大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

家の外にいるだけでアロマ芳香浴、気持ちがポジティブになる金木犀からの贈り物 


自然からのプレゼント
は誰に対しても平等に届くもの。毎年、9月下旬から10月中旬にかけて、甘い花の芳香に包まれてしまう数日間がある。

これは愛すべき金木犀(キンモクセイ)のしわざ。開花とともに花の香りが、そこいらじゅうに漂っています。

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昨日は姪の小学校の運動会だったのですが、ご覧のとおり、どんよりとしたグレーの空。

だけど、子供達の一生懸命な姿をみると、こちらまで元気が出ますね。その他にも毎年の運動会が楽しみな理由があります。

一つは、校長先生がとってもイケメンで目の保養になること(笑)。そしてもう一つは、キンモクセイのアロマ芳香浴。

この小学校には、裏門前、校舎前、生垣など、いたるところにキンモクセイの樹が植えられているのです。

この時期、キンモクセイは強い芳香のある橙黄色の小さな花を枝に密生させて咲きます。地味花なので気づきにくいのですが、そばによると小さな花が密集して沢山咲いているのがわかります。

*6月の植物アジサイに出会いました⇨ 明月院のベイビーブルーの紫陽花が雨の楽しみかたを教えてくれた

 


我が家の周りでも、家から外に出ただけでキンモクセイが開花しているのがわかるくらいの芳醇な香りが漂っています。でも、地域によっては、香りがあたり一面という感じではないこともあります。

例えば、平地が続く地域では風がぼわっと抜けるので、風と一緒に香りが飛んでいってしまうからでしょうか。キンモクセイ の樹に近づかないと香らないこともあります。あなたの地域では、どうですか!?

小学校の敷地は塀で覆われていますし、香りがこもってそれはそれはうっとりする場になるのです。

キンモクセイはどちらかというと昼間より、夜間の方が強く香りが充満するのだと、植物コラムで見かけました。

金木犀の属名であるOsmanthus(オスマンサス)という単語は、ギリシャ語のosme(におい)とanthos(花)に由来しているのだそうです。江戸時代に中国から日本に入ってきた常緑高木。秋冬も落葉しないでずっと緑色の葉が茂ります。

*天然の樹木で作られたテーブルについて知ってて損はないこと⇨ 板にいろんな木目が出るのはなぜ?樹齢200年の一枚板をテーブルにします
 

 


我が家の庭には、銀木犀(ギンモクセイ)が植えてあります。こちらは白い花を咲かせる品種で、開花時期はもう少し秋が深まった頃になります。同じく甘い芳香がありますが、キンモクセイの香りの方が強いです。

花の形はそっくりですが、葉がぜんぜん違います。金木犀は細長い葉形ですが、それに対して銀木犀は丸っこい形をしていて葉に照りがあり、美しいです。

 

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イケメンの校長先生は他の学校へ移動になったとのことで、お目に掛かることができませんでした〜(涙。

そして、昼から雨が激しくなってしまったので、残念ながら運動会は延期に。

だけど、芳しい香りに包まれて、金木犀アロマ芳香浴ができましたので、幸せな気持ちでちびっ子達の競技を観戦できました。

花や植物の香りを嗅ぐと、気持ちがポジティブになる」というのは本当ですね。香りの恩恵に預かった人間も、自分自身を磨く行動をするようになる。

金木犀のように素敵になりたくて、金木犀のように密かに誰かを幸せにしたくて、自分磨きをしました。

ありがとう。
ありがとう。


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