大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

香港でたらふく食べて風水地形を観察

友人に会いに、20年ぶりに香港に行ってきました.


飛行場に降り立つと、その国の匂いがします。私にとって香港は若草色でモスグリーンな国。

「いや〜、それにしても何にも覚えていないもんだなー」と、飛行機の中や車から景色を眺めながら思っていました。

よくパイロットさんが「世界一ランディングの時緊張するエアポート」と言っていてたのに、なんか周りに高いビルディングがない!?

しかし翌日地元の人の話を聞いてはじめて知ったのですが、空港の場所自体がまったく違う場所に移動していたのでした。

どうりで空からの風景も、空港から街までの風景も違うはずです! 昔の空港は、両腕で囲まれているような形の湾に、飛行機が入ってゆくようにランディングしていたようです。

ちょうど正面に山があって、両側がなだらかな斜面になりやがて湾の先端が内側に湾曲して海を囲んでゆく形で、お母さんが「おいで〜」といって両腕を広げて子供を迎え入れてくれる様です。

これは風水的には最高に良い気場を持つ地形と言われています。

香港の風水マスターの話によると、そのような気の溜まる良い場所に世界中からの飛行機が着陸していた時は経済も最高だったとのこと。

今の新しい空港は、吹きっさらしで風がびゅんびゅんいつも吹いていて気が全然とどまらない場所に立地していると話してくれました。

今回は、友人の計らいでインターコンチネンタルホテルに宿泊させてもらうことができました。多謝(トー・チェー)!

九龍(クーロン)側のビクトリア湾沿いに建つ素晴らしいホテルです。

しかも、壁一面の大きな窓からハーバーが眺められるハーバービューのお部屋で、行き交う船をみながらゆったり過ごすことができました。

人々がわざわざ見に来る夜景(レーザーショーもあり)は、お部屋の窓から一等席で見ることができたし!(夜景はうまく撮影できなかった..)

インターコンチネンタルホテルは、風水が取り入れられた建築物です。土地の名前からか、毎朝、九頭の龍が水を飲みに山から湾に向かって やって来ると言われているそうです。

ビクトリア湾沿いに立地するこのホテルは、毎朝のドラゴンの通り道になるために、途中に富を落としていってもらえるように正面玄関とハーバー側を全面ガラス張りにし工夫しているのだとか。

インターコンチネンタルホテルだけでなく、香港に建っている多くの銀行などのビルやホテルには、建設時に風水マスターの知恵が駆使されていました。

スケールの大きな風水合戦をまざまざと見学することができてとても勉強になりました。

友人に地元の人しか行かないようなところへ連れていってもらったりもして、ショッピングを楽しんだり美味しいものを食べたりして短い時間で充分満喫してきました。

ちょっと食べ過ぎてひさびさに吹き出物が。 でもいいんですっ。たまにはね。