大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

ひつじ猫のマーケティング戦略にまんまと引っかかったけれど、ハッピーになれた夜


昨夜は、何かとバタバタしていて夕食を食べ損ねてしまったので、家人とファミレスに行くことになりました。

そこで巻き起こった、消費者心理への気づきと、超カワイイ「ねこひつじ」の話題です(最後にの写真アリ)。

 ファミレスに到着した時間が遅かったので、カロリーのこともちらっと頭をよぎったけれど、結局『タンドリチキン&メキシカンピラフ』をいただきました。

「濃い味のおかずVS.濃い味のライス」の対決が、一皿の上に乗っかっているような、そんなご飯でした。


お口の中が、なんだか塩っぱい感じになってしまったので、「フルーツ・ヨーグルト・パフェ」で口直しをせずにはいられませんでした(言い訳がましい)笑。

会計を済ませて、出口へ向かって歩きだすと、通路のサイドには、ちっちゃなオモチャや珍しいお菓子が陳列されていて、小さな男の子が「こ〜れ〜欲しい〜!」と、がんばってママにおねだりしていました。

ファミレスでよく見かけるお決まりの光景です。

親が会計している間にお子ちゃまが欲しいものを見つけてしまうようにできている。子供たちが販売戦略の立役者をやらされる羽目になっちゃうんですよね。

そんな可愛い姿を微笑ましく思いながら、さらに数歩あるくと内ドアがあります。

内ドアと外ドアの間の空間には、子供たちだけでなく、おばさんやおじさんをも虜にする戦略があることに、今日気づきました。


*かわいい子猫ちゃんが家の前にいたらどうしますか!?⇨ 幸せ掴んだ双子の仔猫マジック&ミステリーな物語


最初に見つけたのは私です。

私「猫ひつじってなんだ!?」

私「これ、やりたい!」

家人「やろうやろう、白で耳が黄色のがいいな!」

私「わたしは、黒Xピンクがいいな」

ガチャガチャガチャ.....
 

 


まさに、大人のガチャガチャです!

やろう!と決断&合意するまでに数秒しかかかりませんでした(笑。

『全5種類』というキャッチコピーが響いたというのもあります。種類が少ないと自分が欲しいと決めたものが出てくる確率が高いですからね。

人は心理的に、7種類以上のチョイスがあると躊躇するそうです。それ以下だと精神的ハードルが下がり、「よし、この中から選ぼうかな」と思ってしまうのだそうです。

マーケティング戦略では「7種類以下」が用いられていることが多いですよね。

ところで....

このガチャガチャマシーンは、外ドアから入ってくるお客さんの目には、ほぼ入らないです。

食べ終わった人が会計を終えて、内ドアを出ると「目の前にある」、という置き方です。(外ドアに背を向ける形)

自分が引っかかってみて、改めて「工夫されているな〜」と思いました。


*猫の便秘、自然療法だけで改善を試みた体験談⇨ 老猫の健康管理について、ウンチ大作戦で便秘を解消してあげよう
 

 


子供達って、ガチャガチャしてカプセルが出てきたら、その場で速攻で開けますよね。

その気持ちがよ〜くわかりました。

私も、そばにあった椅子に座り、「1秒でも早く何が出たのか知りたい!」という気持ちで、セロテープを急いで剥がしました。

中から出てきたのは、ご覧のとおり↑水色のひつじさんの被り物でした。

私たちが欲しかったのは「白X黄色」もしくは「黒Xピンク」でしたから、ちょっとだけ残念。

さすがに、再度挑戦はしなかったです。でも、次に行ったら、もしかしたらまたやっちゃうかもしれません(爆。

あとは、1分でも早く家について、我が家の猫に「ひつじ」の被りものをかぶせたい!という思いしかありませんでした。

猫ちゃんは二匹いますが、黒猫ちゃんは目が悪くなっているのでかわいそうだから被り物はさせられません。

もう一匹のハチワレ猫の方は、元ストリートキャットなので、嫌なことは絶対我慢できないたちです。

さて、さて、まんまとマーケティング戦略に引っかかって、獲得した「ねこひつじ」の被り物ですが、はたしてちゃんとかぶってくれるのか.....

ドキドキとワクワクと「ねこひつじ」の帽子を抱えながら、帰路につきました。


ハチワレ猫のステンカです。

驚いたことに、ねこひつじの帽子をかぶせると、ゴロゴロと喉を鳴らして喜びました。

これは、一体どういうことか!?
予想外の展開です。

じっとしたまま、嬉しそうにしていました。


*ステンカの失った指と目が再生されてきた驚きの実話⇨ 交通事故で目と指を失った子猫が、奇跡をみせてくれた話し

 


後頭部が......

懐かしく可愛らしく可笑しい。

この「ねこひつじ」の被り物は、あごの下に伸び縮みする紐がついていますので、思ったよりも脱げにくいです。

ゴロゴロ喉を鳴らして喜んでいたのは、おそらく被り物をかぶると「あったかい」からではないか?と思っています。

「ねこひつじ」のまま放置していたら、猫ベッドにいって寝る体制にはいりました。

もしもこのままにしておいたら、自然に羊が脱げてくるまで、かぶりっぱなしでいるのかな〜、と思うぐらい気に入ってました。

そんなに好きなんだったら、やっぱり「黒Xピンク」もかぶせてみたい(笑)。次回、ねこひつじガチャガチャの前を素通りする自信ないわ〜。

もう、これって、お子ちゃまがガチャガチャにハマるメンタリティーと全く同じですね。

老舗のファミレスさんの、さりげなく確実なマーケティング戦略にまんまと引っかかって、「猫ひつじ」を買ったけれど、とってもハッピー気分になれたので、満足でございます。

被り物といえば....

今日はクリスマスイブですね。

今宵はサンタクロースの被り物をする方も、いらっしゃることでしょう。

「あなたが笑顔になってもらいたい人も、うんと喜んでくれることでしょう♪」

Happy Christmas!!!


*ステンカの物語⇨ 交通事故で目と指を失った子猫が、奇跡をみせてくれた話し