「何にもしない時間」を大切にすることで、自律神経をマネージすることができ、新たな発想が生まれる脳の状態に導くことができます。今日の記事はそんなお話です。
秋も深まり冬直前になりました。
本日はあいにくの雨ふり。
雨の日に、暖かく心地よい部屋で楽しいことをしていると、なんだかとっても得した気分になってしまうのです。
あなたは雨の日は好きですか!?
先日、飼い主さんが愛情込めてつくった、愛犬そっくりのクッキーを頂きました。
フレンチブルドックの愛らしさが溢れています。愛犬の大好きなおやつを模したクッキーまで入っています。
可愛すぎてもったいなくて飾ってましたが、雨の日のティータイムのお供に、いただくことに。
外は冷たい雨が降り続いているけれど、このクッキーを見ているだけで平和な気持ちになります。
お茶も特別なものを
本日のお茶タイムは「凍頂烏龍茶」を淹れました。
香りがとても豊かで、高貴な風味。目利きの方が何年もかけて台湾の生産者達との人脈をつくり、直接仕入れてきたものです。
一般のお店で買える中国茶とは別物のような風味です。風水的にみて最高の土地で栽培された茶葉だとおっしゃっていました。
美味しいお茶と可愛いクッキーとお気に入りの本
こんな日は、好きな写真本をのんびりと眺めることにしようかなと思いたち、本棚から出してきたのはガーデニングの本。
私のガーデニングの師匠が尊敬しているガーデナーPenelope Hobhouseさんのガーデニングスタイル、カラーを考えた植栽、などのフォトエッセイです。
雨の日はやっぱり、左脳がガシガシ動くためになる本じゃなくて、うっとり気分になれる写真本がいいな。雨音とともにリラックスモードへと誘ってくれます。
次なる発想のための培養になる雨の日リラックスタイム
私たち人間にとって、「何にもしない時間」はとても大切です。ただ単にリラックするという目的だけでなく、もっと大きな成果も得られるというおまけ付き。
生きていると、五感から沢山の情報が入ってきます。それらがイイ感じに培養される時間が必要なのです。
培養された後、突然「ポンッ」と新しアイデアや発想が生まれてくるからです!
何かに追われるような自律神経が高ぶったままの生活を続けていると、五感から入ってきた情報は培養されず、やがて腐敗して消えて無くなってしまうんですよね。
👉「五感が触発される」
👉「培養される」
👉「新しいアイディア誕生」
という順番があるので、ただ単に情報だけをバンバン入れてるだけだと、「発想」や「アイディア」につながりにくい。
培養できずじまいだったら、すごくもったいないと思います。
だから、「感性を触発すること」をしたり、「ボーっとする時間」を確保することは、より効率良く生きていくために必要なことなのです。
決して怠け者の時間ではありません。戦略的に生きるなら「何にもしない時間」は脳の働きをポジティブに利用するためにも必須!
走り続ける症候群になっていませんか
人は、さまざまなやり方で大切なことから目をそらそうとします。
仕事に追われる、活字中毒に陥る、他人の世話焼き中毒、筋トレ中毒、恋愛中毒、人によっていろいろな方法で、神経興奮状態を続けてしまうのです。
そうなってしまう理由は1つ。何かに集中することで、見たくないものが見えなくなるから。
もっとも「大切なこと」から目をそらすために、「走り続ける症候群」に自らなる。人間の七不思議のうちの1つです。
「走り続ける症候群」を、打破するためにはどうしたらいいのでしょうか!?
それは、ときおり自分自身にこの質問を問いかけることです。
どんな人生にしたい?
どうなりたい?
「どんな人生にしたいか」を常に明確にしていることが大切なのです。
生きる目的や目標がはっきりくっきり明白だと、より力強いエネルギーが生まれます。そして、見えるものが変わってきます。
その結果、目の前のことを決断するときのマインドが変わります。
「走り続ける症候群」に捕われていると、可能性を広げるような「選択」がまったくできなくなってしまいます。
本当にもったいないことです。
「何もしない時間」をスケジュールに書き込んだり、曜日と時間を定めたり、雨の日はそうしようと決めたり、工夫して忘れないようにしたいですね。