大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

野心家の邪気は高級紅茶の品質を低下させる力があるのか?

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あなたは「邪気」を感じたり、吸い取ったり、といったことについてどう思われますか?

私はこれまでさほど気にしていなかったのですが、先日、邪気によって「もの(紅茶)」の性質が大きく変わったという体験をしたので、シェアさせてください。

 

ファーストフラッシュは風味豊かな春づみ高級茶葉

 

インド産のダージリン紅茶が大好きです。

ダージリンとひとくちにいっても様々なクオリティーに別れているのですが、春摘みのファーストフラッシュに惚れ込んでいます。

ダージリンの摘み取りシーズンは、年に三回。ファーストフラッシュは3月中旬から4月はじめに摘み取られた茶葉のことをいいますが、その時期に収穫された葉の中でも、芯芽とその下に生えてきた「若葉」を丁寧に手で摘み取った部分の茶葉を、ファーストフラッシュと呼びます。


中でも私がハマっているのはスペシャルな紅茶。インドのヒマラヤ山脈の高峰である「カンチェンジュンガ山」の標高1,000~2,500mに所在する『セリンボン』という名門茶園で収穫されたお茶です。

小規模な茶園で、有機栽培によって育て手間隙をかけて丁寧に扱われていますので、もちろん品質は一等級の番号がついています。 お紅茶を入れたカップを持って、顔の近くまでよせたとき、フワァ〜っと花のような若草のような香りが広がるのです。

香りに酔いしれながら目を閉じると、天国のお花畑にいるような気持ちになります。

毎回、いただく度に「うぁ〜〜っ♡♡♡」って、感嘆の声が出ちゃうくらい、それはそれは素晴らしいのです。

味が素晴らしい?香りが素晴らしい?うまく言えないけど、そういうのだけじゃなくて、目の前の世界が変わるって感じなんです。

だから、必ずストレートでいただき、そのエネルギーを存分に味わいます。

茶葉の香り良い高級鉄観音も好きなのですが、ほんのちょっとだけそれに近い感じがします。(が、それ以上です) 

とっても豊かで気品溢れる香気があり、口に含むと微細な甘味と渋みが同時にやってきて、豊かなコクが喉の方まで感じられるのです。

若々しい濃厚な春の味わいが幸福感へと誘います。

と....私の臨場感たっぷりのこの描写に同調して、一緒に幸せ感を味わった方は、ここから先は読まない方がいいかも!?

ここから先は、この高貴な茶葉が邪気によって大きく変化してしまったお話です。

 

野心家の集まる会場に足を踏み入れたら


先日、ある方に用事があって渋谷へ行きました。そこの会場では大勢の人が気功の訓練をしていました。

行きがけに、セリンボン茶園のファーストフラッシュに出会ったあの喫茶店の前を通りかかりましたので、家族もこの“幸せを誘う紅茶”に惚れ込んでいたし、店に立ち寄ってもうひと袋追加で購入してから、その場所へ向かいました。

気功の訓練をしている会場は、思ったより人が大勢いて、たぶん40〜50人は居たと思います。みなさん一生懸命、訓練に励んでいらしたので熱気でムンムンでした。

っていうか、もっと具体的に言うと、邪気でいっぱいでした。

私が氣を扱う訓練をする時は大抵の場合は治療家の方と一緒です。治療家の先生たちは氣のコントロールの仕方をご存知の方ばかりですから、部屋の中が邪気だらけっていう状態にはまずならないです。

私が教鞭をとるクラスの会場でも、私が場のコントロールしているので教室の中が邪気だらけになることなどありません。

ですが、先日お邪魔したその気功の訓練所では、一般人の方が多く特に男性のビジネスマンとか弁護士など専門職の方が多かったので、そんな混沌とした場の氣になっていたのだと思います。

気功師さんの訓練とは違い、金、女、名誉、などを手に入れたいがために、技の一環として気功の訓練をしていたのです。

野心家でアグレッシブな男たちが気功の訓練をしていたわけですから、部屋が邪気で溢れていて当然だったかもしれません。

「こ、これはちょっとヒドイなぁ」と思ったので、邪気まみれにならぬようにと、まずは大切な大切な幸せのお紅茶をできるだけ上の方の空間に置いておきました。

ですが、少したってから一緒に見学していた友人との会話に夢中になってしまい、紅茶が入った袋をつい床に置いてしまっていたのです。

帰りがけにそれに気づいて「あちゃ〜!やっちゃった!」と思ったのですが、すでに時遅し。

若葉のスペシャルな紅茶が無事かどうか心配になりました。  

 

