どうしても手放せない「思い出の品」を、すんなり断捨離する方法についてのお話です。
以前、「お片づけの達人」の番組を見ていた時の事です。ある母親とお嬢さんの片づけをプロがお手伝いしていました。
その母親は無類のリカちゃん人形好き。娘が小さい頃に買ってあげたリカちゃん人形も合わせて、大きな棚1つ分まるまる「大勢のリカちゃん's」がご自宅にありました。
これら沢山のリカちゃん人形を「処分できず困っている」という相談です。
番組に出ていた “お片づけの達人” が行なった思い出のモノの処分方法は意外とシンプルなものでした。
思い出の品を、写真に納める
という方法です。
❶まず、沢山のリカちゃんの中でどうしても捨てられない超お気に入りのリカちゃんを選びます。
❷次に、超お気に入りとして選んだリカちゃんに、それぞれのお洋服を選んでもらいます。(ワタル君やママもありました)
❸いくつか選んだら、それらを並べて写真撮影してゆきます。
モデルさんの撮影みたいに、ポーズとか構図を決めて必要ならばライティングもあててこだわって撮っていくのです。
❹撮った写真を見て、満足に撮れてるかどうか?を確認します。
❺気に入った構図でリカちゃん達を撮影できたら、リカちゃん人形達を処分します。
以上が、手放せない大切な思い出の品を、すんなり断捨離する方法です。
相談者の主婦の方も、撮れた写真が満足ゆくものだったのでウレシそうでしたし、心置きなく処分しておられました。
多くの場合、きっと撮影した写真に目を通すことすらしなくなる確率が高いでしょうね。
でも、物を捨てられないのならば、処分する時にはとっても有効な方法だと思いました。
私の手放せない思い出の品はコレ
今朝、四半世紀以上もの間、愛用してきた「キティーちゃんの爪切り」が壊れてしまいました。
妹が中学生の時にプレゼントしてくれた、私が好きなカラー水色の、キティーちゃんがついてるサンリオ製品です。
あまりに古過ぎて、もうキティーちゃんの姿は消えてしまってますが、キティーちゃんの爪切りと呼んでいました。
刃物で有名なドイツのゾーリンゲンの爪切りとか、その他の爪切りも買ったりもらったりしたこともあります。切れ味は抜群でした。
しかしどうしても、この水色の「キティーちゃんの爪切り」が私の爪の形にドンピシャに合っていて、ピッタリの「弧の角度」でありピッタリの大きさだったので、手放さずにずっと使い続けてきました。
独身時代に使い始め、アトランタ、ニューヨーク、ロサンゼルス、そして日本の各地に引っ越した時もずーっと一緒だったんです。
ところが今朝、たまたま(-◎_◎-) に貸してあげたら、ヤツの強靭な分厚い足の爪を切ろうとして、ヒンジの部分が折れてしまったのです。
貸してあげたのははじめてでした。
普段は別々の爪切りを使っていたのに、引っ越し後に(-◎_◎-) 専用の爪切りが見当たらず、「貸して」と言われて渡したら....
ショーック( ̄□ ̄;)!!
(-◎_◎-) はポーンと“燃えないゴミの袋”に投げ入れてしまいました。
でも、私はなかなかキティーちゃんにさよならする踏ん切りをつけることができませんでした。
ゴミ袋の中から拾ってきてしまった。あまりに突然すぎるお別れだったから。
どうしたものか...と途方に暮れていた時、ふと昔TVで見たあの “お片づけ達人” さんのやっていた戦略を思い出して、撮影することにしたんです。
そしてブログにもその写真をアップして大勢の方に見ていただき、大切にしてきたキティーちゃんの爪切りを葬り送り出そう。
水色のキティーちゃんの爪切り、さようなら〜。
今まで長〜い間、私の爪をツンツルてんにカットし続けてくれて、どうもありがとう!
あなたの事は、忘れません!
Thank you and I love you!
あなたももし、なかなか手放せない「思い出の品」があって、そろそろ断捨離したいなと思ったら、試してみてくださいね。