変化を恐れる人、変化を普通のこと(特別ではなく)と捉える人の違いについてのお話です。
自分の想い描いたことを実現化していける人というのは、コンフォートゾーンから抜け出ることを困難や苦難だとは思っていません。
皆様は、大きく変容を成し遂げた時に、なぜか第三者から勘違いをされて「夢が叶ってよかったね!」って、言われた経験ありませんか!?
おそらく言われた事がある方も、多いのではないかと思います。私は、たまに言われることがあります。
これは、心地よいいつもの自分の居場所(コンフォートゾーン)から抜け出ることはすごくタイヘンで困難なことだと思い込んでいる人の言葉です。
そんな風に勘違いされてしまった時は、「いったいぜんたい、どこの誰がそれが“夢"だって言ったんだ?」って、突っ込み入れたくなりますのです。
予定を遂行しただけ?それとも夢が叶ったの?
例えば、私が9年前に活動を法人化した時のことです。「会社設立おめでとう!やっと夢が叶ったね!」と言った同級生がいました。
一瞬、予期せぬ言葉を聞いて、とても驚いてしまったし、「いつ?誰が?会社設立が夢だと言ったの?」と質問したかったのですが、あえてだまっておりました。
会社を設立したのはいろいろな理由があってのこと。便宜上そうしただけで、別に法人化しなくてもぜんぜんよかったのです。
だからそう言われた時は、すごくビックリしました。
でもだまっていたのは、たぶん「会社設立」は私におめでとうと言ったその方の夢だったのかもしれない!?と思ったから。
つい最近も、引っ越しをしましたがその時も「夢が叶ってよかったね!」と、またしても言われましたよ。
頭の中を電光掲示板のように「いつ?誰が?夢だと言ったの?」の文字がつつつーっと流れましたが、この時もだまっていました。
せっかくよかったね、って言ってくれたから。そのやさしさだけを受け取っておきました。
そう言った方は、私がずっと希望してた場所に移住できたから「夢が叶ったんだ」という思い込みをしたのかもしれません。
ただ、私は引越しが夢だとは一度も言った覚えはありません。
引っ越したい場所への引っ越しは、ただの『予定』です。
変化していくことは成長でありフツーのこと
私とおなじ様に、他者から勘違いで「夢が叶ってよかったね!!」と言われたことのある方は、おそらくそう言われたとき「状況が大きく変わる様なことがあった」もしくは「今までとは違う行動をするようになった」のではないでしょうか?
大きく状況が変わった人を見ると「あの人は夢が叶った」と、他人から思われてしまうことがあるのは、変化を特別なことと捉える人が多いから。
状況を変革していくこと、
居心地の良いいつもの状況から逸脱してみること、
など、変化してゆくことは、普通のことです!
それはあたりまえの事であり、普通のこと。
もしも「え?そうなの?」って、思った方は、ぜひこのことを自分にとってのフツーにしてみてください。
フツーのことであれば、乗り越えたり成し遂げたりすることを、恐怖に感じたりする必要がなくなります。
「あ、そっか。フツーじゃん」とつぶやけば、それで完了です!
その後の毎日、とってもたのしくなるはずです。
なぜならば、コンフォートゾーンを抜けることがフツーのことになり、自由な気分で自分の未来をどんどん創っていけるようになるからです。
どんどん夢や願望を実現化できる、たった一つの思考方法は意外と簡単なんです!
「成長」すること、変化していくことを特別視しないこと。
成長することは、死ぬまで起こり続けていく人間にとって当たり前のこと。
普通のことなのです。