こちらは、マーカムラワ寺院でとりおこなわれた式典のために正装である民族衣装を身にまとったムスタン王国の女性達です。
一番右の方は、ムスタン王国の女王です。
即位式の立ち会い証人として、法要と式典に参加し祝辞を述べていらっしゃいました。
ムスタンはネパール王国の一つの郡に相当しますが「ムスタン王国」と呼ばれ、面積は3,640平方キロで、日本の奈良県を一回り小さくしたサイズ (2008年から王国でなくなった)。
ネパールの中西部に位置し、全域が標高2,000m以上の高地です。
文明から遠く離れたヒマラヤの大自然の山奥で、敬虔な チベット仏教徒約14,500人が素朴に暮らしているのだそうです。
鮮やかな衣装もさることながら、女性たちが頭につけている飾りがゴージャスです。
後ろから見ても、大きなターコイズの天然石が沢山ついていてとにかく派手です。
ターコイズをあしらった頭飾りは、縦型に着用するものと、帽子の様に頭にのせるタイプがあるようです。
それから、ネックレスがこれまた艶やかです。色とりどりの大きな天然石が沢山ついていて派手です。
生地はやはり手織りなのでしょうか。
言語の壁がなかったら、もっといろいろお話してみたかったなー。