・朝起きたら喉が痛い
・体の節々が痛くなってきた
・体が重だるい
このような症状が出たら「風邪引いちゃったかな?」とか「インフルエンザだろうか?」と、ちょっと心配になります。
風邪のひき始めなら、自然療法のセルフケアをするだけで緩和することがあります。私自身は、毎回これでことなきをえています。
気づいたらすぐに実践するのがおすすめです。一つづつ解説していきますね。
- ①精油(エッセンシャルオイル)をつかう
- ②蒸気を吸いこむ
- ③体を温めて体温を上げる
- ④熱を出しきってウィルスを殺す
- ⑤汗をかいて解毒する
- ⑥咳をしないようにする
- ⑦無理矢理に食べない
- ⑧ミネラルウォーターの白湯を飲む
- ⑨飲み物で身体を温める
①精油(エッセンシャルオイル)をつかう
ラベンダーの精油は天然の抗生剤・抗菌剤として使われています。ティーツリーも抗菌作用ありますが、風邪の時はラベンダーの方が 強力に効きます。
どちらもお持ちであれば、ラベンダーとティーツリーを数滴づつ混ぜて使うとより良いです。
精油のことをトップに持ってきたのは、とても効果が高いからです。「あっ、風邪ひきそうかも」と思う時ってありますよね。そのくらいの段階で以下のことをしていただくと、個人差はありますが、風邪の症状までに発展しないことが多いです。
インフル・風邪の精油フォーミュラー:
・ベースオイル→ 大さじ1
・ラベンダーの精油→ 7滴
or(ラベンダー4滴+ティーツリー3滴)
こちら↑のベースオイルと精油を混ぜたものを準備。
これを耳の周りから耳の下の甲状腺のあたりまで、よく刷り込む ようにマッサージします。
次に喉が痛いあたり〜鎖骨の周囲にもよくマッサージします。
鎖骨の上に柔らかい部分がありますが、そこにも円を描くように よくすり込んでください。
🛀できれば湯船の中でこのマッサージをやる。
お風呂に入りながらだと、蒸気でより体内に天然の抗菌剤ラベンダーの成分が吸収され やすくなりますので、入浴中に行うことをお勧めします。
しばらく湯船に浸かったあと、手のひらに石鹸を泡立てて、オイルを塗り込んだ部分をさっと撫でます。ゴシゴシ洗い落としてしまうともったいないので、羽根のような軽さでひと撫でするだけで大丈夫です。
お風呂から出たら、すぐにお布団に入って寝てください! 風邪をひきそうな状態で、入浴後に体が冷えるまで起きてるのはNGです。
*備考
ベースオイルは、ホホバ油やアボカドオイルやココナッツ油などあるものでOK。植物からコールドプレスで抽出されたボディー用のオイルを使います。
ただし、❌べビーオイルはこの用途に使わないでください。肌にバリアを作ってしまいます。精油の成分を浸透させるのに適切ではありません。
②蒸気を吸いこむ
鼻と口から、水蒸気を吸い込むセラピーです。
写真↑のような、喉を潤すための専用のネブライザーが薬局に売っています。そこまで本格的なものでなくても、お顔に潤いを与えるスチームの美顔器を利用する手もあります。
ネブライザーも美顔器も、どちらもなければ、洗面器かバケツに熱いお湯を入れて、下の写真↓のようにバスタオルを頭からかぶってスチームを吸入する方法でもOKです。湿気が外に漏れないくらい大きなバスタオルを使うことをおすすめします。
🌿ネブライザー / 美顔器に水を注ぎ入れ、そこに喉止めに効く精油(エッセンシャルオイル)を1滴たらしてください。精油の蒸気を鼻から口から吸引します。
🌿洗面器を使う場合は、熱めのお湯をはり、そこにハーブを入れるか、エッセンシャル オイルを数滴たらして、頭からバスタオルをかぶり深呼吸。湯気を鼻から口から吸引します。
精油👉
ユーカリ、ティーツリー、ラベンダーがおすすめです。
