大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

運動すると頭が冴えて創造性が増し成績アップする科学的理由とは

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「脳」と「運動」の関係についての話題です。

日頃からエクササイズや運動で身体を動かしている人は、そうでない人より自己実現しやすい傾向にあります。

アイディアを現実世界に落とし込んで作品という形に創り上げる能力が高い、とお見受けしています。

体育会系シェフの実話がすごかった件

 

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舌がとろけそうなデザートを出してくれた

この写真はクリームブリューレに、ミルクのジェラートがのったデザート。甘さひかえめで、実際に食べると幸せな気持になってしまう様な、すばらしいデザートでした。

「すごーく美味しい!」とシェフに告げたら、よっしゃー!ってガッツポーズしてから「でしょー、でしょー!」って笑顔で自画自賛。

そして、このジェラートにまつわる秘話を語ってくださいました。

シェフがイタリアへ料理の修行に行ってた時に、近所のジェラート屋さんでミルクジェラートを食べて、とっても美味しいと思ったので「作り方を教えてください」と頼んだんだそうです。

もちろん、秘伝のレシピなんだから教えてと言われたってそうやすやすと教える人がいるはずもありません。

ところが彼は、しょっちゅうそのジェラート屋さんに通い「ミルクジェラートのつくりかた教えてください!」って毎回しつこく頼んだ。

そしてとうとう、7回目にミルクジェラートの作り方を教えてくれたんですって!

この粘り強さのおかげで、今日私がこのジェラートを食べるという、恩恵にあづかることができたというわけです。

「さすが体育会系ですね!」って言ったら、「実は、イタリアで修行させてもらったレストランも、この戦法で入れてもらったんですよ」と。

最初は真っ向から志願してみたんだけれど、断られた。

とても高級なレストランだったけど、どうしてもそこで働かせてもらいたくって、なんと!毎週毎週8回もそのレストランに通ったのだそうです。

そして、みごとに働かせてもらえるようになったと。

このシェフは子供の頃からスポーツ大好きで、今でも休日は大好きなスポーツをしたりマウンテンバイクに乗ったりしていらっしゃる体育会系シェフなのです。

 

肉体を鍛える人が思い描いたことを実現化しやすい理由

 

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手作りのパンも最高です

肉体を鍛えている人がクリエーティブになると、素晴らしいものが生まれると私は常々思っています。

肉体を鍛えるというか、物理的肉体にもきちんと意識が ゆき渡っている方ということですね。


普段から身体を観察する力が高く、身体意識が研ぎ澄まされてる方

 

と言い換えることもできるでしょう。


創造性が発動したら、まずはじめに情報空間にあらわれるけど(ようするに想い描いている状態)、情報空間オンリーにしか意識が向いてない場合、あらわれたクリエーティブなものが、物理世界に降りてきにくいのです。

だから、ダンスやバレエやスポーツしている肉体駆使派の人達の方が、より物理世界に「想い描いたもの」を、物質化させるのがうまいのです。

もちろん、ダンスやスポーツ以外でも、自分の体の気持良さをしっかり受けとめることができ、体の痛みやコリなども自在にコントロールできる人も含みます。(ボディーエコロジーでお伝えしていることです)

このことは、最近読んだ本の中で、立証できる答えがみつかりました。

 

運動すると頭が冴えて気分がスッキリするのはなぜ!?

 

運動すると気分がスッキリすることは誰でも知っています。

でも、なぜそうなるのか?については知られていませんでした。

2年前にアメリカでベストセラーになった本の中で、そのことが神経科学の視点から解き明かされています。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

この本を読むと、

 


🤾‍♀️運動をすると気持ちがよくなり、


🤽‍♀️頭がすっきりし、


🏊‍♂️注意力が高まり、


⛷やる気が出てくる、

 

これらの理由が科学的に解説されていてよく理解できます。

その理由とは...

 


運動することによって、

新しい情報を記録するニューロン同士の結びつきが増えてくる。

海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促してくれる。

 

運動すると頭がよくなり成績アップする科学的な理由

 

著者によると、朝の授業の前に生徒達に運動をさせる試みを始めたところ、参加している生徒の成績が上がったそうです。

中でも、運動直後のクラスの成績が一番上がったとのこと。

また、定期的に有酸素運動をすると、体のコンディションが安定するので、ストレスを受けても急激に心拍数が上がったり、ストレスホルモンが過剰に出たりしなくなるので、少々のストレスには反応しない身体になるそうです。

この書籍を読んだ多くの読者から、「鬱病の症状が改善した!」と評価されている様です。

タバコを減らすことができたり、習慣を絶つ助けにもなる。

それに、運動中に生成されるドーパミンが受容体に結びついて、「渇望」を抑えるので、食習慣のコントロールにも効き目があります。

 

具体的に博士が勧める運動習慣は?

 

著者がおすすめする具体的な運動は、これくらい↓です。

 


週に6日、なんらかの有酸素運動を45分から1時間するのが理想

 

そのうちの4日は中強度で長めにやります。

あとの2日は高強度で短めにする。


⚠️注意⚠️
「体」と「脳」が成長するには、回復のための時間が必要だから、2日つづけて高強度の運動をするのはNG

これらを具体的に書くと、

 


👉【週に4日】=>
30分~1時間、最大心拍数の60から65%で運動する。

 👉【週に2日】=>
20分〜30分、少しペースを上げ最大心拍数の70から75% で運動する。

 

納得してからやり始めたい人へ

 

普段から体を動かしていない場合は、ちょっとキツいなーと感じるかもしれません。

でも、この本を読破したあとはやる気満々になるはずです!

運動することによって身体をにより意識をそそぐと、ヒラメキやすくなり鬱もなおるかもしれないなんて!

本当かどうか試してみる価値ありです。

 

脳と気持ちが劇的に変わる脳科学からの運動指南です。