朝鮮王朝時代の伝統的で静かな地区を散策していたら、ソウル中央高校があった。1937年に建築されたゴシック風で堂々とした建築物に出会いました。
写真を撮っていたら、なにやらオバちゃん風の騒がしい声が聞こえてきた。近づいてみたら日本人!
どうやら韓流スターのゆかりの地を巡るツアーできているみたいで、このソウル中央高校の建物の前で記念撮影をしはじめた。
露店の韓国人の女性がでてきて「冬のソナタの中でヨン様とユジンが通っていた高校だよ」と教えてくれました。
まさか、私が行きたかった風水的に最良の伝統的な地域が、そのようなツアーの観光ポイントだったなんて、びっくりでした。
その校舎の近くにある、伝統的韓国家屋とはまったく違う普通の庶民的な家の前(今は廃墟になっている)でも、日本人女性達がワイワイとかわるがわる記念撮影をしていたのだけど、そこは冬のソナタの中で、ユジンの家として撮影に使われていたのだそうです。
なぜ、日本人女性達は韓流スターにはまっているのか。今まで謎だったんだけど、今回の旅で一つ発見したことがありました。
韓国の人達のスマートな歩き方です。
東京で人々が歩いているのを見ていると、サッサッと足早にしかも肩をいからせて風を切って歩いています。(それか股関節が固すぎて骨盤を左右に揺らしながらヘンに歩くギャル)
韓国の街を歩く人々を観察していると、歩き方が日本人と違うんです。なんか、全身がゆるゆるで、ふわふわっと歩いているんです。
ビジュアルだけで見ると、足音がしない雰囲気とでもいいますか。ふわっとゆるゆるで歩く韓国の人たち、はじめて気づきました。
歩き方というのは生き方を表していたり、お国柄が出ていたりするものです。だから日本に住んでいる外国人は、だんだん日本人みたいな姿勢で日本人みたいな歩き方や表情になっちゃうパターンも多いですね。
今回は直接、現地の人達の歩く姿を見ることができて、よかったです。
身体がゆるんでいてリラックスした状態で歩く男性(韓流スター)は、自然体で優しい雰囲気を醸し出しますので、そんなところも日本の女性ファン達が惹かれてしまう要因の一つなのかしら。