公に発信しているブログに記事を書くときには、内容がファミリーセーフであることを考慮していなければなりません。
それは、有害情報から子供たちを守るため、インターネットを利用する人々に不快感を与えることを避けるため。そして、検索エンジンから排除されたりシャドウバンされたりを避けるためです。
先日「ブログ発信者の身を守るため必須だな」と、ひしひしと感じた出来事がありました。
なんと!私が3ヶ月ほど前に書いたある記事が、ア◯◯ト・ポル◯だということで、グー◯ルアドセ◯スから警告を受けたのです。
この警告を受け取った経緯と、わかった原因、そして対処法、などをシェアーさせてください。
マラソンや健康の記事、赤ちゃんの記事、なのになぜ!?
さっそくですが、問題になった記事はこちら↓でした。削除したのでスクリーンショットです。覚えている読者さまもいらっしゃるでしょうか?
内容を覚えていらっしゃる方は、「え?なぜこの記事が!?」と驚いた方、「やっぱりね」と思った方、色々いらっしゃるかもしれません。
(この題名↑は、1度目の修正後の題名です)
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健康関係の記事なのに
これは体と心の健康について書いた記事で、オモシロ話として米国の大学で期末試験が終わった時に行われるあるマラソンの話題を添えてありました。
以前、子育てブログを運営されているママさんが、私と同じような警告を受けたという話を聞いたことがあります。
どう考えても、どちらもア◯◯ト・ポル◯とは程遠い内容なのに、私たちはどうして警告を受けたのでしょうか!?
ロボットが検査していることが一番の原因でしょうが、それを言っても仕方がありません。
経緯はこんなふうでした
【12/3】
メールで『 AdSenseサイト運営者向けポリシー違反レポート』が届きました。どんな違反なのか?は、GoogleAdSenseのアカウントにログインしてチェックします。
左側のカラムの中の「アカウント」→「ポリシーセンター」を開きます。すると、どのページが引っかかっているのか?とか、違反の種類や対処法が書かれています。
<<<対処法は2つ>>>
①違反内容を修正し、再審査のリクエストボタンをクリックする。
②該当するページに表示されている全てのアドセンス 広告を外して、そのままロボットが巡回して来るまでただ数日待つ。(リクエストボタンを押さない)
私は最初、①番を選びました。記事の中にある「もしかしたらこの言葉かな?」と思える単語を削除したり、書き直したりしたあと、「再審査のリクエスト」をクリックしました。
【12/5】
再びメールが届きました。
『ページレベルの審査リクエストに従って 1 件のページを審査した結果、審査の時点で該当ページはポリシーに違反しているものと確認されました。』
ガーン!まだ問題が解決しておらず警告が解けてない、とのこと。
これ以上、どう直したらいいものか悩みます。そこで、尊敬している方に相談してみることにしました。
すると、「慌てる必要はない。記事を削除してそのまま待ってればいい。」とアドバイスをいただきました。
そして、今度は②番に挑戦することに。記事をかんぜんに削除して、右カラムの広告を削除して、そのまま放置。
「記事を消せ」とは指示されていませんが、具体的な直し方が不明なので、削除に踏み切ったのです。
ちなみに、該当ページ内の広告だけでなく、サイドバーやフッターの広告も全ページで表示されるので、「該当ページ内」に含まれるとのことで、それらの広告も削除します。(②番の場合)
【12/12】
やっと、警告がなくなっていました!
審査の結果などは特にメールで届きません。アカウントを開いてチェックしてみたら、突然警告が消えていて、これにて審査終了となります。
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メールできる人、メールできない人、その違いは!?
今回、何か手落ちが無いか心配で、いくつかの「グーグルアドセンス警告」に関する記事を検索して読みました。すると、以下のような記述を発見!
「再審査リクエストを送るときに謝罪文を送りなさい」と書いてあるもの、「よく分からない時はグーグルアドセンスにメールで問い合わせよう」と書いてある記事もありました。
このどちらも、私の場合は不可能でした。
それはなぜかというと、グーグルアドセンスにメールで問い合わせするための、右上についている『問い合わせボタン』は、「費用を支払って継続的にアドセンス広告を出している広告主さん」にしか表示されてないからです。
さらに、アドセンスで月々多くの広告収入を稼いでいる人も、直接問い合わせをできるようです。
上記の2つに該当しない場合は、メールで問い合わせることができないので、フォーラムを見て他の人の投稿から、自分が欲しい答えを探す形で解決するしかありません。
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三ヶ月も前の記事なのに、なぜ今ごろ?
今回、警告のきっかけになったのは、アクセス数が急上昇したことが大きいのではないか?と考えています。具体的に言うと、Twitterでの記事の拡散でした。
まったく見ず知らずの方がTwitterでこの記事をシェアーしてくださっていたのです。フォロアー数が多い方でしたから、多くの方に記事を読んでもらうことができました。
その上、さらにそれをリツイートしていた方もいて、本当にありがたいことです。
喜んでいたのもつかの間、すぐに警告がきた、というわけです。
記事の問題点がやっとわかった!
