うちの3匹のワン達は、クロネコヤマトの宅配がくると大喜びではしゃぎます。
ニッコニコしながらピョンピョン跳ねて「わ〜い!わ〜い!」 と、全身で喜びを表します。
面白いもので、他の宅配業者さんが荷物を運んできても ここまで嬉しそうにしたりしないんですよね。
どうしてそんなに喜ぶのかな?
うちの地域で 配収に来てくださるヤマト運輸のスタッフのみなさんは優しいし、配送に来ると犬にも「こんにちわぁ」「今日も元気だね〜」って 挨拶してくれるから、ということもあると思います。
しかし、他の宅配会社の方の中にも、犬が好きで3ワン達の頭をなでて いってくれる人もいるのだから、それだけではなさそう。
もしかしたら、ワタシがお気に入りの会社だからかしら?その線が一番濃いかもしれない。飼い主の心に同調してるのかな。
こんなふうに宅配業者を選んでる
どこかで大型商品を買い物したり、仕入れをした時、当然だけれど送り伝票を渡され配送業者がヤマトさんではない事もある。
そんな時にはすかさず「あのぉ、すいません、もし可能でしたらヤマト運輸にしてもらいたいのですが」と聞いてみます。
大抵はそれでもOKという返事がきて変えてくれます。また、成田空港から荷物を送る時も必ずヤマトさんです。
迅速だし融通がきくから好きなんだけど、それだけではない何かがある。家に宅配で荷物が届くと、「誰か(人間)が家まで荷物を運んできてくれている」という感覚があるのです。
心がここにあるって感覚?だからお気に入りでひいきにしちゃってるんだろうな。
たまたま私の住んでいる地域の担当者がそうなのかもしれないけど、他の業者さんだといつもすごく急いでいて目もあわさず機械的に荷物を置いてはんこをもらって帰る人がほとんど。
この違いはなんなのだろう。社員教育がゆき届いているのか?
だからファンだったのか
先日、ビジネス関係のセミナーに出席しました。
その中で、たまたまヤマトさんの企業プロモーションビデオを見る機会があったのです。
「これは素晴らしいから是非見て欲しい」と講師が絶賛していた動画。
その映像の内容は、現場のスタッフが日々の仕事の中で 「嬉しかったこと、感動したこと」についての感想を語るという内容。それが文字で流れるだけ。
それなのに、見ているだけでウルウルしてしまうのです。
そして最後に社訓がうつしだされる。その中に、「運送行為は送り主の意思の延長と知るべし」というのがありました。
”送った人の真心や意思を、荷物と一緒にそのまま運んで送り先に届ける” ということですね。
そういう気持でお仕事をしていたら、感動的な場面にも出逢うだろうし、人とのかかわり合いが温かく感じられるだろうなー。
「荷物を運ぶ」と捉えるか、「送る人の意思を届ける」と捉えるか。雲泥の違いとして現れるのですね。
そうか、そういうことだったんだ!だから私も犬達も、ヤマトさんファンなんだろう。
彩ある毎日のために
人は無意識にただ日々のルーティーンを繰り返しているだけだとつまらないし、辛さや苦痛ばかり感じられるようになってしまいます。
そして、何の感動もない味気ない毎日になってしまう。
自分が「今、何をしているのか」「何の為にこれをしているのか」を いつも意識に上げ、客観的に見て、自分のたいせつな生命時間 をより感動的に費やしていきたい。
「モノクロの日々」ではなく、 「彩りのある毎日」を選びつづけていきたいですね。