梅の香り漂う季節になりました。オーストリアから講義のために来日してくださったライムンド先生を、京都にお連れしました。
梅の花は八部咲きでちょうど見頃でした。
さらにさらに、宿泊したお宿がたまたま『白梅』という名前だったので、なんだか梅づいていました。
外国人の方の中には「ベッドがある宿に泊まりたい」と希望される方もおられます。ライムンド先生は、超ジャパニーズスタイルの宿をリクエストされていたので、こちらに決めました。
「白梅」は、祇園で周囲一帯が「伝統的建造物群景観保存地区」 に指定されている地域に所在します。古風な街並を残す風情あるお宿でした。
白川沿いにたたずむお宿。橋を渡ると入り口です。橋のたもとにはトレードマークの様に梅の木があります。
白川にたたずむ↓サギ君。エサをもらいに毎日ご出勤してくるのだそうです。
エサといっても、高級懐石料理に使われた新鮮な刺身などなどです!
このサギ君、くちばしでもらったご飯をくちばしで咥えただけで、お魚の鮮度が分かるそうなのです。
切ったばかりのお魚が好きだと。前日に切ったあまりの刺身をあげると、プッと捨ててしまうのだそうです。なんと贅沢な。
しかも、人が認識できるようで、若女将が出てくると急いで飛んで来るのだとか。
セレブなサギ君、ここら辺ではちょっと有名!鳥?
お部屋の調度品も「梅」の模様がたくさんありました。
タオルもお皿も布団の模様も、ぜーんぶ梅の花です。
窓からも梅の花見ができます。
にんじん、寒天、などお食事にも、梅がちらほら。
もちろんお盆もお皿も梅の形のものが使われていました。
ほんのり、ほのかな香りなので、梅の木のそばを通っただけ ではなかなか香ってこないのですよね。ぜひこの季節、お鼻を近づけて「梅」の香りを楽しんでください。
梅の花の香りは、ほんのり ほのかなので、梅の木のそばを通っただけではなかなか香ってこないのですよね。
ぜひこの季節、お鼻を近づけて「梅」の甘く儚い香りを楽しんでください。
懐かしい出会いがありました
私が3歳のときに、今は亡き母方の祖父に買ってもらった、お雛様とまったく同じものと町屋旅館で出会いました。
祖父は神戸の人なので、関西の方でつくられたお雛様なのかもしれませんね。
母も一緒にいたので、2人でとても懐かしい気持ちで愛でました。
桃の節句。
ひな祭り。
もうすぐですね。