今回のオーストラリア出張は、チケットが取れなくて、一回トランジットありのチケットでした。
シンガポールエアラインでの渡豪。乗り換え地のシンガポールで、なんと12時間も待ち時間があったので、ちょっとした小旅行ができました。
トランジットが3時間とか4時間だと空港から出るのもドキドキで椅子に座って待つことが多いですが、12時間もあればいろいろなことができちゃいます。
パース入りする前に、シンガポールをまる一日散策することができてラッキーでした。
シンガポールは、空港から地下鉄に乗って20分くらいで市街にいくことができます。とても整合性のとれた、分かりやすい地下鉄でした。(東京都内よりシンプル)
シンガポールを訪れたのは20年ぶりくらい。そんなに時が経ったなんて嘘みたいです。
あの頃は、確か地下鉄を建設中だったから、まだ少ししか駅数がなかったなー。
このモクモク雲みたいな絵に描いたような形の大木は、私の中ではあいかわらずシンガポールのイメージです。
すごく明るいエネルギーを持ったアップリフティングな雰囲気を持つ街ですね。
ベジタブルのココナッツ煮をランチに食べました。焼き卵付きです。
これだけで180円くらいですよ。上にのってる鱗状の白いものはテンペです。
日本で売っているテンペは、発酵臭さが少し気になりますが、本場こちらのテンペは日本のスーパーで売っているものとは味が違い、淡白なお味でGoodでした。
飲み物は麦ジュース。白くて甘酒を薄めた様な味がしました。
ランチ時でお店は混み合い、相席だったのですが、そのおかげで現地の人とも色々お話しできて楽しい昼食でした。
夕方のフライト時間までの間、私と時間つぶしに付き合ってくれると言ってくれた方もいましたが(ナンパ?)とりあえず、いくら人懐っこいワタシでも、ここは外国。
お断りして、一人でトコトコ散策を続けたのでした。
大好きなマンゴスチンが沢山つる下がってる!買いたかったけど、夕方までに全部平らげることは無理そうだし、オーストラリアにはこれ持って入国できないので断念!
彩の鮮やかな住居が並ぶカトン地区
さてさてランチの後、私はシンガポールでぜひ訪れようと思っていた文化的な地域「カトン地区」へ向かいました!
パステル調のカワイイ家が並んでいる区域なんです。場所は、
パヤ・レバ駅(Paya Lebar)で下車し、歩くこと約20分。
ここは昔ながらの街並「カトン(Katong)」地区です。プラナカン文化(Peranakan)が色濃く残されています。
プラナカンとは、中国系の男性とマレー系の女性が結婚した家庭のことだそうです。
男性をパパ、女性をニョニャと呼び、中国文化をベースに独特な文化を育んできたときいています。
この文化における家庭料理は「ニョニャ料理」と呼ばれて、現代でも受け継がれているそうで、このあたりにレストランもありました。
パステルカラーの家が並んでいる様子は、まるでおとぎの国みたい。
プラナカン文化の伝統工芸や小物も、カラフルでキレイなのです。
この周辺に、プラナカン博物館もあります。 そこでも、沢山きれいな工芸品を見たり買ったりできるみたいです。
私は飛行機トランジット待ち中の身なので、荷物は増やせずお買い物は断念。スーツケースはすでに飛行機の機体の中です。
街全体にカラフルな建物が並び、かわいらしく色づけされた窓がついています。
周辺のお店もやはりプラナカンなカラーです。
「駅からとっても遠かった!」と、感じたのは暑かったからか。
汗かいたけど、明るい上向きな氣の街にいると元気いっぱいでいられます。
時間があまったら、スパにでも行って一休みしようかと思って、イイ感じのお店に目星をつけてたんだけど、そんな必要もなく、時間ギリギリまで歩き回って、おもいっきり楽しんでしまった。
乗り継ぎ便の出発まで「12時間もいったい何して待ってればいいのよぉ」なんて思ってたけど、なかなか有意義な乗り換え時間を過ごしたのでした。
👜👙🛫🏖✈️
旅に関する記事は「旅の日誌カテゴリー」にあります
👜👙🛫🏖✈️