今回のオーストリアとチェコを巡る中欧の旅で、フィシオエナジェティック20周年記念パーティーに出席できたことは大きな喜びであり確かな収穫を手にした旅となりました。
その次に「この旅はラッキーだったな〜」と思ったこと、それは、中欧では「ホワイトアスパラガス」が旬の季節だったことです。
日本で口にするホワイトアスパラガスとは別物です。単体で十分ゴージャスな一皿となるくらい、豊かな味わいがあるのが特徴です。
私の尊敬する師匠が「持ってる知識のアウトプットの力を高めるためにブログを書け」と言っておりました。同時に、「でも食べた食事のブログはダメ。煩悩の表出でしかないじゃん」と。
私の煩悩がむき出しにならないように注意しつつ、今日は渡欧したときに知った、ホワイトアスパラガスにまつわる「驚きの事実」についてシェアーさせてください。
5月はホワイトアスパラガスが旬
中欧では5月はホワイトアスパラガスが旬の時期。
地元の人にすすめられて食べたら、とっても気に入ってしまい、結局ほとんど毎食事にホワイトアスパラガスを食べて しまいました。
ホワイトアスパラガスにピッタリの薄味のソースがからまっていたり、 アンチョビのようなシンプルな塩味だけで味付けがされていたり、 生ハムが巻いてあって、それをオリーブオイルで焼いてあったり。
どんなバリエーションも、旬のホワイトアスパラガスが主役となり、 ほんとに美味しく舌を楽しませてくれました。
どの一品もジャガイモが添えてあるので、一皿でお腹がいっぱいになります。
アジア人はホワイトアスパラガス消化酵素を持ってる
現地に住むラファエル先生に「私、毎食ホワイトアスパラガス食べてるんだ」と言ったら、面白い話を教えてくれました。
「ヨーロッパ人はホワイト アスパラガスを毎日食べると「尿」の出が悪くなってしまうから、食べ過ぎはNGなんだよ」
続けて、
「でも、アジア人はホワイトアスパラガスをよく消化できる身体だから、 そうはならないので、Kaoriは毎日食べても大丈夫だよ」
わっ、これ初耳!
日本ではホワイトアスパラガスを毎日食べる習慣もないし、みんな消化には困らないから、これまで問題にもならなかったんでしょうね。
アジア人はホワイトアスパラガスを消化するための消化酵素を持っている。
こんな情報、まったく知りませんでした。
しかも自分が、こんなに美味しいものを毎日食べても大丈夫な身体を持っていたなんて!なんだか嬉しい気持になりました。
こちらに来て、何度目かのアスパラガスを食べている時に思い出した のですが、むかし私の両親が、オーストリアやドイツを旅行した時の話しをしてくれたことを思い出しました。
「山盛りのホワイトアスパラガスが美味しかった! 」「あれは忘れられない味だ」と、嬉しそうに話していたんです。
さすが親子で嗜好が似ている!?
いやいや、この美味しさは格別だから、きっと多くの人がそう感じるはずです。
ドリンクは紅茶キノコ、え?
話しは変わりますが、上の写真に写ってるピンク色のラベルの茶瓶の 飲み物は、Kombucha(コンブカ)というものです。
一緒に食事をしたステファニーさんがそう発音していたのですが、これコンブチャ(昆布茶)ですね。
今、欧米の健康に気遣う人々や、ナチュラルな生き方をめざしている 人々などの間でブームになっている飲み物です。
アーユルベーダなど自然療法を提供しているセラピストでもあるステファニーさんに教えてもらって、はじめて飲んでみました。
Kombucha(コンブカ)は、発酵茶なのだそうです。茶葉を発酵させるのではなく、煮だしたお茶を発酵させたものだとか。
ようするに、むかし日本で大流行した紅茶キノコに似ている感じでしょうか(というか紅茶キノコそのものですね)。
菌はコンブカ菌を使うと言ってました。
ジンジャー、ライム、ラズベリーなど、ほのかに果実の味がついていて軽い炭酸飲料です。
なかなか気に入りました。
発酵飲料だから、腸内に善玉菌が増えるということで、健康維持に良いと話題になっているのだそうです。
日本に逆輸入されないかしら!?
さいごはデザートでしめる
最後の締めはやっぱりデザート。
これはオーストリアの伝統的なスィーツなんだそうです(名前忘れた!)。
スポンジ生地に少しチーズが混ざっています。
ソースはナチュラル な風味のプルーンを煮詰めたもの。
そのままスプーンですくって 食べられるくらいに甘さがひかえめで、ママの手作りの味って感じ、美味しかった〜。
またホワイトアスパラガスに出逢いたい
そんなこんなで、仕事も兼ねたオーストリア・チェコの旅路でしたが、思いがけずホワイトアスパラガスを思う存分、堪能させていただきました。
朝食にランチにディナーに、ホワイトアスパラガス三昧のヨーロッパの旅、またいつかの5月に決行したいです。ぜったいします!
これ一緒にやりたい人、いますか!?
【旅の全行程】
*時系列におまとめしてそれぞれの記事に飛べるようリンクを付けました。
お仕事がらみでオーストリアを訪れました。
まず飛行機でチェコにIN。首都プラハでは元修道院だった歴史ある建物を修繕してホテルとして使っている所に宿泊しました。素晴らしきエネルギーに溢れたアンティーク鑑賞としての価値も高い場所で大満足です。
プラハの街を巡ってみて、お気に入りの街の一つになりました。プラハ城を見ながらブラブラお散歩。古いお茶カフェや絵本屋さんがあり、ずっと滞在したくなったほど。
プラハで出会ったワンちゃんと石畳の写真シェアします。
プラハからバスで行くオプショナルツアーに参加し、チェスキー・クルムロフという小さな街を散策。そこでは貴族のお城も見れました。
その後、車窓から一面まっキイロの美しい菜の花畑を眺めながらウィーンへ入りました。
ウィーンでは今回のメインイベントである大きな記念式典に出席したり、オステオパシー大学院を訪問し、フィシオエナジェティック自然療法の講義を受けたりと、楽しい時間を過ごせました。さらに仲間の素晴らしいレストランを訪問(現在は閉店)。
合間をぬってササッとセグウェイに乗って市内観光。コレめっちゃ楽しいです。ヴァッハウ渓谷のクルージングにも参加できました。渓谷の合間をぬっていくと川岸の左右に現れる美しいお城やお屋敷が美しかった。
もちろん、ウィーンでもお散歩中のワンコたちを撮影。
最終日はウィーン市内にある大きな市場を探索したり、小さなスーベニアショップで素敵な食器に出会い、スープ皿と大皿とマグカップを購入。プラハでもティーセットを買っていたため飛行機は超過料金かかっちゃいました。