大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

映画監督ジェームス・キャメロン氏と六本木ヒルズで

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映画「アバター」を見た人の中で、鬱になった人が続出!というニュース記事を見かけました。

その理由は、映画の中に出てくる想像上の惑星パンドラの様子が あまりにも美しくて、現実とのギャップに苛まれ鬱になってしまった、 ということでした。

それからその美しいパンドラが破壊されてゆく場面を見て「自らも無力感に苛まれたから」ということが主な原因らしいのです。

鬱になった人の事ばかりがマスコミで取り上げられています。でも映画の見方や受け取り方は千差万別。

憂鬱になった人もいれば、逆に勇気をもらって新たな希望に満ち溢れた気持ちになった人もいることでしょう。皆さんはどんな感想を持ちましたか?

 

どう反応するかでその人の世界が変わる


惑星パンドラでは、美しい自然と人や動物が調和した暮らしがある。人の本質をみて挨拶を交わす。心と心の絆がしっかりできると他の 生き物ともコミュニケーションがとれる。先祖の叡智に繋がり源に アクセスすることができる。などなど。


私達の地球でも、こんなふうに自然を重んじた暮らしをして、人々が心と心で繋がった世界を創ることができたら、どんなに 素敵だろう!とイメージすることができました。

「さまざまな生物が尊重しあい平和に共生できる地球」を目に思い浮かべることができたのは、すごく大きな変化だと考えています。誰かがビジュアライズできるものは現実化できるから。

ある出来事を認識したり反応したり、人によってさまざまです。どう反応するか?で大きく世界観がかわってくるだろうし、どう認識するかで幸福度もかなり違ってくるのではないでしょうか。

お忍びで来日していたジェームス・キャメロン氏


ところで、アバターの監督およびプロデゥースをしているジェームスキャメロン氏は、お忍びで12月に日本に来日しています。

広島の原爆と長崎の原爆を両方とも体験した90歳の男性が、キャメロン氏に手紙を出した。手紙を受け取ったキャメロン氏は入院中の男性に会うためにわざわざ日本までやってきたのです。

90歳の男性は、「悲惨な原爆の事実を世の中に伝えて、もう2度とこんなことが起こらないように映画を通して世界にメッセージ を送ってほしい」と切にお願いしたそうです。

「わかりました、必ずあなたとの約束を果たします」 「2度と起こらない様に原爆の事実を映画で伝えます」 とキャメロン氏。2人は堅く握手をし、約束を交わしました。

 

その男性はキャメロン氏に会った数日後「私の使命は終わった」と安心したように言って、亡くなったそうです。

もしかしたらその映画は、アバターよりもっと怖い映画になるのかもしれません。アバターもしかり、キャメロン氏の映画には大切なメッセージが 込められているのですから、憂鬱になってばかりはいられませんね。

しっかりメッセージを受けとめ咀嚼していきたい。そうすれば前進するための勇気をもらえるだろう。明日を生きるための活力に変えられるだろう。

キャメロン氏に会いたくて引き寄せた女性


余談ですが、このお忍び来日の時に私の友人がキャメロン氏に会っています。

映画館でアバターを見て感激し、「ジェームスキャメロンさんに会いたい!」と毎日のように願っていたそうなんです。

ブログにも書いたイベントがあったので、その日は私も友人も六本木ヒルズにいました。

彼女が用事で外に出ていき、再びエレベーターで私たちのいる階に戻ってくるときのエレベーターに、ジェームス・キャメロン氏が乗ってきたのです!

なんという偶然!

彼女は、キャメロンさんに伝えたかったことを、エレベーターの中で本人にちゃんと伝えることができたのです。

常日頃から「こんなこと伝えたい」と考えていたから、エレベーターピッチじゃないけど、ちゃんとちゃんと伝えられた。

私もそのときに同じビル内にいたわけですが、残念ながらキャメロンさんには会わなかった。私は彼に会って伝えたいとか考えたこともなかったし、会うことをイメージもしてもいなかったから、当然ですね。

友人は「あれは夢なのか..」と思って、ほっぺたをつねるつもりで私も一緒に検索してみましたら、やはりキャメロン氏は当日、六本木ヒルズにいらしたことが確認できました。

夢じゃなかった!

なんだか興奮してしまい、「みんなが尊重しあい平和に共生できる地球」にするために私たちも頑張ろう!なんて2人で盛り上がってしまいました。


映画って素晴らしいですね。こんな風に人を導き世界を動かす力がある。

原爆被害者である90歳の男性がキャメロン氏にお願いした内容の、映画の完成を楽しみにしています。