大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

頭のそばに携帯電話を置いて電磁波と眠る、スマホ充電が睡眠中の脳と心に与える4つの害とは?


近年の脳の働きについての研究結果をウォッチするにつけ、「睡眠中」は聖なる時間である、と思えてなりません。

体の毒素はリンパ機能で浄化/排泄されています。脳にはそれが無いと、数年前までは信じられていました。

現在では、脳の浄化システム(グリンパ)が、睡眠中に全体を洗い流す作業をしていることがわかっています。

他にも、記憶の整理や脳内ホルモンの分泌など、睡眠中には大切な体のメンテナンスが行われています。

これらの大切な作業は、すべて眠っている間になされている。

にもかかわらず、睡眠中のこんな大切なおしごとを「妨害」する習慣が根付いてしまっている人が増えています。

その一つはトップの写真のように、「頭のすぐ近くのコンセントに充電ACアダプタをさして携帯電話に充電しながら睡眠する」習慣です。

スマホ充電が睡眠中の脳に与える4つの害とは?

 

頭のまわりに充電中の携帯をおいて睡眠することで、脳が睡眠中におこなっている働きが阻害されます。

どんな影響を受けるのかというと、主にこの4つが考えられます。

 

  1. ヘッドボードを伝って低周波が伝播。
  2. 携帯Onのままなら高周波の問題。
  3. 記憶の整理を妨害する問題。
  4. 中毒性を生み出している問題。

 

頭のまわりに携帯電話を置いて眠るようになった人類の行く末はいかに。一つづつまとめてみます。

この4つの中で、最も解決することが難しいのはどれだと思いますか!?

*電磁波の性質についての記事⇨

omichikahori.hatenablog.com

 

1)ヘッドボードを伝って低周波が伝播する

 

低周波を測る測定器

問題その(1)は、低周波です。

電子機器やガジェットが、コンセントの差し込み口にささっている状態では、低周波(電磁波)が流れ続けています。そして、この種の電磁波はモノを伝って伝播していく性質を持っています。

私はこのタイプのベッドを持っていないので測定器で計測することはできませんが、コンセントに差したままだと「伝播」が起こっていることだけは確かです。理科の実験でやったことがある方もいらっしゃるでしょう。

眠っている間、枕元の携帯電話をオンにしてますか?それともオフにしていますか?

それによって、流れるものが違ってきます。

 


🔌OFFにしてるなら...

オンにしてない使用時でも、コンセントにさしたままだと『電界』が発生しています。

 


🔌ONにしてるなら...

 

オンになっている使用時には、電気が流れるので『磁界』も発生して、電界磁界電界磁界電界磁界...と相互に組み合わさって流れています。

 

コンセントにプラグを差し込んだままになっている場合は、オンにしててもオフにしてても、睡眠時の脳波に対してなんらかの妨害を加えていることになります。

コンセントに差し込んでる状態でさらに携帯がONになっているなら、ベッド全体に低周波の波が伝播している可能性が大です。一晩中、全身に電界と磁界が流れっぱなしになっているかもしれないのです。

*低周波が伝播することを防ぐシンプルな方法⇨

omichikahori.hatenablog.com

 

2)携帯Onのままなら高周波の問題。

 

高周波を測る測定器

問題その(2)は、高周波です。

電磁波とは、電気の影響が及ぶ範囲の『電界(電場)』と、磁気の影響が及ぶ範囲の『磁界(磁場)』が相互に組み合わさって作用しながら、空間を流れる「波」のこと。

高周波は、その一つ。

高周波が放射されている機器にはこのようなものがあります👉

 


携帯電話、電話基地局アンテナ、TV放送などの通信、レダー、GPS、電子レンジ、デジタルコードレス電話機、無線LAN、ETC、地デジ、Wi-Fi、など。

 

高周波を計測する時は、パルス波を計ることが必須です。

人工的に作り出したパルス波は、人体への危険性が高いと、ICNIRPガイドラインで述べられています。人の脳では脳波がゆき交っていますので、パルス波に邪魔をされるであろうことは誰にでも想像できます。

