大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

メールの質問力をつけて、相手から欲しい情報を引き出そう

知らない相手に質問を送ったことがありますか!?

ホームページやブログの問い合わせフォームから質問したり、直接メールで質問を送ったりなどです。

私もサイトから日々お問い合わせをいただいてます。これらへ回答する際に、情報をたくさん盛り込んだメールを返信することもあれば、回答が一行ということもあります。

その差は一体どんなところにあるのか!?についてお話しします。

あなたが質問をしたとき、欲しい情報を引き出すためのヒントになれば幸いです。

 

メールの質問力をつけて相手から欲しい情報を引き出そう

 

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私から回答するとき、思わず返信が長くなってしまう、情報が盛りだくさんの返事を書く時というのは、いただいた「質問」が具体的な場合です。

例えば、このような内容が盛り込まれているご質問をいただいた時です。


・自分の現在の問題はこれです。

・こんなことで困ってます。

・これまでの経緯はこんな感じでした。

・だから◎◎について教えてほしい。

・答えを得て、こうなりたい。


このように「質問の意図」をはっきり具体的に書いてくださった場合は、私にできる限り知っている情報をお渡しすることができます。場合によってはその道のプロである友人知人にも聞いたりして、きちんとしたお返事を返すことができます。

 

ご質問の文章がとても短いパターンでは

 

一方で、お答えするのが非常に難しいメールの内容もあります。

それはどんなものかというと、まるでGoogleに聞いているのか?と感じてしまうような内容のものです。

たとえば、 「ちょっとおたずねしますが、大道さんのHPってどのサーバー使ってますか?」と、こんなかんじ。

もしも、「HPサーバーについての情報を知っている限り述べよ」という論文形式の課題を出されたとしたら、おそらく私なら10ページくらいは文章を書き連ねることができると思います。

けれども、その10ページ分の情報全部がその質問者にとって知りたいことではないことは、明白です。

だから逆に、きちんとした返事を書くことができないのです。

この場合ならば、せいぜいサーバーのサイトURLをお伝えする程度のお返事しかできません。

「今、何に困っていて、これまでの経過はこうで、こういう理由でサーバーについて知りたいのです」という具体的な質問を書いていただけたら、もっときちんとお返事ができるはずです。

同じようなパターンで、「留学した時のビザは何ビザでしたか?」とか「このセミナーは土曜開催もありですか?」というような質問もありました。

これですと、返信が一行で終わってしまいます。

きっと、もっと知りたいことがあったはず、もったいないです。

 

質問を投げかけたら人間対人間のご縁となる


例え小さな問い合わせであっても、そこには「縁」ができる。人間関係が繋がったということになります。

そう気づいていながら質問を送ってくださるなら、きっと受け取った側の人にも伝わるはずです。

質問を出す場合は、「なぜソレについて知りたいか」「それによってどうなりたいのか」など質問の意図を書いた方が、より欲しかった答えを引き出すことができます。

このことは、「社会人としての常識」と言っても過言ではないでしょう。

「なぜこの質問をしたのか?」を、詳しく説明した上で、質問を送れば、相手も気持ちよく答えてくれるでしょうし、さらによき人間関係に発展してゆく可能性もあります。

まるでGoogleで調べるような質問の仕方をすると、自分が欲しい答えを得ることができませんし、相手によっては失礼にあたるかもしれません。

まるで検索エンジン扱いをされて、よろこぶ人などいないでしょう。

メールのやり取りは、情報のやり取りです。情報というのは、目に見えないものです。店頭でお金を払って品物をもらうのと違うようだけど、同じことですよね。

つまり、

 


自分からは何の情報も出さずに、相手からのみ情報を引き出そうとするのでは、欲しい情報が手に入りにくいのです。

 

 

このような自然な摂理が働いているわけです。


ご質問を歓迎します

 

私はご縁あった方との交流の中で、無駄なものはいっさい無いと思っています。

交流も情報であり、目に見えぬもの。

お互いに気持ちのよい交流を、末永く続けていけたら幸せです。

ぜひとも「質問の意図」がはっきりしたメールをお待ちしております。 そして、末永くお付き合いいただけたら嬉しいです。