自分の容姿に自信がない、もっと自信を持てる様になりたい、人から褒められるけど自分は自分の見た目が嫌い、という思いを払拭したいと思っている方に向けた記事です。
あなたがそうなってしまった原因を探り、自ら解決していける具体的な方法を、最後にお伝えします。
女の子のお母さんにも読んでいただけたら嬉しいです。将来の「自信」や「自己肯定感」につながってくるからです。
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なぜ私は「容姿に自信がない」のか?
先日実家に行ったとき、姪っ子2号が水色のワンピースを着て、水色のゴムで髪の毛を2つに結わいた姿で、遊びにきました。
それを見た私の母であるおーちゃん(おばーちゃん)は、「あなたの小さいころにそっくり!」と感嘆の声をあげていました。
私は幼少の頃から水色が大好きでした。2番は紺色とシロ。だからいつも自分で水色のワンピースを選んで着ていました。
母としては、女の子だからピンクや赤のひらひらした可愛らしい洋服を着てもらいたいという希望があったので、時々買ってきてくれましたが、あまり好きではないので、ほとんど着ませんでした。
子供の頃の写真を見ると、水色の洋服を着て写っているものがいっぱいあります。
私の場合は、無理やり母が好きなピンクや赤を着せられることなく、自分で選んだものを着させてもらうことができた幼少時代でした。今となっては、それはありがたい事だったんだ、ということがわかりました。
それは、男女関係なく、ある心理的な法則に関わってくるからなのです。それは、
幼いころから青年期にかけて、自分の着るものや髪型などに一定の制限がかけられていると、大人になってから自分の容姿に自信がなくなる
という法則です。 (※普遍の法則ではありません)
幼少期の体験で思い込みが生まれる
「自分の容姿に自信がない」という方は多いです。
このような心理状態の原因の大きな1つ、それは、「子供の頃に、自分の好きなように、自由な発想で、自分を演出したことがない」からなのです。
子供達にとって、オシャレは大切な自己表現の1つです。
仮面ライダーの運動靴を履きたい、胸に星マークがついてる黄色いTシャツ着たい、(幼稚園児なのに)黒い服を着たい、髪の毛を伸ばしたい男子、お姉さんみたいなヒールサンダル 履きたい、などなど。
こういった欲望は、ナチュラルに沸き上がってくるもの。
自分の身だしなみや格好への欲求が通らず、髪型や服装を制限(もしくは誘導)された環境で生きてきて、自分を素敵に見せるスタイルを考えたり、オシャレしてない場合、どうなるでしょうか!?
この様な体験を生き抜いた子供は、大人になるにつれて、どんどん自分の容姿に自信が無くなってくるというパターンがあるのです。
これは是非、親御さん達に知っていていただきたい事。
今の若いお母さん達は子供にそんな制限をかける人は少なくなってきているように感じます。
でも、昭和生まれの母親に育てられた人達などは「きちんと見える格好」というのが、好ましいいでたちだと教育されて育った人が多いのです。
※貞操観念
※目立ち過ぎは良くない(出る杭は打たれる)
※ハデなのは不良
などの世間体を主体にした考えから、自分の子供(特に娘)に目立たない色の洋服を着て欲しいと願う親御さんが多かった時代です。
「清楚なお嬢さん」というのは、この時代の女の子への褒め言葉でした。自分の娘もその様に育ってほしいという願望が無意識下に潜んでしまうのです。
ベージュ、グレー、茶色、紺色、など目立たず地味めの色でまとめ、清楚に見える洋服を着せたいと願うお母さん達。
この親の願いは、子供さんにどの様にして伝わるのでしょうか!?
