大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

コミュニケーション中に揚げ足を取る人へのポジティブな5つの対処法


こちらが言いたいことをまだ言い終わっていないうちから、会話の中に出てきた小さな事柄(言い回し)について、いちいち否定する言葉を投げかけられた。こんな経験ありませんか!?

まるでアイドル歌手の歌に合わせて声援を送る人みたいに、ちょこちょこ負の合いの手を入れてくるケースです。

この様な揚げ足をとるようなコミュニケーションに巻き込まれたとき、どの様に対応すればいいのでしょうか。

この記事が、いつも気持ちいい心でいるためのヒントになればと思います。

 

正しい文法で正しく言葉を伝えればいいのか?

 

例えば、「火曜日は雨が降る予報だから、待ち合わせ場所はどこそこに変更しようよ」と伝えたかっただけなのに、「雨が降る」の部分ですかさず「絶対降るってことは無いっしょw」みたいな “負の合いの手” が入る。

本当に伝えたかったことは「待ち合わせ場所を変更したい」ということ。それとは関係ない部分で、細かいことをいちいち指摘されると不快きわまりないです。

だったら、長文で文法に気をつけて正しい日本語で話せばよかったのか???

「火曜日の天気予報は雨の確率が80%と今日のところは出ていたから、もし何かあってどちらかが待ち合わせに遅れたりしたら雨に濡れてしまうので、念のために屋根のある場所での待ち合わせに変更しませんか?」とか...。”

いやいや、

おそらく、どんなに正しい文法できちんと説明したとしても、何かしら揚げ足を取れる部分を切り取って「負の合いの手」を入れてくるでしょう。

この手のコミュニケーションでストレスを感じる人は昔も今も多いもの。人生相談で質問されるサブジェクトでもあります。

こういった相談への回答として多く見かけるのは、「その様な人は自己肯定感が低いんです!」とか、「子供だと思っていなしましょう!」など、相手の否定的な要素を見つける分析です。

しかしながら、相手の行為や裏心理をいくら分析しても、状況は改善しません。

それより、自分が不快にならない様にするにはどうしたらいいか!?について、考えた方がより建設的です。その方が、日々の幸福度が増しますよね。

負の合いの手を入れられた人は、どんな気持ちになるのでしょうか?次の項目で言語化してみますね。「そうそう!それな!」と賛同するものはありますか。


*ひろゆき調の返しをされるのもやな感じですね⇨

omichikahori.hatenablog.com

揚げ足取りされた側の心理とは


揚げ足をとるような「負の合いの手」を入れてこられた人が感じること、それによって人間関係にどんな問題点が生じるのでしょうか。

攻撃されているように感じる

⑵ 会話がってしまう(話題が逸れる)

⑶ 信頼を

⑷ 本質的なことがえなくなる

 

⑴ 攻撃されているように感じる

 

言いたいことの本流とは関係のない “細かいこと” をいちいち否定されると、「私のことバカだと思ってるんだな」と受け取られてしまうかもしれません。頭をぱこんとハリセンで叩かれたときみたいに、ちょっとした攻撃のように感じるからです。

家族内のコミュニケーションなどで、いつもいつも言われてる相手ならそこまで思わないかもしれません。しかし身内以外とのコミュニケーションなら、「馬鹿にされた」と感じてしまう可能性は大きいです。「私のこといなんだな」と受け止められることも。

 

⑵ 会話が滞ってしまう(話題が逸れる)

 

話の本流に関することについて、反論されたり否定されるなら、本望です。少しは嫌な気分になるかもしれないけど、それ以降の会話が前向きなものになるはずです。

しかし、まったく関係のない一部を切り取って揚げ足取りをする行為が繰り返されると、これ以上その人とコミュニケーションしたくなくなります。

会話するたびに嫌な気分になるくらいなら、話したくなくなるのも当然ですね。

⑶ 信頼を失う


私はこの人からバカにされてる、嫌われてる、だからこんな嫌なことを言うんだな。そう認識されてしまったら、信頼がどんどん消滅していきます。

この様なコミュニケーションをし続けていると、人間関係が崩れる原因になりかねません。

⑷ 本質的なことが見えなくなる


「負の合いの手」を連発するコミュニケーションをしていると、相手が本当に伝えたかったこと、言いたかった事の本質の部分がまったく見えなくなってしまいます。

 

同じ土俵に立つべからず?

 

された側の心理状態について主なものを4つ挙げてみました。

これら揚げ足取りをされた側の心理状態を一言でまとめるなら、リスペクトが無い態度だと受け止められてしまう、といえるでしょう。

私の場合は、いちいち入れてくる「負の合いの手」をまるっきり無視して、自分が伝えたい事を高速で話しきってしまうことで、乗り切ることがあります。

でもこれは、戦っていることになるので、決して良い方法とはいえません💦

相手がリスペクトを欠いた態度をしているから、こちらも戦闘態勢になっている状態。よくないですね。同じ汚れた土俵に立つのは、できれば避けたいです。

では、リスペクトを欠いた態度でコミュニケーションされた場合は、どう対応すればベストなのでしょうか!?

結論から言うと、「人間関係を改善したい」「その人との関係性をより良いものにしたい」という間柄であれば、

 


こちらから良い見本を示す

 

ことが大切です。

次の項目で詳しく書いてみますね。

*対話中にマウント取られる、これも嫌ですね〜⇨

omichikahori.hatenablog.com

ポジティブな5つの対処法とは!?

