大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

オススメには賞味期限がある、旬を逃すと害になりかねないって話

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誰かから「オススメだよ」と言われたことは、賞味期限があると思っていた方がいいです。その時ののオススメと捉えた方がいい。その理由をお話したいと思います。

例えば、「この本おすすめ」と言われたなら、それはある程度は普遍的なものだと思います。書籍の内容は書き換わったりしないからです。

一方で、「あそこのラーメンお勧め」と言われて5年〜10年後に行っても、お勧めしてくれた時と同じ味やサービスが続いている可能性は低いのではないでしょうか。

店主が病気をし味覚が変わった、弟子に代替わりしてた、店周辺の環境が悪くなってた、など。人生いろいろありますからずっと変わらないでいることは相当な運と努力が必要です。もし10年前と変わらないラーメンの味が堪能できたならそれは奇跡のようであり感謝に値しますね。

 

私のオススメも旬のものと捉えてもらいたい

 

私は活動や仕事を通してご縁があった方とは、「深く長くおつきあいをしていきたい」という考えです。

ですので1998年くらいに関わったクライアント様や生徒様の中には今でも交流がある方が沢山いらっしゃいます。

こうしてブログを見てくださっている方もそうですね。

そして、ここ何年間か個人セッションや講座に参加されていない方でも、ときどきメールで近況を知らせてくださる方もいて、とても嬉しい繋がりをいただいてます。

そんな久しぶりのお便りの中で、「12年前に教わったことをまだ実行しているんです」とか「あの時、進めてくださった◎◎をいまでもやっています」とか、私の方が驚いてしまうほど、真面目な方もいらっしゃいます。

ありがたくて、涙がでそうです。ただし、これは「良いこと」の場合と、「変更が必要」なものがあるのです。オススメは賞味期限ありだから。

もちろん、普遍的な健康法をメインにお伝えしていますが、私自身の学びや体験も進化していますし、人間社会科学の発展も日進月歩です。

ですのでそれに伴い、おすすめする健康維持の方法や、おすすめする関連書籍や、おすすめする基礎化粧品などなど、どんどん変わっていってます。

10年ほど前に、自家農園で作られた無農薬ハーブと花を使った天然の化粧品「J」をクライアント様にオススメしていました。しかし残念ながら、代替わりで息子さんが社長になってから、パラペンや保存剤などケミカルを沢山入れるようになりました。

こういったことは多々あります。

10年前に「これオススメです」と言ったことが、現在でも同じようにオススメである可能性は低いのです。

社会も環境も人も常に変わり続けているから

 

私が「進化型セラピスト」でいたい理由は、常に世界は変化しているからです。

科学者達による新しい発見があり、医学が進歩し、各社の企業理念が変わっていき、社会そのものも変化し続けているから。

心理精神の扱い方も、10年前とはまったく違ってきています。大学の心理学部って昔は文系だったのです。今は理系になりつつあります。昭和はトラウマに注目する心理療法が流行っていましたが、現在はそれは傷を深めるのでやめるべきという考えにシフトしています。

また、近年マッサージの弊害なども研究により解ってきました。筋肉を怪我させるような手技療法もあることがわかりました。

セラピストや医療従事者が進化型であることは、当然のあるべき姿だと思っています。

こんな風に加速度を増して発展し続けている現代ですから、他にも人々に何かをお伝えする役割の人は、常に情報をアップデートしていきつつ、アウトプット(公言)するべきですね。

情報だけでなくおすすめの「人」も変わっていく


ところで、 私が過去におすすめしていたセラピストや治療家の中でも、残念ながら今は要注意人物リストに入ってしまった方もいらっしゃいます。

人は人生の各ステージで、考え方も変わりシフトしていきます。健全であれば少しづつでも成長していくものですよね。

しかし、不健全な方向に変わっていく人がいるのも事実。例えば、薬害で人格が別人のようになったり、おかれた環境が悪化し他者をヘルプする気力が失せたり、妙な思想を持つようになったり、などなど。

その中で、良い治療家やセラピストと出逢うためには、どうしたら良いのでしょうか!?

 


自分自身が「どうなりたいか?」「どうしたいか?」いつも自問自答して、明白にしておくこと。

 


です。そうすると、なりたい自分に近づくサポートをしてくれる施術者と出会うことができます。大切なことです。


補足ですが、ここでいう「良い」とは、ご自分のニーズに合った施術者、という意味です。

以前オススメしたのは、その時のあなたに、その時のその人がピッタリ合っていたから紹介したわけです。

1年後にはあなたもその人も変化しているので、同じように「オススメ」できるかどうかはわからないのです。

絶対に注意してもらいたいこと

 

そして、これは本当に本当に注意していただきたい事なのですが、「同じ師匠に学んでいる弟子たちは全員同じではない」ということ。ここ重要です。

勘違いする方がたまにおられるので、注意してください。

 


私と同じ師匠についているからといって、私と同じことができ、私と同じ志をもって、私と同じ心で人に関わっているわけではない。

 

ということを覚えておいてください。

同じタイトルの手技を学んでいる、同じグループに参加している、似たようなことを提供しているように見える、友達だと言っていた、というのも然り。

だからといって、同じ深さの学びを得て、同じことを理解した、とは限りません。(私が優れてるということではなく人によって違うという意味です)

「そんなの当たり前」と思いますよね!?でも、時々この手の勘違いをおこす方がいらっしゃるのです。

悪意ある気功師も、病んでる施術者も、金亡者の人も、セクハラ治療家も、自我が強すぎるコーチも、現実世界に確かに存在することを肝に命じてください。

私が公にこういうことを書いたのは、これらの要注意人物リスト入りした人々が、人に与える悪影響は計り知れないということを、実感しているからです。

発覚している実害もあります。

どうか、お気をつけください。