光の色を見ること、についてお話ししたくなりました。一眼レフカメラで撮影するときに、このことについていつも考えています。
午後遅い時間帯のやわらかなブルーの光に包まれた、むらさき系の小さな花束。 なかなか気に入った色合いに撮れたお花フォト。
パンジー模様のお皿の上に、パンジーのお花。ダブルパンジーになっちゃったので、魅力倍増です。
室内で写真を撮影する時には、そのお部屋の中の「光」が何色なのか?をまず見ます。
晴天の日はアンバー色だったり、曇りの日はブルーっぽかったり。
同じお天気の日でも、窓のある方角によっても違いますね。南だとブルーっぽいこと多いし、西だと黄色〜薄オレンジみたい。
それから、そのお家の家具の材質や色合い、絨毯のカラーなどによっても、お部屋の中の光の色がかわってくるのです。
やわらかな朝日、日中の強い日差し、夕方のロマンチックな光もある。
だから、刻一刻と変化してゆく「光」の色をみてカメラのフィルターも変えていくのです。
黄色みが強い光がいっぱいのお部屋だったら、ブルー系のフィルターで黄色味を抑えたり。
食べ物を美味しそうに撮影するなら、少しイエローっぽいフィルターを使うといい感じになります。
光のカラーを捉えると風水的にも気の流れがよくなる
光のカラーを捉えることは、住居を風水的に氣を整える時にも通じることなのですよね。
住居の中の「氣」は、固定された静物ではありません。
窓から入ってくる日差しの強さ、季節によって違う太陽の高さ、天候、気温、などなどイロイロな要因で光が変化していって、室内の「光」のカラーも移ろいゆく。
風水では、ファイブエレメント(五行)の色を使って室内のエネルギーが循環してゆくようにする方法があります。
また、そのお部屋の用途によって最適なカラーを選ぶととても居心地のよいエネルギーをもつお部屋になります。
部屋の中の光の色が変わってゆくので、それにあわせたカラーを考えて選んでゆくのも、とってもよい設えになるでしょう。
「光」の色は、写真を撮影したりなど、注目していなければあまり普段はみていないことですよね。
でも、人間は感覚的に光の色を把握しているはずです。
なので、お部屋に使っているカラーは「なにげなく選んでいる」と思っていても、無意識に “光の色” を見て調和がとれるカラーを選んでいたりするのではないかと思います。
みなさまのご自宅はどうですか?
3m弱ほどの長さがある我家のリビングルームのカーテンは光沢のあるラベンダーカラー(藤色)で、刺繍のしてあるレースのカーテンが表側についています(裏じゃないんです)。
レースのカーテンを上にして、厚みのある方を下にするやり方は、インテリアデザイナーさんから教えていただきました。
私もはじめてやってみて、とても気に入りました。
あまり強い光が差し込まない我家のリビングは、ブルーの光に包まれている時間が長いので、薄むらさきとブレンドされると私のお気に入りの光の色になるのです。
住まいの氣の循環をよくするために、部屋に差し込む光のカラーを見ていくこと。
楽しくて美しくて運気が上がること間違えなしです!