 

時間を大切に生きたい。人との関係性をより良くしたい。そう考える人がすべき対処法は、建設的ではない不毛なコミュニケーションになってしまうのを避けることです。楽しい対話も、ビジネス的な対話も、できれば「いい時間」にしたいですよね。

そのためにできること、ポジティブな5つの対処法は....

 


❶聴く姿勢を示す

❷ 肯定的な言葉を使う

❸主張することを避ける

❹冷静でいること

❺相手を尊重する

 

相手がどんなにひどい揚げ足取りでも、細部を否定してくる負の合いの手を入れる人でも、対処法はきわめてポジティブなことばかりです。

❶ 聴く姿勢を示す

こちら側は、あなたの言葉に耳を傾けていますよ、理解しようと思ってますよ、という姿勢を示します。自分の主張や反論は言いません。

 

❷ 肯定的な言葉を使う

揚げ足取り的なことであっても、相手が話しているときに一部分でも同意する点があるなら、その点については肯定的な言葉を使って共感を示します

先の例で言えば、「絶対降るってことは無いっしょw」と負の合いの手を入れてきたら、「だね、絶対ではないよね」と相手の言葉に共感してることを知らせる、ということです。

❸主張することを避ける

 

いきなり細かい部分を否定する様なことを言われたとしても、自分の意見を無理に押し通さない方がいい、ということ。

例えば、「80%の予報なのだから雨が降ると想定して計画を練るべきだ!」のように、自分の主張を無理に通すことは避けます。「そうだね、絶対ってことはないね」と相手の言い分を認めた上で、自分の考えを説明していく方が、コミュニケーションがうまくいきます。

❹冷静でいること

 

相手が攻撃的な態度をとったとしても、自分自身が冷静であることで、対話を建設的なものに変えることができます。

私の場合は、揚げ足取りをされると思わずムカっとしてしまうことがあります。次また揚げ足取りをされたら、その場で会話するのを拒否してやる〜!と思ったり。

でもこんな心的態度では、同じ汚れた土俵に乗ることになってしまいますね。感情的になったら負けです。

❺相手を尊重する

 

相手を尊重すること。これが最も大切なことです。相手がどんなにムカつく負の合いの手を入れてきたとしても、その意見に対して尊重の意を示すことが大事。

私のように、黙ったり無視したりするのは、攻撃していることになるので避けるべきです。相手とのコミュニケーションを大切に想いつつ対応する。その方が上手くいくからです。いい対話をしたな、いい時間を過ごしたな、という印象を残しお互いの気分も晴れやかで対話を終えることができるから。


*いつもいつも愚痴ばかり、これってどういうこと?⇨

omichikahori.hatenablog.com

 

対話スタイルは習慣づけられたもの

 

以前は聞き上手で、どちらかというとコミュ高めだったある知人。お付き合いし始めたお相手が、会話の途中で負の合いの手を入れてくる、揚げ足取りタイプの人でした。

数年経ってみると、その知人自身も同じように揚げ足取りをちょいちょい入れるコミュニケーションスタイルに変化していたのです。

でも、そんなふうにされても不快感があまりないんです。これは推測ですが、その人にとってこのような対話スタイルが「」になってるだけなのでは?と感じるのです。つまり、悪意はほぼなくて、人が話してる最中にツッコミを挟んでしまう癖がパートナーさんから移ってしまったという印象です。

この知人だけではなく、近しい人のコミュニケーション癖を真似ている人って、けっこう多いのではないでしょうか。

コミュニケーションするときの姿勢みたいなものは、長年かけて培われるもの。

生育環境であったり、長く所属していた職場環境だったり、いつも付き合っている仲間のコミュニケーションリズムが習慣になってる、などなど。

これまで「どこで誰とどんなふうに対話をしてきたか?」経験によって、その人のコミュニケーションに対する姿勢がつちかわれている。

どんなコミュニケーションをするのかは “個性” だよ、という見方もありますが、コミュニケーションは “習慣” だよ、とも言うこともできます。

習慣というのは、無意識でスーッとできちゃうこと(やっちゃうこと)。

長年どんなコミュニケーションをしてきたかで、相手の言ってることに対してどう反応するか?の個性(習慣ができあがります。

じっくり話を聞いてくれる環境にいたなら、相手のいう事にじっくり耳を傾ける習慣があるかもしれません。逆に、話をかぶせる感じでガンガン主張していかなくてはならない環境で長年過ごしたら、いちいち私見を挟む癖が身についているかもしれません。

また、親しい仲だったり家族内においては、否定やツッコミ多めになってしまう人でも、職場では気持ちいいコミュニケーションを心がけている、という人もいるでしょう。

*関係性を解消するのもありですね⇨

omichikahori.hatenablog.com

 

【まとめ】揚げ足とりコミュニケーションへの対処法

 

その人が持つコミュニケーションのリズムは癖の様なもの。どう聞くかどう話すかは習慣化されたもの。

だから、揚げ足をとったり負の合いの手を入れられる度に、怒ったり反撃していたら身が持ちません。

関係性を断つことができない、関係性を良くしたい、という場合は反論したり戦ったりするのではなく、相手に良い見本を示すことが重要です。

否定的な揚げ足取りツッコミを入れられたら、その主張を受け止める姿勢を見せる。こうやってキャッチボールするんだよ、と伝わりますように..。

状況はいきなり大きく変化しないかもしれません。近しい間柄だと特に...。

それでも少しづつコミュニケーションが改善され、人間関係にもポジティブな変化が現れるはず。

 

「対話するたびに人間関係がさらに良くなる」ようなコミュニケーションができる人になりたいなと思います。

気持ちいい心でいるために☺️


*自称コミュ症の人って実は...⇨

omichikahori.hatenablog.com