性格診断テスト、けっこう好きで雑誌などに出ているとやってみたりします。
けっこう当たっているような気がする!?ので楽しんでます。
テレビでも心理カウンセラーの先生が出てきて芸能人の悩みに答えたり、アドバイスしたりといった番組は人気があるようですね。
それとは別に......
『性格』って、なんだろうか!?と、ときおり考えてみることがあります。
「あの人はいい人だよね」と、私たちは普通に言ったりします。
だけど、人には必ず二面性があるというか、多面性を持ち合わせているものですよね。だから、“いい人じゃない” こともあると思うんです。
そのシチュエーションごとに、人格や性格って変わってくることがおおいのではないでしょうか。
関係性やシチュエーションによって性格も変わる
20代30代の頃、男の子の友達を独身の女の友達に紹介したことが何度かありました。
すごくイイ奴だから、胸を張って大切な女友達に紹介できる。
ところが、いざおつきあいが始まってみると、驚かされることが勃発します。
「え〜!?アイツそんな男だったの!?」って。
私は彼とは友人関係だけど、友達にとってはすんごくイイ奴なんですよね。
でも、男女関係とか恋人同士になると違う人格になるのでしょうか。
そんな人だとは思わなかった!っていうヒドイ出来事が多々あって、女友達に相談されたりしてました。
そんな話を聞かされる度に、びっくりしていたことを覚えています。
シチュエーションや、関係性ごとに、人は違う性格に感じられるのだなーということがよくわかりました。
特に「いい人」っていう言い方は、とても曖昧であり、言った人の独自の見方によるものにすぎないですね。
長女の役割とか仕事の顔とか、性格が違う
よく考えてみたら、それはきっと私も同じです。
お仕事上のお客様にとっては、たぶん親切で優しいと思われていることが多いのではないかと思います。
私は長女なので、幼少の頃から頼りにされがちだったため、親の前ではわりとしっかりしている風な態度でいることが多いのではないかと、自分では認識しています。
でも、夫と口喧嘩してるときとかは、超にくたらしい女になってるでしょう(笑)。仲良しモードの時は、もしかしたら甘えるタイプに変貌しているかもしれません。
人は誰でも、多面性を持っているのですよね。
「あなたってこんな人だよね」と性格を決めつける人
多面性を持っていることが、人にとってナチュラルなわけですから、「あなたってこういう人だよね」という相手の性格とか人格を「決めつけ」することだけは、すべきではないのかもしれません。
「あなたは、こういうとこあるよね」なら、まだしいいのかもしれません。こういうとこもあるし、ああいうとこもあるという意味になりますからね。
もしも誰かに「あなたって、こういう人だよね」と認定されるような言い方をされた場合は、即否定しましょう!
上司や先生など、否定しにくい相手の場合は頭の中で繰り返しその逆のことを思い浮かべたり、自分が訂正したいことを頭の中で繰り返し言うのです。
例えば上司から「キミって結構おっちょこちょいなんだね」と言われたとしたら、それを無意識の中に取り込んでしまわないように対策するのです。
そんなことを言われたら頭の中で即座に、
「私はしっかり頭を使って生きてる人です」とか、「私のIQは日に日に高くなってる」とか、「私は大切なことをしっかり見極められる人!」などと、繰り返しましょう!
当たり前ですが、自分に取り入れたいこと、例えば「キミは部下の指導が上手だね」など、言われて嬉しいことだった場合は、「だよね、だよね」と頭の中で言っていただいてしまう(無意識に取り込む)のがいいですね(笑)。
子供につい言ってしまいがちなこと、絶対やめよう
💡特に、お子様に対して「あんたはこういう子だから」という決めつけを言うのは避けたいことです。
頑張ってほしくてついつい「まったくあんたは片付けが苦手な子だね」とか「あんたは最後まで終わらせるのが下手ね」なんて、言ってしまうことがあります。
でもこれは、性格や人格の認定行為になってしまいますので、やめた方がベターですね。
特に感受性が強い子だったりしたら、その子の個性の一部になってしまいかねません。
それは、子供の才能を檻に閉じ込めてしまう行為となってしまいますからね。
あなたってこんな人と言われたら即否定しよう
けっきょく「性格」っていうのは、一言では言い表せないし、言い表わすべきではないものですね。
あるのは、その人の「思考パターン」だけ。
ある情報に出くわしたとき、どう判断するか?何を選択するか?だけです。
思考パターンは、嫌なら変えられるものです。
どういう選択をする自分でありたいのか!?は、自分で決められるもの。いつでも好きな時に変えられるものなんですよね!