大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

あの人と一緒にいるとなぜか疲れる!?生きるためのエネルギーを吸い取る輩から身を守るための三か条


あたりまえのことなのですが、生命エネルギーがあるからこそ、私たちは生きていられます。 

重い病気にかかったら、エネルギーが低下して元気がなくなります。

胸が張り裂けそうなほどショックな出来事があったら、「」が疲弊してしまいエネルギー欠乏でしばらく動けなくなったりします。

そして私たちがこの世を去る時、エネルギーが0(ゼロ)になります。

この生きるためにとても大切な生命エネルギーが、精神的な疲労でも病気でもないのに、なぜか枯渇しているように感じることがあるのです。

それは、大勢人がいる場所に長時間いたからかもしれません。

または、ある特定の人と一緒にいると、後から必ず疲れて寝込んでしまう、ということもあるかもしれません。

私にも、そのような経験があります。よくあります。

その感覚はまるで、「エネルギーを吸い取られちゃった」、という表現がピッタリくるような、いつも感じないような激しい疲労感なのです。

あなたは、そんな体験をしたことがありますか!?


*疲れるコミュニケーション関連記事⇨ あの人と会話すると疲れるのはなぜ?聴き上手になってコミュニケーションで疲れなくする方法

感情を操ってエネルギーを奪う


一緒にいると、まるでエネルギーを吸い取られているかのように感じてしまう相手のことを、英語で「エナジーバンパイアー(Energy Vampaire)」と言います。エネルギーの吸血鬼ってことなんですね。

吸血鬼というと、こわ〜い人相の人とか性格のキツイ人を思い浮かべてしまいます。

でも実際は、そうではないですよね。

それは、吸い取り方が「怖がらせる」方法だけではないからです。吸血鬼みたいな人もいるかもしれないけれど、大抵の場合は普通の人々です。

 

🧛‍♀️
*弱ってるフリをして同情をかう
*洗脳してコントロールする
*興味のないふりをして相手を焦らせる
*弱者であることを強調する
*相手に罪悪感を植え付ける
*実生活で溜まっている毒を吐きまくる
*文句を言う
*泣く
🧛‍♀️

 

このように、相手のエネルギーを奪うときは、相手の感情をコントロールしているのです。

それぞれが慣れ親しんでいる方法で、吸い取る相手のを巧みに操ります。

 


怖がらせる(脅す)

罪悪感を持たせる

気の毒(可哀想)だと思わせる


などが普遍的に行われているエネルギーを奪うやり方です。

「会社にそういう人がいます!」とか、「うちの妹がそんな風に吸い取ってます!」などという声も聞こえてきそうですが.....

実際には、ほとんどの人がやっているので、人のことは言えません(笑。

やってるというより、無意識で「そうなっちゃうことがある」といった方が的確な表現でしょうか。

「エネルギー吸い取ってやるぞ」などとは、自意識では思ってもいないのですから。

エネルギーって、どうやってできるの?

 

 エネルギーは、自分細胞の中でつくられているものです。自分がつくった自分のエネルギーっていえますよね。

だから、それを奪うっていうのは、ちょっと違う気がしてしまうのです。
 


【エネルギーのでき方】

私たちが何かを食べるとそれが消化され、体の細胞のなかにある「ミトコンドリア」に運ばれ、エネルギーを生み出しています。

ミトコンドリアの中にあるATP(アデノシン三リン酸)という分子に、1つのリン酸分子がくっついたり離れたりすることでエネルギーができ、エネルギーを貯蔵したり、放出させたりする、巧妙な仕組みです。

 
私は、生命のエネルギーに「」が燃料を与えているのではないか?と思っています。

だから、エネルギッシュな人というのは「」が健康で晴れやか。

もっというと、生命エネルギーに満ち溢れている人は「自分の好きなこと・やりたいこと」が明白にわかっていて、それを日々考えたりやったりしています。

このようなエネルギッシュな人から、エネルギー欠乏の人すなわち「自分の好きなことがわからない」「わかってても自らに禁止令を出してる」人々へと、自然に流れていってしまうのではないかしら?と思っています。

あなたは、どう思いますか!?
(答えに正解や不正解などはないでしょうけれど...)


*相手がどうエネルギーを補充するかを知るとハッピーな関係になれる⇨ 相手がどうやって疲れを癒しエネルギーを充電しているか?を知ると人間関係が良くなるのはなぜか

 

こんな症状が現れていたら、吸い取られたかも!

 

その①エネルギー流出から身を守るための三か条

 

生命エネルギーが活性化している元気いっぱいな人は、エネルギーを吸い取られ疲労する、なんてことはあまりないのでは?

