ゆで卵は、ヒヨコが成長するための栄養成分を全て含んでいる、“完全栄養食品”であり“ホールフーズ”です。
ペットの手作り食を勧めている獣医さんのお勧めで我が家でも時々ワンニャン達にゆでたまごを与えています。(関連リンク)丸ごと食べるホールフードを実践する猫と犬とライオンと
昨夜も彼らのご飯、ゆで卵でした。
冷蔵庫から卵を6つ取り出す。そして鍋に水を入れて、沸騰したら5分だけ茹でる。これが良質のタンパク質が破壊されない茹で方です。
あれれ?間違えちゃった。
ゆで卵、6こ作ってしまった。1つあまってしまった “ゆで卵” を見て涙がぽろり。
そうだ、ゆで卵の数は5つでいいんだった。
21歳の愛猫が旅立ちました
今日は、やっとここでご報告させていただこうという気持になりました。
長い間、皆様からご愛好いただいていた我が家の老猫キリちゃんは、2013年10月13日に旅立ちました。
いつも皆様から応援していただいていたのに、ご報告がすっかり遅くなってしまい本当にごめんなさい。
実は、周囲の人達にもずっと言えませんでした。「大往生だったね」とか、「きっと空からいつも見てるよ」とか、言われたくなかったからです。
それらは何の慰めにもならないばかりか、言って欲しくない聞きたくない言葉です。
もちろん言ってくださる方の優しいお気持ちはわかります。だかこそ、周囲の人に言えなかったのでした。
21年余りの間、苦楽を共にしてきたキリは、愛猫というより私にとっては「同志」とか「運命共同体」みたいな、大親友です。
最後まで高貴な態度で立派でしたし、たしかに大往生。けれども、いま隣りにはいないし、喋りかけてはくれません。
キリが旅立ってからも、いつも通りに生活しています。どちらかというと、以前より多忙です。
最初の1〜2ヶ月は、短期記憶障害みたいな症状が起りました。
誰かが喋っていることをしっかり聞いてるのに、何を言ったか覚えていないとか。
この症状は、徐々に改善されてきています。でも、まだちょっと残っています。短期記憶なので、ついこの間のことで記憶がすっぽり抜けてることがあるのです。
それで、時々人様に迷惑をかけてしまう時があるのだけれど、正直に話しをすると「ん。そんなの治そうとしなくっていいよ」「自然のプロセスに任せてさ」と、言ってくださいます。
実際に、キリと離ればなれになった直後の様なヒドさはもう無いし、徐々に普通の状態に戻っています。
そんなわけで、皆様にもご報告しようという気持になれたのかもしれません。
キリが旅立った時は、私の腕の中にいました。
年老いてヨロヨロしていても、自慢の真っ白な美胸毛はそのまま。前夜までご飯もよく食べて、お水も1人で飲んでいました。
キリは最後まで気高い雰囲気を保っていました。
だんだん眠る時間が長くなっていった。
キリは最後に大きく3回深呼吸をしました。
そして、最後にフーっと大きく息をはいて、私の元を去りました。
キリと過ごした最後の1年、いろいろ大変でしたが、生命の神秘を見せてもらったような気がしました。
これからも私の心の中で生き続け、みなさまの記憶の一片にいさせていただくことと思います。
みなさま、これまでキリを可愛がってくださりありがとうございました。
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