大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

研究データと、生身の人間の身体反応、どちらが正しい?

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「こんなことをしたらお肌に毒ですよ」とか「これは健康に悪いですよ」などという情報をよく見かけます。

論文を添付した情報もあり、信憑性が高いはずなのに、なぜか「実際はそんなことないよね?」と思ったりするパターンもありませんか?

専門家が何十年もかけて1つのことを調べ上げ統計をとり、惜しげもなく論文にして世間に発表してくださり、資料や論文がネット上で誰でも手に入る時代。

若さを保ったり健康でいるための参考になる科学的データも沢山あるので、ありがたいことです。

そんな中、不思議に思うこともときどきあります。

「科学的な発見」と「実際にはどうなのか」の間に、相違がみられることがあるのです。

 

活性酸素は体に悪いはずだけど

 

最近特に気になってしまうのが、活性酸素(フリーラジカル)の増え方についてです。


「加圧トレーニングを続けていると、体内に活性酸素が増えすぎて皮膚や体内が老化してしまうよ」


多くの医師や科学者達がこのように語っています。

「加圧トレーニング」は、腕と脚のつけ根に専用のベルトをつけて、適正な圧力を加え、血流量を制限してトレーニングを行うものです。

圧力によって血管を流れている血流を少し滞らせることになります。

その後に圧力をゆるめ「いっきに」血流を流すと、大量の活性酸素がでてしまうんです。

だから医師や科学者の中には「加圧トレーニング」をしてはいけない、と言っている方がいるのです。

しかし私は、そのような声を信じることができないでいます。

実際に加圧トレーニングをしてる女子は美しい

 

「加圧トレーニングをしてはいけない」という意見を信じられない理由は、実際に何年もの間、定期的に継続して加圧トレーニングをしてきた女性達をみているからです。

彼女たちを観察していると、その話しはウソではないかと思うくらい、若々しくて肌ツヤも良く、イキイキしています。

しかもトレーニングが楽しそうなんですよね。本人たちもそう言っています。

たしかに活性酸素は、体をサビさせるのですから美容と健康の大敵です。

皮膚のしわやシミ、白内障や網膜炎、痴呆症などの老化現象を促進させてしまうし、動脈硬化、糖尿病を悪化させる、私達生物の大敵です。

でもでも...

活性酸素が問題となると言われている「加圧トレーニング」なのに、実際にトレーニングを長年やってる人で、活性酸素の問題を抱えている人に出逢ったことがないのは事実。

少なくとも、私の周りはそうです。

不思議ですね。

 

研究データと生身の人間の身体反応

 

加圧トレーニングを始めてから健康になったと自覚している人の中にも、「やはり研究データも気になるなぁ」という方もおられるかもしれません。

活性酸素は殺菌力が強いので、細菌やウイルスを撃退してくれるという良いところもあります。体の中にほんのちょこっとだけ居てもらいたいボディーガード的な存在。

ただし、増えすぎは禁物。

活性酸素が増えすぎると、正常な細胞とか遺伝子までも攻撃し酸化させてしまうのです。そして、身体のさまざまな部位に酸化ストレスを抱えてしまう。

酸化ストレスは「老化」の一番の原因😱そんな研究データが数多く存在します。

「加圧トレーニングは体にいいと体感でわかる、だけど同時に研究データも信頼してる」という方もおられるでしょう。

その場合は、活性酸素(フリーラジカル)対策をすることで解決します。

 


加圧トレーニングを行う前後に「ビタミンC」をとりましょう。

 

一番シンプルで簡単にできる活性酸素対策の一つです。

ビタミンCのラベルに記載されている必要な量プラスαくらいをとると良いと言われています。

 

どちらが正しい?

 

研究室の中と、実際に生きてる人間に起こることとは、必ずしも同じではないこともあります。

「データが!証拠が!」と鼻息を荒げ言い争う人もたまにいますが、研究データより生身の人間の身体反応が勝る。これが自然な姿です。

加圧トレーニングすると気持ちいい!健康になった!と身体で感じている方は、続けていけばいいと思います。ある日突然やーめたと思う日がきたら、やめればいいし。

身体意識を感じる力、身体反応に気づけること、これらはバランスよく健全に生きていくためにとても大切なこと。

データを横目でチラ見しつつ、磨いていきたい感覚です。

あなたは、どう思われますか!?