大道ブログ

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代替医療フィシオエナジェティック10周年、お世話になった通訳さんが引退

これまで9年間も当社がお世話になってきた、ドイツ語通訳のコオリさんが退職なさることになりました。

先週は都内で、代替医療を取り入れている先生方のための国際セミナーを開催、コオリさん最後の通訳となりました。

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銀座のBEIGEとシャネル専用のキラキラエレベーター

今年は日本にフィシオエナジェティックが輸入され初めてから10周年を迎える年。

来日したラファエル先生とフレンチ料理をいただきながら、「フィシオエナジェティックが日本に上陸してから10年経つんだね」と感慨深く思い出話をしていました。

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2004年に開催した第一回目のセミナーの時は、あまりに革新的な治療法だったため、説明されても内容がよくわからず、皆様へのセミナー告知文が曖昧な表記になってしまいました。

それでも「なんだかよくわからないけど、スゴそうだから参加したい」という先生方だけがお集りくださって、鵠沼サロンで講座を開きました。

その時、参加者の皆様と撮った記念写真、ラファエル先生は今でも大切にしています。ウィーンで行われた協会本部20周年記念パーティーでも、その記念写真をお披露目してました。

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最初の回は、通訳さんをお願いする余裕がなくて、私が通訳を務めました。ラファエル先生は6ヶ国語を使いこなせるので、英語で講義をしてもらいました。

翌年からは、ドイツ語通訳の第一人者と言える、コオリさんと出会い、ずーっと当社の代替医療系セミナーの通訳を担当していただきました。

大学で薬学を先攻しておられたので、解剖生理の用語から薬草や化学物質の名前など何でも訳す事ができるし、何より日本語がとても上手で聞きやすい通訳です。

今回で引退されることになりましたが、実は、2年以上前から引退の準備をしてくださっていて、後継者の育成に力を尽くしていただいてましたので、安心です。

それでも名残惜しく、寂しい気持ちは否めません。

時代は移ろい、人は歳をとり、社会も環境も静かに、でも着実に変化してゆくのですよね。

こんな当たり前のことでも、時々すっかり忘れてしまうことがあります。

今回のセミナー開催の数日前に、岩手県で震度5の大きな地震がありましたが、ラファエル先生は家族から「日本に行かないで〜」と言われていたそうです。

先生も歳をとっていくのだし、いつ家族から「もう海外出張しないで」と禁止令が出てしまうかもわかりません。(本人は90歳になっても来る!と言っておりますが)

ほんとうに、こんなに遠くまで時間をかけて来ていただけることに深く感謝します。

そして、日本におけるフィシオエナジェティック発展の一旦を担っていただいた通訳のコオリさんに対する感謝の念も堪えません。

良い通訳さんあってこその国際セミナーです。

外国人講師との相性のようなものもありますしね。 素晴らしいセミナーは一期一会から。

いままで本当にありがとうございました。



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