ですが、共感力が強すぎる人や、敏感な体質の人、弱っている人、などは「自分のエネルギーを他者に与えやすい」傾向にあります。

下記のような状態が現れたら、エネルギーが流出してしまったのかもしれません。

 

エネルギーが流出した時の主な症状


・疲労困憊する
・異様に眠くなる
・クリエーティビティーが枯渇する
・自分じゃないみたいな負の感情が頭に浮かぶ


*なぜ人は話をかぶせてくるのか!?⇨ 話をかぶせてくる人の心理とは!?人間関係を良くするコミュニケーションのために知っておきたいこと

 

水の流れの変化と似ている気がします

 

その②エネルギー流出から身を守るための三か条

 

 「人と一緒にいると、人疲れしてしまう...」という人がいます。

もしかしたら、「人疲れ」と表現していることの中には、人からエネルギーを奪われやすい体質、と言い換えることができるケースもあるかもしれません。

「奪う」VS 「奪われる」というよりも、どちらかというと、このような事は、水の流れのようなものだと感じています。

「元気をいっぱい持ってる人」から、「元気が少ない人」へと、自然に流れ出てしまうもの、という感覚です。

浸透圧のようなものですね。

私の場合は、“表面には出してない怒り” を抱えた人と接すると、自分のエネルギーが流れ出てしまうような気がしています。

相手から奪われてるという感覚より、自分から自然に漏れ出てる感じがするのです。

このイメージができていると、「あ、なんか吸い取られてそうな気がする」というシチュエーションの時にも安心です。

「あ、なんか私の水が流れ出てしまってる」と気づけばいいのです。思うだけで流出がストップするからです。

何故ならば、無意識の領域で起こっていることを、意識することになるから。

例えば、上司に小言を言われている最中に「エネルギー奪われてる気がする...」と
感じたら、自分から上司に向かって水が流れていってる傾斜状態をまっすぐに直しましょう。もしくは、自分にお風呂のせんのようなものを、イメージの中ではめます。エネルギー流出を防ぐことができます。

 

エネルギーを吸い取られないよう防御する方法

 

その③エネルギー流出から身を守るための三か条

 
「あ、この人といるとありえないぐらいに疲労するな」とわかったら、接しないようにするとか、会ってしまったら短時間で切り上げるなど、いろんな防御ができるかもしれません。

でも、どうしてもお付き合いしなくてはならない場合もありますよね。親戚の人、仕事場、町内会、ママ友、など、離れることが不可能なケースもあるでしょう。

そんな時は、 防御策としてこんなこと↓を試してみてください。

 


吸い取る人と会ったときの防御策: 

👉吸い取られる前に、こちらから与える!!

『会った時に自分から先にエネルギーをあげる』のです。

 

このように具体的なやり方は意外と簡単!

例えば、その相手と会ったら速攻で「褒める」ことをします。褒める行為はエネルギーを与えることになるからです。

誰かからエネルギーを奪われると疲労しますが、自分から先に与えると疲れるところまではいかないことが多いのです。是非試してみてください。

「あら〜、青いブラウスがすごく似合ってますね!」と言いながらエネルギーを与える。

エネルギーを与えるつもりになって、「先日のあれ助かりました!あなたのおかげです!」と言う。

可能であれば、相手の腕に手をまわすなどのボディータッチ付きでやってみてください。(セクハラにならない程度に)

ポイントは、「会ったら速攻でやる」ことです。

しばらくしてからでもなく、数日後でもない、「今」すぐにです!相手からエネルギーを奪われ始める前に、自分から与えてしまうのです。

これをやると、あら不思議。

ほとんどのケースでは、その日はその人から、それ以上エネルギーを吸い取られなくなるのです。

様子を見て、後からやるのはNG。効果ナシです。「こちらから先に」やることが肝になります!

その相手の姿を見かけたら、自分から駆け寄ってすぐにやってくださいね。


*与えて受け取っての匙加減がわかるといいですよね⇨ ギブアンドテイクの精神で、損してるのはどんな人?人間関係を気持ちよくするたった一つのギブの法則とは!?

 

工夫次第で状況がよくなる

 

ここまでお読みになってくださって、何か思い当たるところがありましたか!?それとも、よくわからない話でしたか!?

もしも思い当たることがいっぱいだった方は、これまでご紹介してきた「エネルギー流出から身を守るための三カ条」を思い出してください。

 


1)エネルギーが奪われてる時に気づく

2)水の流れを止める

3)こちらから先に与えてしまう

 

観察していると、自分の状態がよくわかるようになります。

そうすると、自分にとっての「ストレスのリミット(もうこれ以上は無理)」がどのくらいか?かもわかるようになるかと思います。

健康維持にも役立ちます!