表情筋で表すと相手の深層心理に届く
子供に清楚(もしくは地味)な格好をしてほしいという願いは、無意識レベルで伝わります。
言葉に表して言う場合もありますが、多くは口で言わず「顔」や「態度」でそれを示します。
明るい色の服、胸元があいた服、ひらひらシャツ、短めスカート、などを選ぼうものなら、たちまち母親が不機嫌な顔をするのです。
意識的にそうするつもりはなくても、無意識でそういう顔になってしまうのです。無為意識下に「嫌悪感」が潜んでいるからです。
そして、ベージュや紺色などの地味で清楚で肌の露出が少ない洋服を買ってくると「あら素敵ね、似合うわね」と褒めるのです。
これにより、言葉を使わずに娘の服装をコントロールすることができるのです。
ほとんどの場合、お母さんには悪気はありません。無意識の願望(清楚でいてほしい)が、微細表情筋に勝手に(無意識的に)表れてしまうだけなんです。
微細表情とは、0.2秒未満というほんの「一瞬」だけ顔にあらわれる表情のこと。
母親の方にはそんなつもりはなくても、子供は親の表情を読み取る名人ですから、表情に合せて母親が好ましいと思うであろう服を選んでしまうのです。
この微細表情筋の動きには一般の人は気づきません。動きを読めるのは訓練を受けたプロだけです。
しかし、小さな子供たちは両親の微細表情筋の動きを読み取ることに長けているのです。
親の深層心理を読み取って生き延びなくてはならないからです。
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顔の微細な表情筋の動きで感情がわかり、表情筋により感情がつくられる
なぜか容姿に自信がない原因は
ここで誤解が生まれない様に、注意していただきたいことがあります。
⭕️記事でお話ししているのは、「自分の意思で自由に選んだものを身に付けていなかった」ということを問題としています。
❌「お洒落をできなかった」、という意味ではありません。
例えば、お母さんは可愛いスカートを履いて欲しかったけど、自分はGパンにTシャツが大好きだったから、そればかり着ていたとしたら、この法則は当てはまりません。
「自由に自分で着るものを選択できていた」なら問題(容姿に自信がない)は起きにくいのです。
世間の基準においてオシャレできたかどうか、は関係ありません。
多くの昭和生まれのお母様に育てられた娘さんは、大人になってもお母さんの好みで選んでしまう癖が抜けないケースがよくみられます。
「どうして私は、こんなに自分の容姿に自信がないんだろう?」と不思議だった方、子供の頃ご自身が本当に着たい色や形の洋服を、自分で選べていましたか!?身に覚えがありますか!?
「それ自分です!」と思った方。もしそうであっても、大丈夫です。
今からリベンジできます!
「そ〜ゆ〜ことだったんだ!」と脳できちんと認識できたなら、問題解決はすぐそこ。
今日から「自由なカッコを選択する」という意味で、自分で自分をもう一度育て直してあげてください。
👩🎤髪を刈り上げてみよう、
👚ヘソだしTシャツ着てみよう、
🧦ピンクのソックス履いてみよう、
🧝♀️金髪眉毛にしてみよう、
💅つけまつ毛してみよう、
👙ミニスカ-ト履いてみよう!
高いものを買う必要はありません。ユニクロのTシャツ一枚から始められます。
自分が一度着てみたかった色を選んで「着慣れてみる」のはいかがでしょうか。
「容姿に自信がない」という心理の解決に向けて、よいスタートが切れるでしょう。
ここで注意していただきたいことが1つあります!
「自分の容姿に自信がない」の反対はなんだと思いますか?
容姿に自信がない心の構造と解決法
「自分の容姿に自信がない」の反対は? 「自分の容姿に自信がある」ですか?? ブブーっ🙅♀️。違います。
「自分の容姿に自信がない」のは歪んだ心的状態です。
なぜなら、それは「人から見て、私は良い?ワルイ?」が気になっている不健康な心の状態だからです。つまり、外的要因によって心が翻弄されているのです。
健全な心的状態では、「自分の容姿が良いとかワルイということを、他人が判断しているだろう、という考えは思い浮かばない」のです。
「自分の容姿が世間的にみて良いか悪いかなんて考えない」のが、健全な安定した状態です🙆♀️。(自分の容姿が大好き!なのは、また別の話しです)
「自分の容姿に自信がない」人々に共通する心理は、
「人から見られてる」という自意識過剰な心的状態。
「他者から“良い” “悪い”の判別をされている」という恐怖心。
これら2点の不自然な心理状態が存在しています。
容姿に自信がない人の容姿は良い
私がこれまでお話しさせていただいた「自分の容姿に自信がない」とおっしゃる方々は、容姿が良い方ばかりでした。
なので、「自分の容姿に自信がない」のと、実際の身体的特徴とは、あまり関係がないようです。
逆に、生まれつき顔に大きなアザがあるとか、生まれつき顔の一部が目立つほどに曲がっているとか、そういう方々は、まったくといっていいほど「自分の容姿に自信がない」とは思っていません。
少なくとも、私がお話しさせていただいてきた人達はそうでした。
人間って不思議なものですね。自分の思い込み1つで、世界がまるっきり変わってしまうのですから!
「原因を認識」し、「自分育て」をコツコツやっていきましょう。自己肯定感をアップさせるためのヒントになれば幸いです。