大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

パース郊外コアラを抱っこできる動物園コフヌ・コアラパークへ列車の旅

西オーストラリア旅の日誌、第3回目はコアラちゃんを抱っこできる動物園をご紹介します。

1人で行く場合は要注意なことがありますので、シェアさせてください。

結論から言うと、「レンタカーを借りて行くのが一番おすすめ」です。そして、ランチボックスと1日分の飲み物を持参してください。何もありません💦

コアラちゃんとめっちゃ密に遊べて、すごく楽しかったので写真とともにご紹介します。

 

 

列車でパース郊外にあるコアラ抱っこできる動物園


パース近郊で、唯一コアラを抱っこできる動物園は「コフヌ・コアラ・パーク」です。電車で行ってきたのですが、アクセスについて、いろんな注意点、そして動物たちの様子をご紹介します。

地球の歩き方」という、元々は学生旅行者向けの旅ブックがあります。若者向け&チャレンジャー向けの内容なので、記述がすごく詳細なので、私は、普通のガイブックの他に「地球の歩き方」を持って旅に出ます。何度助けられたことか!

「コフヌ・コアラ・パーク」も地球の歩き方を見て行きたくなったのです。

 

パースから電車に乗る際の注意点

 

パースから電車に乗り込み、午前中10時過ぎに動物園の最寄りえきである「バイフォード駅」に到着。

列車に乗り込み、約40分。なんと 一日に1本しか電車がありません。ここ注意です!

 

⚠️行きに往復チケットを購入してください(帰りの駅でチケット販売してません!)

 

⚠️都心に戻るためのりの電車は、夕方4時30分発。これ逃したら野宿です😨

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荒野を走る電車

Byford(バイフォード)駅に到着して、驚きと不安な気持ちに苛まれました。「こ、これが駅ですか!?」というシンプルさ。

しいて言えば、ただのお立ち台の様なものがあるだけだったんです。

お立ち台に立って周囲を見渡してみると、まったく何もない。ただただ広々とした荒野が広がるだけ。

 

本当になーんにも無い平野を歩いた

 

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だ〜っと広いすごく広い

そういえば、前夜コアラパークのWebサイトを見たとき「電車でもこれますが、できることならレンタカーを借りてくることをおすすめします」と書いてあったっけ。ちょっと後悔!

このブログや地球の歩き方をご覧になり「コフヌ・コアラ・パーク」へ行きたいと思った方、周囲にはな〜んにもありません

雨だった時のために読書用の本持参はmustです!天気予報をちゃんと確認してくださいね。

なにせ電車が夕方まで来ませんので(乗り遅れたらタクシーも公衆電話もないので注意)。助けを呼ぶための公衆電話も電話借りれる民家も無い👀

ランチ食べるところすら無いのでお弁当持参で行ってくださいね!水筒やお水も持参必須です。あと折り畳み傘も!

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電車は去ってしまった

うぁ〜、電車いっちゃった〜(汗)

しかも、何の標識もないから、どちらの方向に歩いていったらいいのかもわからない。

人っ子一人、歩いていないから、誰にも聞けない。

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とにかく空が青いオーストラリア

でも、この真っ青な空を見上げていると、心配ごとも吹っ飛んでしまうから不思議です。コアラパークに辿り着けなくても、まっいっか、という気になります。

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Cohunu Koala Parkの看板

ふらふら歩いていたら、色んな人が車を止めて声をかけてくれました。「助けが必要ですか?」「どっか探してるの?」って。

皆さんパークまでの道案内をしてくれたのです。普通は人なんか歩いてないような場所なので、心配してくれたのかもしれませんね。

たまたま出会った人々のおかげで、無事にパークに到着することができました!

世界中、どこに行っても人は優しいですね。 

 

コフヌ・コアラパークに到着

 

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ラマくん

入り口あたりで出迎えてくれたのは、ラマ君。まつげが長くて、めちゃくちゃカワイイ! ♡ありがとう♡

マイケル・ジャクソンさんも、過去にこのパークに来園していたみたいで写真が飾ってありました。マイケルがラマ好きなのは有名でしたけれど、ここでラマに出逢ったからかな?

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マイケル・ジャクソン来訪

この動物園に来るのは初めてだったので、田舎っぷりに焦りましたけれど、結果的に天気にも恵まれたし、リラックスしてとても充実した一日を過ごすことができました。

そしてなにより、コアラのママ、サンディーさんに出逢えたから、楽しかったのでした。

 

コアラパークのコアラ達とママと遊ぶ

 

仕事で訪れたオーストラリア・パースですが、こちらオーストラリアの動物たちに会わずに帰国するなんて考えられません。

パース滞在の最終日、電車に乗ってここCohunu Koala Parkに行きました。

この日はほとんど人がいなかったので、園で働くサンディーさんと1日過ごしました。

サンディーさん(仮名)は、ここ「コフヌ・コアラ・パーク」で11年間もボランティアを続けている、コアラ担当の女性です。

「この子、私の孫のウィリアムよ」と、赤ちゃんを見せてくれました。

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お腹に小さな赤ちゃんのお顔が

お母さんコアラのお腹にしがみついている赤ちゃん、見えますか!? 英国ウィリアム王子のロイヤル・ウェディングの日に生まれたから、ウィリアム君と名付けたそうです。

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ウィリアム君を下から撮ってみた

ウィリアムは園内で一番のちびっこでした。

サンデーさんがこの子を「孫」と呼ぶ理由は、お母さんコアラもこのパークで生まれ、その時もサンディーさんが名前をつけたからなんですって!