マイクロ波可聴に長時間曝露することで生物学的なストレスを受ける。さらに、目の網膜、角膜内皮、虹彩は、特に低レベルのパルス変調マイクロ波の影響を受けやすい。(ICNIRPガイドライン)

充電のためにコンセントを指しているか抜いているかに関係なく、携帯がオンになったままだと、これらの影響を一晩中受け続けていることになります。

*こちらの記事に高周波を計測した写真あり⇨

omichikahori.hatenablog.com

 

3)記憶の整理を妨害する問題


問題その(3)は、記憶の整理の妨害です。


私たちは一日の間に新たな体験をします。お役立ち情報も入ってきます。歩いていると自然などから無意識的に受け取っている情報も然りです。

「昨夜までの自分」に「今日1日の体験」がプラスされると、翌日には新しい自分が生まれる、と言っても過言ではありません。

そんな大切な作業を、寝ている間に脳はやっています。

脳が記憶の整理をするとき、今日受け取ったこと全部を取り込むのではありません。

自分にとって「重要なことだけ」を長期記憶に入れて、これは流す、などの選別も脳がやってくれてます。

非常に大事な作業です。しっかり熟睡できていればいるほど、脳がお仕事をまっとうできる。

翌日の試験に備えて、寝る前に一度だけ練習したり読んだりして、すぐに眠りにつくと、非常に良い結果が得られるとの研究結果があります。

無意識の働きの偉大さを思い知らされるような事実。

このような、大切な作業をしているにも関わらず、人工パルス波/電磁波で妨害してもいいのでしょうか!?

大人は自己責任です。自分をどれだけ大切にするか否かの問題。

しかし、子供さんには、ちゃんと説明して携帯電話の扱い方のルールを与えてあげてほしいです。その子の本来の才能をできるかぎり活かしてほしいからです。

 

4)中毒性を生み出している問題。


電磁波が怖い本当の理由はコレ↓。

 


🚨電磁波を、浴び続けると「中毒」になる

 

あまりにも日常的に電磁波のパルスを受け続けていると、身体がそんな環境に慣れてしまい、「常に電磁波がないと落ち着かなくなる」という、中毒症状に陥ってしまいます。

自分自身の本来の体内の電気信号が「いつも乱され、ブレているのが当たり前の状態」それが普通という感覚になります。

もちろん自覚はありません。電磁波過敏症の方がまだマシだと思ってしまうくらい怖いことです。

こうなってから誰かに「頭の上に携帯電話を置いて寝ないで!」と助言されても、不快に感じて、その意見を即却下してしまうでしょう。

だって、携帯を頭の側に置いている方が心地良くなっているのですから...。

頭のそばに携帯電話を置いて電磁波と眠る

 



この情報化社会ですから、ここまで書いたことはなんとなく皆んなが知っていること。

脳や体に害があると知ってるのに、なぜやめられないのか。不思議ではありませんか?

頭の上で充電中の携帯をオンにしたまま寝ている人に対して、「それやめた方がいいよ」とアドバイスすると、お決まりの答えが返ってきます。

「だって、ここしか充電する場所がないんだもん」

 

「なんか、携帯がすぐそばにないと不安なんだよね」


「もしかしたら夜中に電話がかかってくるかもしれないから?」と尋ねると、それは無いと言います。

充電する場所は、どんなに狭いアパートだったとしても、別にあるはず。他の家電のコンセントを抜いてそこを使えば済むことです。

携帯からの電磁波を浴び続けていても、痛くも痒くもないと感じる人が増えてきています。だから、どーってことない、面倒くさい、自分は大丈夫だし、となっているのです。

どうしてこうなってしまうのか。その理由は脳の認知力にあります。

 

心理学者の説明では

 

体に悪いとわかっている行動を、やめることができない。

このように人々のポジティブな行動を妨げているのは、脳が持つ現実を認識する力と関係があります。

バイヤス(偏った考え)が行動の邪魔をしているのです。

例えば、体にとって悪いことが起きる可能性があっても、「それは遠い先のことだろう」というバイアスです。

問題について正しく評価することを妨げる心理現象を「認知バイアス」と呼びます。

認知バイアスとは、この先にどんなことが起こるかわからない状況や、ストレスを感じた時に「思考をあざむく」脳の習性です。


事実を否定したり曲解したり、人間は不都合な出来事から目をそらす傾向があります。(心理学者/神経学者A.ムケベール)