ラヴェンサラの精油がコロナウィルスに有効との文献を読んだことがあります。
ハーブ👉
カレンテゥラ・ミルフォリウム・ロベリアがおすすめです。
③体を温めて体温を上げる
体を温めてウィルスを退治する方法です。
🔥お腹や太ももなどを温める。
🔥腎臓(腰に手を当てたあたりの背中側)を温める。
免疫の専門家安保先生によると湯たんぽが一番効果があるとのこと。私のおすすめは赤外線パット、じんわりと体の芯まで温まります。どちらもなければ貼るホカロンでもOK。
🔥汗をかいたらその都度必ず着替える。
なお、熱がある場合は、体を温めながら、頭やおでこを冷やしていても大丈夫です。
④熱を出しきってウィルスを殺す
体内にウィルスが侵入してきたら、身体は熱を出してウィルスを殺そうとします。
解熱剤を飲むということは、身体が熱で菌を殺すことを邪魔することになります。 (タミフルは生体の自然治癒力をストップさせる)
ホメオパシー製剤も39度までは飲まずに熱を出しきる。
40度近くなってしまったらホメオパシー製剤のアコナイト服用。 (効かなければゼルセニウム、リューパトリウムも試す)
ただし、ホメオパシーで熱を下げるなら少しづつ下げるようにし、 急激に下げないように注意する。
(これは自分の様子がわかる大人向けです。ホメオパシー製剤が効かなければ薬剤を使ってください)
⑤汗をかいて解毒する
汗を沢山かいて解毒をします。何度も夜中に着替えをすると改善が早まります。
遠赤外線サウナや蒸し風呂などが自宅にある人は、あらかじめ 汗をいっぱいかいて解毒してから休むのも良いです。
(ただし体力低下してる人にはおすすめしません)
⑥咳をしないようにする
咳をし続けると喉の炎症がどんどん広がってしまいます。
はちみつ大根を作りましょう。
大根を小さな角切りにして蜂蜜をまぶして容器に入れておく。しばらく置いておくと、蜂蜜大根の汁ができています。
容器に入れたはちみつ大根の汁を枕元において、咳きこんだらスプーンで飲み喉を潤します。
はちみつ大根が効かないほど咳が出続ける場合、ヴィックスのど飴や龍角散で咳を止めます。
👉起き上がることができる場合は、塩水(岩塩など天然塩)で頻繁にうがいをする。
(薬局の赤いうがい薬には水銀が入っているので要注意)
⑦無理矢理に食べない
食べたくなければ無理矢理に食事をとらない様にしましょう。
体が病気と戦うためにエネルギーを使っているので、身体が 消化にエネルギーを使いたくないときは、自然に食べたくなくなります。
そんなときは無理に食事をせず、リンゴのすりおろしを食べたり、果物の ジュースを飲みよく休むのが得策です。
⑧ミネラルウォーターの白湯を飲む
💧ミネラルウォーターをできるだけ沢山飲みましょう。
💧白湯にしてちびちび飲むのがベストだと言われていますが、飲みやすいお水が一番です。
💧ゲロルシュタイナーやサンペリグリーのなど、天然の炭酸水もミネラルが豊富でGood。(真水に炭酸を人工的に添加した水はミネラル不足)
💧水や炭酸水に、絞ったレモン果汁を入れて飲むとビタミンC補給になり、なおGoodです。
💧寝てる時間帯は、目が覚めたときにまとめて飲んでもOK。
⑨飲み物で身体を温める
⭕️体を温め免疫を高めるハーブティーは、
🌻カレンデゥラ
🌻エキナセア
🌻ミルフォリユー
⭕️ほうじ茶にはカフェインが入っていないのでOK。
❌緑茶は体を冷やすのみものです。 カフェインはNG。(紅茶、ウーロン茶、コーヒー)
❌体を冷やすタイプのハーブティーを飲まないこと!
追記
※注:これらは未病のときに代替で使える自然療法の恵です。病気を患っている方や乳幼児などは医師に相談することをおすすめします。
関連リンク
*この記事の続編になります⇨
*予防とは何か?よく考えていきましょう⇨