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どのコアラも抱っこしてもらいたがってた

「◯◯、こっちへおいで!抱っこしてあげるよ」と呼ぶと、呼ばれた子がサンディーさんの元へ歩みよってきます。

みんな自分の名前を知っているんですね。そしてサンデーさんに呼ばれたら嬉しくて走ってくる。

彼女の足元まできて両手を出し、ダッコをせがむのですが、その姿がたまらなくカワイイのです。

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よしよし

そして、よしよし、いい子だね〜!とハグして...

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Chu

チュ〜、しちゃいます。  

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大きくなっても甘えんぼ

おっきい男の子もママが大好きです。

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一般の人はできない赤ちゃん抱っこ

この“赤ちゃんだっこ”は、決して観光客にはできない抱き方です。サンデーさんだからできる抱っこの形。一般の人は決して真似できません。

コアラちゃんはユーカリの木に登るため爪が鋭利なのです。鋭い爪でしがみつかれたら危険を伴うため観光客の記念撮影の時はとくべつな抱っこ用の爪防護ベストを着用して抱っこします。


サンディーさんには、いつも抱かれているから爪は出さないのでしょうね。

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コアラの3段重ね

 見て見て!この右側の3段重ね↑のコアラ!

この子達は、一体なにをしているのでしょうか?

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サンディーさんなら3段重ねごと抱っこできる

実は、年子の子供達なのです。

今年生まれたばかりの小さい赤ちゃんは、まだお腹側↑に抱いています。

でも、昨年生まれた大きい子がまだママから離れられないのか、ときどき背中からガバッと母コアラにおんぶしてきます。

人間の世界同様、コアラ母も年子は大変なんですね!

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コアラの成る木

このパークはローカル色の強い、近所のヒトが気軽に訪れる雰囲気の園です。

受付には人は居ないから、入場料とか払っていない人もいるんじゃないか?と思うくらいにアバウトな動物園でした。

ほとんどの動物は放し飼いです。工事のおじさん以外は、このサンディーさんと若い女の子くらいしか、みかけなかったし。 入場者も数えるほどです。

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この場所でも寝れちゃいます

実は、コアラパークには座れるベンチが一箇所しかありません。

このコアラ舎の前のみです。

帰りの電車までの時間はたっぷりあるので、私はここで長時間過ごしサンディーさんと一緒におしゃべりしたり、コアラ話しを聞かせてもらったりしていました。

もちろん、コアラちゃん抱っこもタッチもたくさんしました。

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のびのびとした風景

オプショナルツアーで行く別の大きな動物園では、抱っこ禁止でした。

また、昔行ったメルボルンやブリスベンの動物園では、コアラ抱っこの為の長蛇の列ができていて、ベルトコンベアーの様にせかされ、列が流れてゆきながら、コアラを抱っこし、チラ見するだけでしたが、それが普通なんでしょうね。世界中からコアラちゃんを見にくるわけですから。

このパークはアバウトで自由な雰囲気の中で、動物が自然体で飼育されている所だったし、とにかく来園者が少ない。

だから、こんなにずーっとコアラちゃん達と過ごせたのです。とても貴重な体験でした。

「ワタシ、仕事4時に終わるから車で駅まで送ってってあげる」とサンディーさんが言ってくださったのですが、4時12分の電車だったから時間的に微妙だし、ゆっくり歩き散策しながら、幸せ気分で駅に向かいましたっ!

 

この動物園への行き方まとめ


「コフヌ・コアラ・パーク(Cohunu Koala Park)」までは、パース市内から電車で40分、バイフォード駅から園まで徒歩20分弱。

道順案内も目印も何もないし、道を尋ねる歩行者も見当たらない。私の場合、偶然車で通りがかった人が声をかけてくれたり、走ってきた車を止めて道を聞きました。

もちろん帰りも駅まで歩き。電車の本数h1日にたった1本だけです。

現時点ではオプショナルツアーはどの会社でも取り扱いがありません。レンタカーがここに来る安全な唯一の手段です。

私の場合はたまたまラッキーだっただけ(知らないって恐ろしー)。くれぐれも「何とかなる」と思わないでください。

天候が悪い場合、雨宿りする場所がゼロです。駅に屋根はないし無人だし、周囲にレストランや店がまったく無いのです。脱水症状になったとしても水を買う所がありません

 


持参するもの;

・🚃往復の切符(レンタカーを推奨)
・☂️雨傘
・🍱ランチ(食べ物)
・🍹1日分の飲み水


ちなみに....

パース近郊のホテルから出ているオプショナルツアーで行ける別の動物園があります。そこではコアラちゃんは見るだけで抱っこはできないです。しかし、英語が苦手な方やレンタカー運転できない方にはこちらがお勧めです。


*近郊で見たおすすめスポットを別記事で紹介しています⇨

omichikahori.hatenablog.com



西オーストラリア・パースの青い空とカラフルな野鳥⇨

omichikahori.hatenablog.com



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