どう考えても、ア◯◯ト・ポル◯とは程遠い内容なのに!ちゃんと人間が読んでくれたらそれがわかってもらえるのに!と、悔しく思いました。
でもこれは検索エンジンのロボットが自動で判断していることなので、そのやり方に従うしか方法はありません。
ですが、それとみなされるような単語を消したり、書き換えたりしただけでは警告解除にはならなかったのです。
そこで記事を削除しました。
それでも数日間、警告が出たままだったので、そうとう凹みました。私は記事を更新するのに時間がかかってしまうたちなので、身を削られるような思いで削除にふみきりました。
そして、今後のためと思い勉強していて、この動画にたどり着いたのです。
この動画を見ていたら、なぜ言葉を変えてもダメで警告が解けなかったのか?が、ついにわかったのです。
『誰かがア◯◯ト・ポル◯に関することを検索した時に、他のア◯◯ト・ポル◯系サイトと一緒に検索結果一覧に載っている』
まさに、これ↑に該当していました!!!
問題になった記事にたどり着く人の中には、「明らかにア◯◯ト・ポル◯について検索しているな」、とわかるような単語を入力していることが、時々あったのです。
どんな単語を入力してこの記事にたどり着いたのか?は、アクセス解析ツールで発見できます。
ほんのちょっと、気になってはいたものの、そのまま放置していたのです(それがダメなことだと知らなかったし)。
先ほどリンクをつけた動画『違反例とポリシー対応方法- これであなたもポリシーマスター』は、数年前の動画なのですが、とてもためになりました。
原因がわかってスッキリしたし、何より勉強になりました。
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もしかしたら、これも原因の1つかも
それともう一つ、「これも原因の1つかな」と思えることがあります。
書き出しで「オモシロ話」として触れていた、ある米国エリート大学の伝統行事を表す単語がNGワードだったのかもしれない?とも考えました。
その大学では、期末試験が終わると、ある奇妙なマラソン大会を催すのです。(詳しく書くとまたマズイことになるので伏せますね)
後から考えてみると、この行事(ちゃんとした名前がある)について語ること自体が、警告を受ける対象となるのではないか?と、思いました。
なぜならば、日本ではすぐ警察に逮捕されるような絶対にありえない、本当に奇妙な行事なので、もっとたくさんの記事が世に出回っていてもおかしくないのに、ほとんど見かけないからです。1960年代初頭からある有名大学の行事なのに!
「昔」の話ではなく、「今」もまだ続いていることは確認できています。
アメリカにいる甥っ子が、その奇妙な光景を目の当たりにしたとき、驚いてメッセージを送ってくれたので、実際に今でも行われているのは確かです。
それなのにこれに関して語られている記事が少ないのは、この奇妙なマラソンの名称が書れたサイトは、警告を受けていたり、削除されたり、検索順位を大幅に下げられたり、といった措置をされているのではないか?と、思ったのです。が....
これに関しては真実は誰にもわからないですね。
問題の記事の中では「ご興味があれば動画を見てください」と書き添え、その行事の様子を撮った動画へのリンクを貼っていたことも、よくない要因の1つだったのかもしれません。
なぜ、こんなにも厳しいのか
なぜ「ファミリーセーフかどうか?」が、これほど厳しく審査されているのか?というと、お金を出してグーグルに広告を出している、『広告主』の為です。
ファミリーセーフとは、子供を含めた一家団欒の時に、みんなで見ても違和感がないコンテンツ。職場のみんなと一緒に見ていても、気まづくなったりしない内容。それがファミリーセーフの基準です。
せっかく費用をかけて自分のコンテンツを広告に出したのに、表示されたのが変な内容のサイトだったりしたら、広告主さんはショックですよね。
そんなことになれば、その広告主のブランドイメージを壊しかねません。
先にご紹介した動画の中でも、「ブランドイメージを傷つけられてしまう、広告主の気持ちを考えて」という様なことが語られていました。
以前はこの様な視点を持ち合わせていなかったので、勉強になりました。
ブロガーさん必見!警告を受けないために
これまでのことを、まとめてみます
▲1▲
ブログ運営者の方はファミリーセーフについての動画を見ておいた方がいいかと思います。
アドセンスを貼っている方も、そうでない方にもおすすめします。医療に関することであってもア◯◯ト・ポル◯に引っかかるものもあると知り、びっくりしました。婚活系の内容でもNGなものがありました。
▲2▲
検索されたとき、ア◯◯ト・ポル◯系のサイトと一緒に検索結果一覧に上がってきてしまってることが発覚したら、警告が来る前に、すぐ対処した方がベターです。
▲3▲
禁止語をア◯◯ト・ポル◯目的で使っているかどうか?の判断材料として、その前後の文脈をロボットが読み取って判定しているそうです。私の記事の場合は「禁止語」+「気持ちいい」という言葉がそれに当たっていた様です。
警告が来ても慌てずに対処します。書いてある指示どおりにすれば大丈夫です。
どなたかのお役にたてたら
ちょっと長くなりました。
「身に覚えのない警告を受けないための3か条」、いかがでしたでしょうか!?
いつか誰かのお役にたてたなら嬉しいです。
そして今後は、この様なことが起こらない様に注意しながら、ブログを更新していくことにします。
そしていつか、削除した記事の本来の目的だった「無料でできる健康法」の、改定バージョンをアップできたらと思います!
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