スマホの存在自体がやばい


例えスマホの電源を切っていても、ポケットにスマホがあるだけで人の能力が落ちるという実験結果があります。

500名の生徒を被験者にした実験。一つのグループは電源を切ったスマホをポケットに入れて試験を受けさせる。もう一方のグループにはスマホを別の部屋に置いてもらう。

結果は、スマホをポケットに入れたグループの試験結果の方がだいぶ低かった。

理由は、「注意力を分散しなければ命の危険がある」という原始時代の意識が出てきてしまうから、だそうです。スマホはいつも新しい情報をくれる源だから。

ポケットの中のスマホを数分から数十秒に一回、意識してしまう。「今はそのことを考えてはいけない!無視しないと!」と、その意識を押し殺そうとすると脳のエネルギーの10%を消費してしまうので、かなり集中力が削られ、その結果試験結果が低くなるそうです。

 


電磁波うんぬんは置いといても、スマホがすぐ近くにあるだけで、脳と脳のパフォーマンスにとって妨害になる

 

ということでした。


睡眠中に、すぐ近くにスマホを置いて寝る。これ続けたいですか?

 

解決策はシンプルです!!!

 

解決策はとってもシンプル。

 


夜間は、別の部屋でスマホを充電する

 

コレだけです。

寝室ではなく、リビングなどでスマホ用のおやすみ充電所を設ける。家族全員その場所にスマホをおいて寝る。このような家庭の習慣をつくることが推奨されています。もちろん一人暮らしの方もです。

👱‍♀️ベッドや布団の周りには、スマホだけでなく、コンセントにさしたままの電化製品やディバイスを置かないでください。

👱‍♀️アラームはスマホを使う必要はありません。シンプルな電池式の時計を2つ用意しておけば大丈夫。1600円ほどで買えます。(コンセントにさすデジタル時計はものすごい電磁波が出るので✖️NGです)

👱‍♀️高齢の親になにかあったら心配、帰りが遅い子供が心配、という方は、別部屋に置いた携帯をオンにしておけば、着信音が聞こえます。

 

ニセ物の安心感という心理



現代人が携帯を頭のそばに置いて寝たいと熱望してしまう理由は、ティディーベアー🧸を抱っこして眠る子供の気持ちと同じ。

 


👼🏻「安心」できるから

 

しかし、その安心感はニセ物の安心感です。

資本主義社会の成功者の思惑によって、まんまと与えられてしまった安心感だということを忘れないでください。

巨大Tech企業の戦略に振り回され、体や心のバランスを崩されるなんて、悔しくないですか!?

携帯電話/スマホの中にはお友達がいる、大切な仕事がある、家族との繋がりがある。美女やイケメンにいつでも会える魔法の扉。

そんな風に無意識に刷り込まれている私たち。

このことについては、『SNSの偏った情報に気をつけよう!ソーシャルメディアに脳と心を操られないルールを設定し健全に生きる方法』という記事の後半に書きました。ご興味ある方はご覧ください。特に親御さんには読んでいただきたいです。

 

人から勧められたことでなく自ら選択したい

 

頭のまわりにスマホを置いてないと安心して眠ることができなくなった現代人。

自分でそう選択したというよりも、まんまと企業戦略に乗せられてしまったから。

自分や家族が人間として健康に生きるためにできることを、考えていきたい。

私たちは、脳の仕組みを知ることで、無意識の行動や思い込み、染み付いた習慣から抜け出さなくてはなりません。

そのとき初めて私たちは、「本当は何をすべきなのか」選ぶことができるのではないでしょうか。

 

備考:

 

家を建てるときに、電磁波測定士一級まで勉強しました。仕事にはしていませんが、研修は今も受けていて情報をアップデートさせています。


*脳は脂肪でできている、電磁波は脂肪を溶かす⇨

omichikahori.hatenablog.com

 


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