あなたは普段、どんな音楽を聴いていますか?音楽から影響を受けた経験がありますか?
音楽や歌詞(言葉)と、私たちの潜在意識についての記事です。いつものように一次情報を掲載していきます。
よく聴く音楽と潜在意識の関係とは?
いつもお歌を歌っている3歳の姪っ子2号が、なにやら聞き覚えのある歌を口ずさんでいた。歌詞も含め、よーく聞いてみたら、なんとユーミンの古い曲。
昨年リリースされたユーミンのベストアルバムを家族がいつも聴いているみたい。
そのベストアルバム3枚組のCDを貸してもらったので、お家で早速聴いてみました。
まるで懐かしい曲がいっぱいつまった宝箱みたい。もう10年?20年?も聴いてないのに、驚いた事に全部歌える!歌詞を覚えてる!3枚組のCD全部!
音楽って潜在意識にスッと入ってくるのですね。改めて実感。
そしてそれは、自転車の乗り方を忘れない様に、しっかりカラダで覚えてるんですね。
小学生くらいから洋楽が好きでよく聴いていました。
もちろんその頃は英語は喋れません。その後もずっと。だから洋楽を聴いてもまともには歌えませんでした。
ところが、渡米後30代になってから英語を日常的に話すようになり、読む本も英語、夢も英語になってから、むかし英語を話せなかった頃に聴いてた曲が歌えてることに気づきました。
ある時、車の運転中にラジオから昔の曲が流れてきて、ふと気づくと歌ってた自分にビックリしました。
「あれ?歌えなかったはずなのに、何十年も聴いてもいないのに、練習もしてないのに、なんで歌えてるんだろ!?」って。
繰り返し聞いていたから、潜在意識の中に入っていたんでしょうね。
そしておそらく、英語がわからなくても意味も無意識の中に入ってきてたんじゃないかと思います。
そう考えると、聞く曲や聞く台詞など、ちゃんと選別した方がよさそうです。(パンクの曲とか、ヒドい歌詞叫んでるのありますよね!)
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歌詞の言葉が人生に影響する理由
あるオペラ歌手の方からとても興味深いお話を聞かせていただきました。
その方がおっしゃるには、オペラ歌手の業界では、悲恋が繰り返されているというのです。恋愛に関するドロドロが巻き起こっているのが常だと。
理由は、クラシックオペラの歌詞の内容が、不倫とか実らぬ恋、無理やり別れさせられた、死別した、などなど悲恋がほとんどだから。
これは、日本人、アメリカ人、イタリア人の方のご意見だから、歌の言語は関係ないようですね。
舞台に立つときはものすごく臨場感をあげて感情を込めて歌います。
繰り返し、繰り返し、実らぬ恋や不倫を熱唱していたら、それが潜在意識にしっかりと染み付いてしまう。
だからオペラ歌手は悲恋を繰り返す方が多いというのです。
そういえば..演歌歌手の女性達は独身の方が多いですね。
もしかしたら、オペラ歌手の方々のような影響もあるのかもしれません。演歌も、片思いとか会えないとか不倫とかの内容が多いですからね。
そう考えてみると、私たちも普段から繰り返し聞く音楽について、思っている以上に注意を払うべきなのかもしれません。
音楽が身体に影響を与えるのはなぜ?
ミュージックは身体にも影響を与えます。
身体=潜在意識
だからです。音楽が潜在意識に影響を与えるので、身体にも影響が及ぶのです。
こ大昔の歌と歌詞を「カラダが覚えてる」という、記事の最初の方で出てきた話題について考えてみるとわかりやすいでしょうか。
コンサートに行くと、大音響の音の振動を全身で受け止められます。だからファンがいっぱい集まるのですよね。
彼らはCDを聞くだけじゃ飽き足らず、会場へ足を運ぶ。全身で大好きな歌手の歌声や音楽の洗礼を浴びられるのですから!
音楽の好みは人それぞれ。
「あんまり好きじゃないな」と思っている音楽のコンサートに行って、大音響で全身に嫌いな音楽のシャワーを浴びるとですね、かなり身体的なダメージを受けます。
翌日、再帰不能みたいな状態になっちゃいます。経験した事がある方は、ウンウンとうなずいているのではないでしょうか。
辛く悲しい時に聴いた曲がドーパミンを誘発
辛く悲しい想い出と結びついた楽曲を聴くと、ドーパミンが出ることがあります。
辛酸をなめたような経験をした時期に聴いていた曲、とか失恋の悲しみにうちひしがれながら流していた曲、などです。
あれっ!?ドーパミンは楽しく興奮している時だけに出るものでは!?と思われるかもしれません。
辛い事をループのように繰り返し考えている時にも、ストレスホルモンであるノルアドレナリンなどに続いて、それらを抑制しようとしてドーパミンが出てくるのです。
だから、イヤな事をループの様に考え続けるのって、中毒症状みたいになかなかやめられなかったりします。
それと同じで、辛い出来事があった時期に繰り返し聞いた曲を、後になってから再び聴いても似た様なことが起ることがあります。
その曲を聴くとドーパミンが出て気持ちよくなるのです。
だからこの曲が好きなんだと勘違いしてしまい、繰り返しまた聴いてしまうこともある。(シンプルに説明してみましたが、こんなに単純ではありません)
音楽に限らず、なにごとも「偏り」過ぎが不自然さを生みだします。
繰り返される言葉や音楽によって、人生が大きく感化されてしまうことがある。
そんなに大げさな影響ではなかったとしても、潜在意識に蓄積される情報の一部として自分の一部となるのは確かです。
もちろん好みはあるでしょうが、極端に偏らないようにしつつ、いろいろな音楽に親しんで、気分に合せて違うミュージックを楽しみたいものです。
ナニゴトも極端に偏ってしまうと、特徴が表出してしまいがちです。
できれば、いろんな分野の好きな音楽を聴いて、良い影響を受け、潜在意識に染み渡る。こんな感じの循環ならば最高ですね。
追記:
曲のほとんどが「ポジティブ」な内容のCDってあるのかな?と思って、探してみました。見つけたのがこの人達のアルバム。
GIOVANCA(ジョヴァンカ)
『WHILE I'M AWAKE』
Benny Sings(ベニー・シングス)
『BENNY...AT HOME』
ネガティブな言葉が入ってこない楽曲ばかりかと思います。曲調も明るく歌詞がポジティブでさっぱりしています。
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