20代の頃、人から嫌われたくなくて誰とでも平等に付き合っていたことがあります。
友人との予定が入ってなさ過ぎても、なんとなく不安に駆られてしまい、次々と約束をして手帳の枠を埋めようとしたりもしていました。
若い頃は「生命時間が有限なものだ」という実感が、ほとんどなかったんです。
独りでクリエーティビティーを発火させることをしたり、好きな本や映画を楽しんだり、自分を内省したりするための、大切な「ひとり時間」をないがしろにしていました。
人付き合いは、「嫌われたらどうしよう」という後ろ向きな気持ちでするものではないですよね。
大切な生命時間を使ってお付き合いしていきたいという前向きな気持ちで、人付き合いをしていきたいものです。
そのためには、人付き合いの見直しや整理が必要なこともあるかもしれません。
ちょっと嫌な感じがする言い方かもしれません。ですが、これは家の片付けと同じように、人生をより良くするためには必要なこと。歳を重ねてきてそう思えるようになりました。
「別に嫌われてもいいやって人」と、「これからもずっと大切にしたい人」、どうやって見極めていますか!?
私にとって指針になっていることについて、書いていきますね。よろしければあなたのご意見もお聞かせください。
関係性の見直しについては、こちらの記事も参考になるかもしれません⇨ 話をかぶせてくる人の心理とは!?人間関係を良くするコミュニケーションのために知っておきたいこと
嫌われてもいい人
嫌われてもいい人:
👉あなたを無理に変えようとする人
『嫌われてもいい人』とは、ズバリ、あなたを無理に変えようとする人です。
あなたを支配しようとする人と、惰性でお付き合いを続けていませんか!?
その人に反抗すると、あなたのことを「嫌いになるかもしれない」と、不安に思うような相手です。
このままその人の言う通りに従っていれば、嫌われはしない。でも、ほんの少しでも言うことに従わないなら、嫌われる。
だったら、「今」嫌われてしまった方がよくない?
「今」嫌いになってもらって、もう2度と付き合わないことにしてもらった方が、楽ではないでしょうか?
検討してみる価値は大いにありそうです!!
大切にしたい人
大切にしたい人:
👉ありのままのあなたを見守ってくれる人
何をしても、ありのままの姿を受け入れてくれる相手と長い付き合いをしていきたい。
あなたがどんなものを選んだとしても、どんな行動をしたとしても、変わらぬスタンスで見守ってくれる人が真の友人です。
お互いに共依存的になっていたり、傷の舐め合いをするような不健康な関係性ではなくて、ナチュラルな感覚で付き合える友達です。
そのような友人との付き合いでは、「嫌われるかどうか?」の心配などまったくすることがないのです。
*人づきあい関連記事⇨ 愚痴ばかり話す人には裏の顔がある、肯定的コミュニケーションのための心理とは
どうしても付き合いをやめられない相手がいたら?
友達関係ならば、解消することも可能です。
ですが、これが親族や家族ならばそういうわけにもいきませんよね。
その場合は、こちらサイドの意識を変え、態度を変えていくことが必要になるかもしれません。
あなたを無理に変えようとする言動がみられたら、きっぱりと拒否しましょう。
きつい言葉で喧嘩をする必要はありません。ただ、それを受け入れないようにするだけです。どう返答したらいいのかわからない場合は、無言でいることも効果的です。
受け入れたとみなされるような、受け答えをしないことが大切なのです。
支配しようとする気配を感じたら、それに飲み込まれない。そう決心してください。
自分サイドの意識が変われば、相手も変わるものですよね。「え?こんなに簡単なら、前からやっていればよかった!」と、きっと思ってしまうことでしょう。
気持ちいい心でいるために、気持ちいい人付き合いをしていきたいですね♪
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