○に必要なので△△円をください」とニュートラルに要求を告げてください。自分の尊厳を守るために。「脅し」はいらない。

そしてこの件が終わったら(納得したら)、誰かに与えてもらわなくても「自分自身でエネルギーを充実させられる人になる」を目標に前進してください。

この次は「納得できないようなお付き合い(奪い奪われるような)」には関与しませぬように。

お互いが満たされるようなヘルシーな関係を築けますように。2人の自己イメージが高まるようなお付き合いに発展していくはずです。

もしも、このお話しに出てくるような、物騒なことを想ってしまうお嬢さんがいらしたら、「私エネルギーが枯渇気味かしら?」と、自らを観察してみてください。

ヨガなどで身体を緩める、仲間と楽しい時間を過ごす、好きなことに取り組む、美味しいものを食べる、あなたが充電できることをいっぱい探してください。それを味わいつくしてください。

自己イメージを高めることって、おそらく誰もが一生かかって行うプロジェクトなんじゃないかなーと思います。 

お互いにがんばりましょうね。


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