ウィーンで行われた「開設20周年記念」のイベントは、数日間に渡って行われました。
その中でせっかく遠い国から集まってきたプラクティショナー達のために、ラファエル先生が教鞭をとってくださいました。
スタートは、5月21日22日にマーゴットザイチェックMDによる「フィシオエナジェティック生体化学」の臨床クラス開催。
それに続いて5月23日と24日の二日間に渡り、ラファエルヴァンアッシェD.O.による 『Best of News』というスペシャル講義がありました。
大勢の人が集まるスペシャル講義に使われているホールと、実習室を使ってレクチャーがとり行われました。
床や壁のアイボリー色と、カーテンの鮮やかなカラー、マッサージ テーブルのブルーのシーツのコントラストがまるでコンテンポラリー アートの様に美しかったです。
どの窓からもグリーンが見え、かわいい小鳥のさえずりが 耳に心地よく、リラックスしながら授業が進んでゆきます。
上の写真、ちょっと薄いのですが、右側にあるスクリーンにラファエル先生の手元が大画面で映し出されているのが見えますか?
これなら遠くからでも先生の手元を見やすいですね。
デモをしてるテーブルの側まで 行かなくても、着席したまま先生の手元を見学することができます。 日本での講義の時にもぜひ取り入れたいと思いました。
講義はドイツ語で行われましたが、私はまだドイツ語が理解できないので、キャサリンが隣に座って英語に通訳してくれました。
彼女は小学生からずっと英国スクールに通っていたそうで、英語が完璧!
しかも同時通訳のようにしてくれたので、まったく違和感なく授業を受けることができました。
今、大学の獣医学科の6年生で、フィシオエナジェティックの内容をよく知っていらっしゃる事もあって完璧でした。
卒業したらフィシオエナジェティックを取り入れた獣医師として活躍 したいと言っていました。馬が大好きで3頭も所有しているのだとか。
仲良しきょうだいの写真。左側がキャサリン。誰かに似ていませんか!? マーゴット先生の目にそっくりですね。Dr.マーゴットのお嬢さんです。
右の男性は誰〜だっ??
ラファエル先生の次男坊です。そっくりですね。 IT業界で働いていて主にセキュリティーシステムがご専門だそうです。
講義内容は『脳』や神経系に関するサブジェクトでした。
日本で7月に開催される『脳脊髄・前庭系』と『疼痛コントロール』の 内容が混合されていて、目から鱗の情報が満載であっと言う間に時間が 過ぎてゆきました。
脳が機能する時に必要な栄養素や、ホルモン分泌のために必要な 補充栄養素についての話しもありました。
脳の機能、情報の伝達について、検査する方法を新たに知りました。
アルツハイマー病の方もフィシオエナジェティックを使って検査治療すれば改善されるのでは。
アルツハイマーまでいかなくても「集中力がない」とか「記憶力が低下 してきた」などの症状もこういった脳内の生化学が関係しているので、とても大切な情報です。
最近の子供達はみな予防接種を受けているので、水銀が神経シナプスに からまっている子が多いでしょうから、近年多くなってきたADDや多動症 やアスペルガーなどの症状も、遺伝子が関係していない後天的要素で なってしまったケースでは改善につながるのではないかと思います。
『疼痛コントロール』の講義では、神経伝達物質について詳しく説明が ありました。
身体構造(肉体)の歪みと、精神レベルの問題、経絡、を同時に治療し 痛みを慢性的に認識し続けている脳に影響を与えます。
患者さんの身体が教えてくれる方向に能動的に動いてもらいます。
『AR反応の診かた』『腕長反射テスト』の判断は一番の要となる部分です。
この部分について自信が無い方がいらっしゃいましたら、7月の 講座の時にクラスが終わった後でラファエル先生が時間を設けて手ほどき してくださるそうです。
直接法を多く施していらっしゃる先生方や、強めのマニュピュレーション を日常的に行っている方の中で「ちょっと苦手」とご相談いただいた 事があるので、ラファエル先生に話してみたところ「一番大切な部分 なので時間をとって一緒に練習しましょう!」と言っていただきました。
日本で開催するセミナーは「脳脊髄・前庭系」と、「寄生虫/解毒上級」です。7月の講座に参加できない方も夜のレッスンに是非ご参加ください。
詳しいことが決まりましたら、HPの方に日程や時間を載せます。
*実習室はこんな明るい雰囲気です⇨
*とにかく綺麗だった野に広がる真っ黄色のカーペット⇨