アーユルベーダの先生から、「キチャリ (kichari)」というお粥を食べるようにお勧めされ、作り方を教えていただきました。
キチャリとは、インドで日常的に食べられている豆と米をスパイスで煮込んだお粥です。消化に良いので便秘が解消されダイエット効果もあるのです。
キチャリ粥に入れるムングダール(緑豆)には、解毒作用や利尿作用がありまさにヒーリングフード。
非常にシンプルなのでしょっちゅう食べていたら飽きてしまうかも?と思ったのですが、一度食べてみてとても気にいってしまいました。
キチャリの作り方
【2人分材料】
・米 : 1/2カップ
・ムングダール: 1/2カップ
・ターメリック: 小さじ1
・ピング: 小さじ 1/4
・岩塩: 小さじ1前後好みで
・水: 3〜4カップ位
・ギー: 小さじ1
(ダイエット中ならギーは無しで)
⑴
お米とムングダール豆を洗ってから、分量の水につけておきます。
⑵
その他の材料を全部入れて、蓋を少しづらし15〜20分くらい煮ます。苦みのある火が通ったお野菜を副菜にし少し食べるとより良いそうです。
⑶
お米は発芽玄米を使うといいですよ。歯ごたえが少し残ってお粥とスープのあいだのような風味と食感で気に入りました。
白米ですと、水を吸収してしまいやすく、すぐぐちゃぐちゃのお粥になってしまうのでそうなってしまうと美味しくありません。本場インドでしたらバスマティライスを使うのでしょうね。
お白湯をちびちび飲む
他にも「温泉のミネラル水をあたためてお白湯にしてちびちび飲むように」とすすめられました。
注文してから山に水を汲みに行ってボトルに詰め送ってくれるという「快」という商品名のお水を勧めてくださいました。
阿蘇山の噴火でできた地層深くで濾過された、ミネラルが豊富に含まれている硬度95.5の弱酸水です。
さっそく飲み始めましたが、とても美味しい味がします。甘みがあって、とにかく「味」がするのです。とても気にいってしまいました。(検査をしたら重金属は含まれていませんでした)
お白湯を作るときには、お水の質が変わってしまうので、決して沸騰させないようにします。ぬるま湯くらいの温度がBest。
その他いただいたアドバイス
最近好んで食べているランチはこれ↑。アボガドのせグリーンサラダ、マッシュルームスープ、トスカーナ風焼き野菜のオープンサンド。
どれもアーユルベーダでは私の体質にはNGです、と告げられてしまいました。「生野菜は体を冷やすから食べてはいけません」とのお達しが。
そして、朝ごはんには「トースト一枚に、はちみつを塗ったもの、コーヒー」がお勧めです、というアドバイス。
酵素や食物繊維の無い食事をし慣れていないので、これは実践が難しそう。ブラックコーヒーは飲めないし、朝一で小麦粉や甘味を体に入れるのも抵抗ありありです。
いろいろな健康法やお食事法がありますが、やはり「美味しい」とか「食べたい」と感じるものを選んでゆくと体にとって一番よい選択ができるのでは、と思います。
キチャリはすごく美味しいと感じたし、温泉水の味もすごく気に入りましたので、続けてみます。(コーヒーとパンはちょっと難しそう、ごめんなさい)
コメント欄より
しゃっとんさんより:
こんにちは。はじめまして。たまたまキチャリについて検索していたらこのサイトを見つけました。
アメリカ在住なのですが、現在歯列矯正中で、数週間に一度ワイヤを調整して数日はかなり痛むので、ハーブの先生から教わったキチャリを食べています。
これだけで栄養が十分取れるだけでなく、緑豆には利尿効果や解毒効果があるので、無理のないダイエットもできて一石二鳥です。
ただ、それでなくても歯が汚れやすいのに、ターメリックで歯が黄色くなってしまうのが玉に瑕ですが…。
返信:
しゃっとんさん、はじめまして。
緑豆には利尿効果や解毒効果があるのですね。確かに、キチャリを食べると体の調子がとても良くお通じも良いし浮腫みもなくなります。
この間はお米でなく、アマランサスでキチャリを作ってみました。スープっぽくてとても美味しかったです。あとお塩の種類を変えてみるとちょっと味が変わりますね。
歯列矯正たいへんですね。そういえば、ターメリックを入れ忘れたことがあるのですが、それはそれで美味しかったです。