邪気で本当に紅茶の風味が変わるのか?検証してみた

 

恐る恐る、翌朝その紅茶を入れてみたんです。本当に紅茶の風味が変わっているのかどうかを検証するためです。

すると「え?」「うそっ?」「そんなはずは〜!」と思わず声が漏れてしまったほどの状態だったのです。

まず、カップを顔に近づけた時に感じる幸福感?お花畑? 無いです。

口に含んだ時の豊かな春の香しい... はい、無いです。

も〜〜〜、ホントにビックリしました。

氣でお酒の味を変えたりする人もいますが、まさかここまで、お茶のエネルギーが変わり果ててしまうなんて、想像もしていませんでした。

けれども、名門の茶園で有機栽培で手で積まれ、丁寧に出荷された茶葉ですから、さすがに普通の紅茶よりは美味しいですよ。

紅茶として評価するならまぁまぁのレベルでしょう。

でも、でも、まったく別物に変わってしまってました〜!1回目に一袋買ったお茶とは雲泥の差。

邪気まみれになってしまった茶葉はまるで異質の物と化していたのです。

もしかしたら、私の勘違い?風邪ひいて鼻づまり?それとも味蕾がおかしいのか?と、疑う気持もあったから、家族の人たちにも試飲してもらうことに。

 

私以外の人にも試してみたら


まずは、(-◎_◎-) をよんできた。

「これからAの茶葉とBの茶葉で、紅茶を入れますから、飲んでみて」と説明し、座ってもらいました。

はじめに、最初に買った袋から茶葉を出して紅茶を入れました。

「う〜ぅん♡すばらしい!あの例の紅茶だね」と言いました。

そして、次に邪気がいっぱいの気功の訓練会場に持っていってしまった紅茶を入れて出しました。

「あぁ、これもまぁまぁ美味しいね。だけど香りが?薄い感じ?でも味はまぁまぁ良いんじゃないかな。」だって。

その他の人にもブラインドテストを行なったところ、似た様な意見でした。

それでも、まだ疑う気持があったので、例の喫茶店に行って新たにもう一袋購入してきました。

もしかしたら、あの最初の一袋だけが何かの拍子に特上級になってただけかもしれないので。

そして❶一袋目、❷邪気にまみれた袋、❸新たに買った袋、この3つの紅茶の風味を比べました。

その結果、新たにお店から買ってきた3袋目の紅茶も、やっぱり最初の一袋目とまったく同じクオリティーだったのです。

深い春の濃厚な香りに包まれ、超幸せ気分になれましたよ〜。

ということは、やっぱり私の気のせいじゃなかったんだ!

邪気まみれになると、選りすぐりの有機栽培高級茶葉さえも、フツーの紅茶のクオリティーまで下げてしまうことがあるんだ!

あぁぁぁ〜、もったいない!

加工品じゃないので、ずっと永遠に同じロットのファーストフラッシュが買えるわけではありません。

収穫年度が違うと味も微妙に違うし、天候によっては風味が大きく変わってしまうことも。今年のファーストフラッシュは最高だったので私にとっては貴重です。

その貴重な茶葉を邪気まみれにして、芳香もエネルギーも台無しにしてしまいました。

それにしても不思議なのは、茶葉園でも何人もの人の手に触れられているでしょうし、運搬にも仕入れ先にも販売元など様々な人や場所が介入しているはずなのに、という点。

それだけ、あの気功の訓練場がものすごい混沌状態になっていたってことかしら!? ですね。


野心家の邪気は、風味豊かな高級茶葉の品質をも低下させる力がある!ってことか。

生き物や物の持つ情報場って、簡単に変えられてしまうものだなーと、改めて思い知らされました。

だからこそ、日頃からの自己鍛錬がとってもとっても重要なのですよね。

もし気の悪い場所に行かなくてはならない時でも、自分の情報場がしっかり軸のあるものであれば影響を受けにくくなるから。

最後に

 

ちなみに、野心家の方達が悪い気を持っているという意味に捉えないでくださいね。

誰だって邪気を出すことがあります。

例えば、汗をかいたら汗と一緒に毒素が出てきますし、深呼吸でいらないものを吐き出すこともあります。

その会場の広さに対して人口密度が濃かったこと。普段から変性意識に入ってリラクゼーションなどする習慣がなかった人々だったこと。指導者がすごい力を持ったリーダーだったこと。

そんなことが重なって、いらない邪気をばんばん出しつつ訓練に励んでいたのでは。

どちらかというと「私が不用心だったから」こんなことがおきたんだよ、というお話でした!