大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

変容するホーチミンについてのレポ

6月にベトナムを訪れました。およそ2年ぶりです。夏休みをうちで過ごす小学生の甥っ子を迎えに行ったのでした。

甥の自宅はホーチミン市内の7区という日本人をはじめとする外国人ばかりが暮らしている住宅街。アメリカの町にも 見えるような綺麗な建物ばかりが並んでいます。

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ベトナムの国花です

はじめてベトナムを訪れた1993年ころは、ベトナムといえばバイクの嵐、信号がない、交通規制がない、舗装されてない道路を渡るのに苦労したことを覚えています。

いまは道も舗装されて信号がついている。車も増えました。

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バイク!バイク!バイク!

それから、ベトナムといえば色とりどりのフルーツ、賑わう市場、などのイメージがありますよね。

もちろん今でもそうなのですが、周りが豪華になりさほど目立たぬようにはなっています。

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美味しい果物がいっぱい並ぶ

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市場にて

 

ホーチミンの中心地はほんとに変わった

 

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豪華なレストラン入り口

今のホーチミン市の1区とよばれる中心地は、様変わりしました。

こんなゴージャスなカサブランカが甘い香りを漂わせる素敵な待合室のある高級レストランが超人気。

毎晩のように順番を待つ人々でにぎわっています。

銀座に並んでいるような高級ブランド店もあるし、欧米の高級ホテルも沢山できてきました。

高級ホテルのカフェでは、昼間からベトナムの財界を担う富豪達がお茶を飲みながら歓談しています。

ここのカフェもしかり。

とても美味しいベトナムコーヒーを 出してくれますが、一杯の値段がなんと東京並みです。これには驚きました。

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Chao Cafe

高級ブランド店にしても、高級ホテルや洗練されたレストランにしても、外国人が利用するのかと思ったら、そうではなくベトナム人が普通に 利用しているのだそうです。

といっても、ほんの一握りの成功者達だけですが。

西洋化が進み町の中心地が近代化される中、昔ながらの生活様式も見ることができ、日本の戦後の復興時代か、もしくはバブルの時代が混合された様なそんな不思議な光景を見せているのが、今のホーチミン1区や7区です。

一旗揚げようと一生懸命に真面目に働いている人がたくさんいます。

そんな様子を客観的に見ていると、日本もだいぶ変わったなー ということに気付きます。

こういった発展中の国にくらべると、日本の人々は一昔前より生活の質にこだわったり、心の豊かさに注目したりするようになった のではないか?と思います。

逆サイドから見ると、ふんわりしていてアグレッシブさや、野心という名の炎が薄くなってる人が増えている感じ。

皆様はどう思われますか?