最近たまに見かける自己啓発的な言葉があります。
運をよくするには、運のいい人とつきあいなさい
成功したいなら、成功者のそばにいなさい
皆さまもどこかで目にしたり聞いたことがあるのではないでしょうか。
この格言に関しては、ほんとうに、ごもっともな事だと思います。100%支持します。
ただし、これから「運が良くなりたい」、これから「成功したい」、と考えておられる方々は、1つ考えなくてはならないことがあります。
こちらが付き合って欲しくても「相手は付き合いたくない
」というシチュエーションの時は、どうしたらいいのか?について考えてみたいと思います。
運がいい人は他人の運の良さ悪さを一瞬で見分けられる
「運をよくするには、運のいい人とつきあいなさい」なんてことは、運が良い人は、すでに知っていて、無意識レベルで身に付いていることです。
もう空気のようなものなので、わざわざ「運のいい人とつきあおう」なんて、気にしてもいません。
運が良い人というのは、往々にして非常に直感力に優れています。
そんなに直感力に優れている人なら、深く付き合わなくたって同じ部屋にいるだけで、いや、メールを読むだけで、運が悪い人と良い人の違いを嗅ぎ分けられるのです。
そんな人が、運が悪い自分とお付き合いしてくれるのだろうか!?と思考してみるところから、まずはスタートしなくてはならないのです。
まぁ、運がいいわるいは非常に抽象的な話しなので、ただの
比喩的な話しとして聞いておいてください。
本日お伝えしたい大切なメッセージは、努力の始めどころのことなんです。
運がいい人や成功者と繋がって運気を上げたいなら
はじめに努力しなければならないポイントは、
「繋がりたい相手からも、繋がりたいと思ってもらえる自分」 になる努力からスタートする。
ということです。
自分が得したい(運を上げたい成功したい)ために、相手を利用するような考えでは、「繋がりたい」と思ってもらえないですよね。
マインド的にも Give and Take ではなく、Take and Takeになっていては、運が良く成功している人と繋がってもらえないのではないでしょうか。
繋がりたい相手や好きな人から、「繋がりたい」と思ってもらいたいなら、自分の才能を育てたり、創造性を発揮したり、素の自分らしくいられるようにしたり、思ったことを上手に言葉にする訓練をしたり、など自分自身を成長させる努力をしていきたいものです。
そして、相手にも何かを与えられるような、人間的魅力に溢れた自分になるべく、前進していきたいです。
人間は、自分よりもっと魅力があると感じる相手や、自分には無い魅力を持っている相手に、好意を抱くものです。
「運をよくするには、運のいい人とつきあいなさい」とか「成功したいなら、成功者のそばにいなさい」と言われた時、つながる努力から始めない。そうではなくて、自分が繋がってもらえる人間になる努力 から始めていきましょう。