庭やベランダから採ってきたばかりのフィレッシュ・ハーブで、ハーブティーを淹れると、販売されているドライの ハーブティーとはまた違った味わいと風味が楽しめます。
この写真に写っているハーブは、レモングラス、マジョラム、 レモンバーム、ローズマリー、などです。
一種類のハーブだけで淹れるハーブティーも、それはそれでお好みのものなら美味しくいただけます。
癖がある香りが気になる、という方は、数種類のハーブをミックスしてブレンド・ハーブティー にした方が飲みやすいと思います。
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無農薬ハーブは洗わなくても良いの??
無農薬で育てたハーブなら安心してお茶にできますね。お茶として成分を抽出していただくのですからオーガニックならなおいいですよね。
無農薬なら洗わないでそのまま淹れてもいいという発言を耳にしたことがあります。
私はそれには賛同しません。
外に植えてあるものであり、ハーブは背が低く土のそばにあるので雨で跳ね上がり、様々な菌がつくこともあります。
また、葉の上を虫が歩いているので虫についている寄生虫が葉についていたり、葉の裏側に寄生虫が卵を産んでいることもあるからです。
日本人ならちゃんと野菜を洗う人がほとんどだし、レストランなどではなおさらです。しかし海外では違います。
アメリカを旅行中に食べたサラダで、ひどい下痢症状になって病院に行き、検査の結果「寄生虫が原因」だと告げられた人を知っています。
私は、無農薬ハーブであっても、口に入れる前にはしっかり洗い流しています。
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ハーブティーを淹れる前準備
数種類のハーブが揃ったら、丁度いい感じにはさみでカットしたり、手でちぎったりします。
レモンバームの葉は、売っているドライハーブを見ると葉の部分が入っていまよね!?
でも実は、茎の方が香りが濃厚で美味しくお茶を入れることができるのです。タイ料理でもトムヤンクンにに入っているレモングラスは硬い茎の部分だったりしますよね。
そんなわけで、レモンバームは茎の部分をネギのようにハサミで 斜め切りにします。
葉もののハーブは、細かく葉っぱや茎をちぎると、いい香りが立ちこめます。それら全てボウルに入れます。
そして、ハーブの香りをたたせるためにボウルの中の葉をハーブ専用のスリコギ(の様なもの)で、そっとつぶします。
その時、決してゴリゴリしないことです。
あくまでも、そっと優しく「香りをたてる」つもりでやります。すりこぎみたいなものが無い場合は、手でクシュっとする感じで。
温めておいたポットに全てのハーブを入れて、お湯を注ぎ 蓋をして蒸らします。
少しすると、それはそれは美しい黄緑色に変わりますので、綺麗な色になったら、飲み頃です。
香りを楽しみながら、いただきます。
元気のある生のハーブのお茶は、ものすごいパワーをくれます。
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