23日土曜日の夜は、「フィシオエナジェティック協会本部20周年記念パーティー」が執り行われました。
ウィーン市街にある歴史ある素敵な建物を貸し切って開催されたのですが、建物と調和したガーデンも非常に美しかったので、写真とともにパーティーの様子をシェアします。
20周年記念パーティーに集まった面々
「乾杯!」は、ドイツ語で「Prost プロースト」です!
昼間の講習会に出席していなかった昔の生徒さん達も加わって、総勢150人以上集まりました。
なんと30年以上前からラファエル先生に師事している古い生徒たちもいらっしゃったのです。
頭髪も白くなった大先輩の生徒たちが、嬉しそうに先生を囲み話している。なんだかすごく心和む光景でした。
床から天井まである大きな窓が並び、やわらかな日差しが差し込んでくる会場。
巨大なテラスハウスみたいな、巨大な温室みたいな、あまり見た事がないような建築物でした。
側面のガラス窓がとても多く、壁面のほとんどがガラスです。斜めになっているので、太陽の光がサンサンと室内に差し込んで きます。
こちらウィーンでは、夜9時過ぎまで明るいのです。
よく聞いてみたら、ここは貴族の住まいだった歴史的建物で、この巨大な温室のような広間は、冬が厳しいウィーンで 柑橘系の木々やその他の寒さに弱く冬を越せない木々を、冬の間中 保管しておく部屋だったそうです。
豊かな発想ですね。
私のテーブルに、ウィーンスクールオブオステオパシーで教鞭を とっていらっしゃるオーストラリアのオステオパシー協会の前会長 であった先生がご夫妻でいらしていました。
「昨日まで授業やっていた」と言っておりました。ということは、このイベントと重なって普通の授業もとり行われていたということですね。
いつもながらに本当に忙しいみなさんです。
美味しいオーストリア料理を楽しんだ後、フィシオエナジェティック協会の歴史について写真とともに逸話を聞かせていただきました。
上の写真右にいる小さいご高齢の女性は、その隣に座っているライムンド先生のお母様。
「一番最初の設立当時ね、経理担当が見つからなくて2ヶ月だけワタシ がやっていたのよ!」と嬉しそうに話してくれました。
これまでの軌跡をプレゼンテーション
初めにラファエル先生とマーゴット先生がご挨拶。
続くプレゼンターは、ライムンド・エンゲルDO.が努めました。
先生の話術はすごい。雄弁でありユーモアあふれるお話を聞きながら、笑ったりちょっとウルッとしたり。
プレゼンテーションは、創始者のラファエル先生の赤ちゃんの時の写真からスタートです!
やんちゃそうな子供時代の写真や、髭もじゃの大学時代の写真なんかもありました。
はじめてフィシオエナジェティックを教えはじめた地は、 南スペインの「コスタ・デル・ソル」。
ずっと昔、コスタ・デル・ソルに行ったことがあります。感動的な情景が目に焼き付いている思い出の土地です。私とフィシオエナジェティックと、深いご縁があったのだなぁ。
コスタ・デル・ソルの海岸線を車で走っていると、対岸にアフリカ大陸が見えるんです。モロッコも見えました。
とにかく光りが明るかった 事が印象的で、どこまでも続くまっ黄色の広大なひまわり畑が今でも目に浮かびます。
あんなステキな地を拠点として世界中で学び研究を続け、その地で開業されていらしたんだなーと思うと、今のラファエル先生の在り方 と繋がってきてなにか感慨深い気持にさせられました。
スペインで患者さんだった映画スターの一人。
ある日、予約が入っていたのでラファエル先生は息子さんに「ショーンコネリーさんを迎えに行ってくれ」と頼んだら、「そんな嘘には騙されない」と言って頑に信じてもらえなかった、という笑い話が。
世界中のフィシオエナジェティックを学んでいる生徒さん達の写真も出てきました。みんな素敵な笑顔。
もちろん、日本の生徒さん達の写真も出てきましたよ。
2004年、日本で最初にフィシオエナジェティックを受講してくだ さった先生方とラファエル先生とで記念撮影をした時のショットでした。
めっちゃ懐かしかったです。
当社のスタッフも記念撮影に入っていて、彼女のカーリーヘアーが時代の流れを物語っていましたね。
ライムンド先生による『今後のフィシオエナジェティックの発展』に ついてのプレゼンもめちゃくちゃ楽しいものでした。
2030年までにどんな出来事があって、どんなふうに変容してゆくのか? という未来物語を、ポジティブに面白おかしく話していました。
ライムンド先生はジョークのセンスも抜群。美しく聡明なnewカノジョさんもパーティーに出席してました。彼女もまたオステオパシードクターです。
そして、踊る、踊る、踊る。
ラテン系の国から沢山の生徒さん達がいらしていたので大いに盛り上がりました!
チリやスペインの人達は、年齢性別に関係なくとにかく踊りを 楽しむんですね。ドイツ語でパーテイーが進行していったのですが、スタッフさん の一人がスペイン語に通訳していました。
でも、ラファエル先生もマーゴット先生もライムンド先生も、フツーにスペイン語を話していたので、すごいと思った。
私もスペイン語をちゃんと習い直したいとずっと思っていたけど 、手を付けずにきた。この度、本格的にやりたい!とついに決心!?
チリやスペインの生徒さん達が「こんど遊びにおいで」と言って くれたので、それを目標にスペイン語を習得してマスターしたら ラファエル先生についていっちゃおうかな。
(^^;;(ホンマか!?)
さてさて20周年記念イベントの報告は以上になります。次回からは旅行の記事を書こうと思いまーす!
よろしければまた見にきてくださいね。
【旅の全行程】
*時系列におまとめしてそれぞれの記事に飛べるようリンクを付けました。
お仕事がらみでオーストリアを訪れました。
まず飛行機でチェコにIN。首都プラハでは元修道院だった歴史ある建物を修繕してホテルとして使っている所に宿泊しました。素晴らしきエネルギーに溢れたアンティーク鑑賞としての価値も高い場所で大満足です。
プラハの街を巡ってみて、お気に入りの街の一つになりました。プラハ城を見ながらブラブラお散歩。古いお茶カフェや絵本屋さんがあり、ずっと滞在したくなったほど。
プラハで出会ったワンちゃんと石畳の写真シェアします。
プラハからバスで行くオプショナルツアーに参加し、チェスキー・クルムロフという小さな街を散策。そこでは貴族のお城も見れました。
その後、車窓から一面まっキイロの美しい菜の花畑を眺めながらウィーンへ入りました。
ウィーンでは今回のメインイベントである大きな記念式典に出席したり、オステオパシー大学院を訪問し、フィシオエナジェティック自然療法の講義を受けたりと、楽しい時間を過ごせました。さらに仲間の素晴らしいレストランを訪問(現在は閉店)。
合間をぬってササッとセグウェイに乗って市内観光。コレめっちゃ楽しいです。ヴァッハウ渓谷のクルージングにも参加できました。渓谷の合間をぬっていくと川岸の左右に現れる美しいお城やお屋敷が美しかった。
もちろん、ウィーンでもお散歩中のワンコたちを撮影。
最終日はウィーン市内にある大きな市場を探索したり、小さなスーベニアショップで素敵な食器に出会い、スープ皿と大皿とマグカップを購入。プラハでもティーセットを買っていたため飛行機は超過料金かかっちゃいました。