7月に都内で「筋膜システム」についての国際セミナーを当社で主催しました。セミナーの中では詳細な解剖学や生理学それから生化学について、レクチャーがありました。
トッツィーDO.のレクチャーは、これまで受けた筋膜に関するどのセミナーよりも、レベルが高く、高度な知識と最新の情報が満載。
これまでのどの筋膜システムに関する講座より、卓越した治療法を学ぶことができた講座であることには間違いありません。
世界中の研究者達が調査してわかったこと、など最新の人体に関する物理生物学などについて知ると、まるで大自然に触れて感動した時の様な気持になります。
講師の裁量と人柄とレクチャーの上手さで、そんな感動が呼び起こされるのかもしれないですね。
参加者の皆様からのアツいご要望により、今後は継続的にドクターオブオステオパシーのトッツィーDO.から学べる様に準備していくことになりました。
ぜひ皆様にご紹介したい素晴らしい先生です。大学で教鞭をとるだけでなく、治療を施し、研究し、論文を作成し、本を執筆。それに加えて世界各国で教えているので大忙しの先生です。日本を気に入っていただき嬉しく思います。
空港に迎えに行って初めて見逃した先生!
当社とつながりのできる世界の巨匠たちとは、人からの紹介でご縁ができます。そのため、一度も会わずにメールだけで企画を発展させ、準備を一緒に進めて、空港で初めて会う、というパターンがほとんどなんです。
不思議なことに、目印とか特に何も決めていなくても、空港内の大勢の人の流れの中で、一目見て「あ!こんにちは!」と、お互いにわかるんです。
しかしトッツィーDO.だけは、見逃しました。
大抵の場合は、髪型が変わっていたとしても瞬時に「あ、あの人だ!」ってわかるんですよね。
でも、トッツィーDO.の場合は目と目が合ったときに「あ!」って直感的に思ったけど、即座に私の左脳が「ちがうちがう」と打ち消してしまったのです。
だって、写真とは別人に見えたから!この一番上のスーツ姿の写真↓のお姿だろうと思い込んで、お迎えに行ったんです。どう見ても同じ人には見えないでしょ〜!?
お話しをしてるうちに、どうやらパオロさんは「イメチェン好き」なのだということが発覚。iPhoneに入っていた違う雰囲気の写真をいくつか見せてもらいました。
髭ありや無しのバージョン、ヘアがクールカットだったり、丸坊主だったり、ロングヘアーだったり。男性で頻繁にイメチェンする人に出逢ったことがなかったので、新鮮なおどろきでした。
今回の来日では、『はとバス』での東京観光や、鎌倉のお寺巡りにご案内。えらく日本が気に入ってくれた様で、ビザをとって長期に滞在したいな〜、と言っておられました。
動物へオステオパシー手技療法を行う稀有なドクター
6年制のオステオパシー学校の副学長であり、世界各国でレクチャーをしてるし、動物へのオステオパシーの権威でもありますので、超多忙な方ですから、なかなか難しいかもしれないけれど、日本で長期滞在の夢いつか実現するといいですね。
当社とご縁のある先生方とは、似た様な職業であることもあるし、興味の対象も似ているので、いつもめちゃくちゃお話しすることがいっぱいあるんです。
年齢や性別や国籍はまったく関係ないですね。
パオロ先生とは、興味の対象が似てるだけでなく、現在進行形で注目していることや、手がけてるプロジェクトまで同じでした。
そうそう! 一緒に歩いていると、おもしろいくらいにお散歩中の犬がよってきます。
ニコニコ満面の笑顔でトッツィーDO.に挨拶しにやってきて、みんな彼の足に「好き好き!」ってハグしちゃうんです(ちなみにマウンティングとは違います)。
あまりのワンちゃん達の喜びっぷりに飼い主さん達も驚いていました。
彼はローマ動物園に週一回は動物達の治療をしに行っている、かなりな動物好き。ワンちゃん達もわかるんですね。
カメとかヘビの筋膜リリースのやり方を教えてくれました。カメは甲羅の中に頭や手足をひっこめてしまうと、治療ができないじゃないですか。
どうやって頭などを出してもらうかというと、生体リフレックス(反射機能)を使うのですって!! ”ある”ことをカメにすると、頭をひょこっと上にもたげるように出してくるのです。
もちろん、痛いことではありません。 カメが水上に顔を出す時って、酸素を吸う時ですよね。その時のかたちを再現してあげるんですって。
そうすると反射的に顔をひょこっと出してくる。
あとは、手でそっと触れはじめると、気持がよくてうつろな目をしてじっと筋膜リリースの治療を受けてくれるそうです。
プールで滑って、角に腰を強打したペンギンの治療の話しも教えてくれました!
麻酔せずにそのまま治療させてくれるんですって。
ラポールの取り方が上手なんでしょうね。
ライオンやチーターを治療する必要があるときは、さすがにに全身麻酔をしてから治療するそうですが... 密猟者に母親を殺され孤児になったゾウ達の治療をアフリカでした時の写真も見せてもらいました。
フツーに手でゾウに触りトリートメントしていましたよ。
日本の獣医師の先生たちにも、ぜひ見ていただきたいなーと思います。今度、機会を設けご紹介したいです!! ということで。
カメさんへの筋膜リリース、やってみたくなったぞ〜!